見出し画像

アキのエッセイNo.179ー精神、発達障害の健康診断的スクリーニングがあっても良いよね

こんにちは
アキです😆

私は
精神、発達領域の
就労支援に従事したいと考え
精神保健福祉士を目指し
通信を受講しています。

現在の
障害者就労支援において

その当事者の方のニーズや想い
強みやスキルに合せて
支援することの重要性を感じていました。

障害者だからと
一括りに
単純なルーティン作業を提供し
それに適応していれば良いのか?

それは違うと
今もその意見は変わりません。

ただ
今日の出来事で

そこに+αして
思ったことがあります。

うちの施設に
最近は行った新人さんで
介護志望なのですが

うちの清掃部門の仕事を
やることになったそうで

本人と色々話してみて
何でだか
何となく分かりました。

おそらく
介護スキルも
理解力も
判断力も
乏しいのでしょう。

おそらく
発達障害系の感じがしました。

あくまでも
福祉、医療について学び
その経験に基づいた評価です。

偏見ではありません。

話の内容は伏せますが

明らかに
彼女には
周囲の理解や
合理的配慮が必要な対象
だと感じました。

清掃に回されたのも
職場からの合理的配慮なのでしょうが。

少なくとも

健常者として
普通に働くのは
本人の理解力やスキルからして
難しい
ですし

職場も
彼女をどう扱い
対応すれば良いか悩む
と想います。

実際
そうなっていますし。

そういうパターンって
彼女だけじゃなく

結構
他にも沢山
あると思うんですよね。

障害者雇用とか
福祉的就労により
働いている人
って

まず
「本人が障害を理解、受容している」

「家族など周囲が理解、受容している」

少なくとも
「本人が障害を理解、受容している」
パターンなんですよね。


後者のパターンは
「自分を客観視して
自分に障害があると自覚
何に困り感があって
何に課題があるかを
ある程度理解出来ている人」です。

でも
そういう人って

そうでない人よりも
圧倒的に少ないと思うんですよね。

客観視が出来ず
自分の困り感や課題をある程度理解出来ない人が
支援を受ける場合は

本人が
支援の必要性を感じていなかったり

仮に感じていたとしても
支援の求め方が分からなかったり

自力では
支援に結びつけることが難しい
ですから

家族など
周りが支援の必要性に気付き
本人を受け入れ、理解する必要があります

そして
家族など周囲の受容、理解を経て
本人も
何となく支援が必要なのかなと理解し
支援に結びつくという流れが出来るのかと思いますが

でも
そのパターンで支援に結びつけるにしても

そもそも
「家族など周囲」が
本人の障害や
支援の必要性に気付かず
問題が放置されているケースが
多い
気がします。

まだまだ日本は
精神障害や発達障害の理解が
及んでいない印象があります。

なので
もっと世間に対し
障害について正しい知識を普及させ
合理的配慮など適切な対処について
啓発していく必要がある

日頃から感じています。

それも
今日
感じたのですが

障害者支援について
本人や家族、職場が
求めるのを
単に待つというスタイルが
そもそも良くない
と思うのです。

支援を措置にすれば良い
という訳ではありませんよ

本人の意志に基づかない支援は
そもそもあってはなりませんから😅

問題が
潜在的に発生している対象者を
発見し

その対象者の
課題や問題のレベルや
作業スキル
理解力等を評価し
(もちろん任意で)

どの支援がふさわしいかを
判定し

それを対象者や家族等に
通知して

希望があれば
支援を行う(任意性)

というシステムがあっても
良い
と思うんですよね。

つまり
健康診断で
身体機能の問題をスクリーニングするシステムがあるなら

精神や発達障害
作業スキル等を
健康診断的に
評価し

課題や問題があれば
それを提示して

任意に基づいて
支援を行う

というシステムがあっても良い
思うのです。

そして
支援提供を希望する際に

どのような支援が必要かを精査し
その人のスキルや
理解判断力に基づいた
支援を提供
する。

支援は
本人のニーズや想いを尊重するのが基本です。

しかし
支援を希望し
選択するにしても
ある程度の正しい知識と理解が必要です。

支援を提供する
支援を選択する材料として
精神、発達障害における
健康診断的スクリーニングがあっても良いのかなと
私は考えます。

もちろん
支援を強要するのは
あってはなりません。

そこを注意しながら
上記のような仕組みを作っていけると
良いのかなと思いました。

という
支援者志望の専門学生の思いつきの記事でした。

最後までお読み下さりありがとうございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?