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空と鳥と刀鍛治 京都 粟田神社(前編)

今日は、以前行った「粟田(あわた)神社」をご紹介。

粟田神社は、少し坂の上にあるので
石段を上らないといけないのですが
実はここ、上からの眺めがすっごくいいんですよ~!
今回はそちらの景色の写真も載せたいと思います。
お楽しみに♬

粟田神社は京都市東山区にあります。

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こちらが「第一鳥居」

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ここは粟田口という地名ですが

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この場所は京都の東の出入口であるため
古代東山道・東海道を行き来する人々は旅の安全を願ったり
道中の無事を感謝して粟田神社にお参りをしていました。

このことからいつしか「旅立ちの守護・旅行安全の神」
として知られるようになったそうです。

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ゆるく坂道になっています。

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こちらが「第二鳥居」
ここからは石段になります。

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鳥居の前に説明書の立札が。

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粟田神社は、876年(貞観18年)に創建されました。

粟田神社は旧粟田口村の産神様であり、江戸時代までは「感神院新宮」
あるいは牛頭天王(ごずてんのう)を祀ることから
「粟田天王社」「粟田八大王子社」と呼ばれていたそうです。

そういえば、三条通に面した鳥居には「粟田神社」とありましたが
石段前の旧三条通の鳥居には「感神院神宮」の文字が。

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不思議に思っていたので、わかってすっきりしました!

では石段を上っていきましょう。

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上りきる手前で、御神馬がお出迎えしてくれます。

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そして到着。

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右手には社務所があり

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中央には拝殿があります。

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こちらの拝殿の屋根は「桧皮葺(ひわだぶき)」というそうです。
この桧皮葺というのは、桧の皮を精製した材料を
竹釘を使って打ちとめていく屋根建築の工法で、他には
京都御所や清水寺にもこの工法が使われているそうですよ。

こちらが御本殿です。

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現在は主祭神として
・建速素戔嗚尊(たけはやすさのおのみこと)  (牛頭天王)
・大己貴命(おおなむちのみこと)
をお祀りしています。

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ちなみに先程の牛頭天王という神様は、昔は多くの神社で
祀られていました。
明治初頭に神仏分離令により、牛頭天王を祀る神社は
「建速素戔嗚尊」に祭神の名前を変えたそうです。
また私は知りませんでしたが、大己貴命とは大国主命のことなんですね。

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後編では、境内の色々な所を詳しくみていきたいと思います。


つづく。


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