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チラシ配りってこんなにも大変で

「チラシ100枚、印刷所に頼んで2000円だった!」

そう報告が入って、高いのか安いのか相場も分からないまま私は千円札を出した。

まぁ、ゲーム制作中の間に全部配ればいいんだ。なんなら横浜ハンドメイドマルシェは沢山人が来るんだから、沢山貰ってもらえるはず。無料だし。そうタカをくくっていた。

結果、在庫は半分ほど残った。
「自分達なら1回の参加で全部配れるなんて!」と、なんとも奢っているのだと現実に叩かれた。

このチラシ達には自分のお金が掛かっている。
それがへんな焦燥感を与えてくる。

さっそく次のマルシェを探した。
残念ながら夏~秋にかけての絵本と小説を売れるようなマルシェは皆もう枠が埋まっていた。

毎年夏に大型イベントを企画する知り合いの人達も今年はやるかどうかまだ告知がない。

じゃあ知り合いに片っ端から配らねば!と思って留まる。
今のチラシは「リリース日未定だけど、ゲーム制作中だよ!」といったふんわりとしたもの。
つまり、「魔女に会った日」を知らない人に向けた「頑張るから少しでも興味を持ってください」といった手紙。
リリース後、LINEで連絡取れる人達に今のチラシを配ってもくどいだけ。

自分のお金が掛かっているだけでこんなにも「どうにかしなきゃ」ってなるのか。
演劇界隈で腐るほど見るチラシには全く興味すら持たないのに。なんとも浅ましい私の一面を知る。

現実なんてどう転ぶか分からない世界。
自分の頭で先の展開を考えようなんてしているのは壊れた電卓で計算しているのと同じ。

少し、落ち着こう。


今後の活動に使わせて頂きます。