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2022年のスタートアップに関するニュースまとめから見た「スタートアップ元年」とは

この記事は【#PRLT(Lightning Text) Advent Calendar 2022】の第16日目(12月16日分)にエントリーしています。

はじめまして。プライバシーテックスタートアップAcompanyで広報をしているはまだ🐧(Twitter)です。#PRLTのアドベントカレンダーはじめての参加となります!みなさま、よろしくお願いします。

軽く自己紹介をしますと、前職は日刊工業新聞社の記者を2年半ほど経験。その後取材先でもあったAcompanyへ2021年10月へ入社。そこから広報というキャリアを歩み始めた、まだまだ2年目の広報です。
また副業で、FastGrowの週刊スタートアップ通信にて毎週のトピックとなったスタートアップに関係するニュースを紹介する記事を執筆しています。

詳しくは、13日目にアドベントカレンダーを書いているTENTIALのすけさんのpodcastで語っているので、気になった方はぜひ聞いてみてください!

前置きはこれくらいにして、本題にはいります。

2022年、スタートアップは世間から注目を集めた

11月、岸田内閣は「スタートアップ育成5か年計画(仮)」を発表しました。2022年は「スタートアップ創出元年」であり、今後日本からたくさんのスタートアップを創出する…。そう、国がスタートアップ育成強化の方針を明示した年になったのです。
詳細はダイヤモンドシグナルさんの記事を読んでみてください

確かに、国の動きを含め、2022年はスタートアップがマスメディアからかなり注目された年なのではと肌で感じています。
例えば、日本経済新聞の「スタートアップ」に関係する記事は、現時点(15日)で4,426件。(あれ、去年の方が多いのか、、)

一方で、TechCrunchが日本から撤退(もう9ヶ月も前の出来事なんですね…)。本当に激動でした。

と、スタートアップに関するニュースが(なんだかんだ)多かった2022年。FGで毎週のようにスタートアップのニュースを観察してきた人間として、ここからは独断と偏見で、1年間のスタートアップニュースを振り返っていこうと思います。

1月_SmartHR創業者の宮田氏がSOの新会社設立

2月_TechCrunch Japanがサイト閉鎖を発表

3月_ZIZAIがDMMに株式を譲渡

  • 【本】『ベンチャー・キャピタリスト』発売

4月_上場延期と調達リリースラッシュ!道路交通法改正は、スタートアップロビイングの成功事例となった

  • 道路交通法改正で、運転免許なしでも電動キックボードを利用できるように!

5月_150億円調達のUPSIDERに注目!

6月_資金調達リリースが盛り上がる!政府のスタートアップ支援も強化

7月_ティアフォーがシリーズBで121億円調達を発表(すごい)

8月_資金調達リリース続く!oViceやGaudiy

9月_Figma買収と、引き続き資金調達リリースのラッシュ

10月_「100話で心折れるスタートアップ」完結がやっぱり大きい

  • 「100話で心折れるスタートアップ」完結

11月_スタートアップ育成5か年計画と、ユーザベース上場廃止と資金調達と

12月_日経のNEXTユニコーン調査発表!スタートアップの平均年収650万円という結果に!

まだまだあと2週間も今年はある!!!

まとめ

今年も残すはあと2週間。駆け込みで大きなニュースリリースがあるかもしれませんが、2022年のスタートアップリリースやバズったnoteをまとめるとこんな感じでした(めちゃんこ大変だった)。
今回まとめてみて思ったことは

  • 政府によるスタートアップ支援の増加

  • M&Aが増加

  • デットファイナンスリリースの増加

  • 1-2月と4月は気持ちリリースが少なかった

  • 冬の時代と言いつつ、資金調達リリースは安定して出ている

  • が、やはり冬の時代。新規上場は少なめ

  • ブームはブームを呼ぶ

  • TechCrunchの閉鎖はやっぱりインパクトが大きい(泣)

  • 日経の掲載にスタートアップのニュースリリースが完全に左右された

でした。
1年間を俯瞰してみてみて、もしかしたら来年のPR戦略に活かせるかもしれません。

ではでは。長文のお付き合い、ありがとうございました🙇

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