めんどくさがり屋のひとりごと①「モチベーション」
今年初めに、「執筆宣言」と銘打って小説の執筆をここで行っていくことを話した。とても阿呆らしいほどに大口を叩いた。
それから7ヶ月経った。
UPした小説の話は4話で止まっている。自分でも驚くほどにのろい。と言うか、サボり過ぎである。
特に弁解するつもりは無い。強いて言うなら、自分の言葉をどれだけの人が眼にしているのかが判らなくなり、徐々にモチベーションが失われていったのである。
偏に、私の紡ぐ言葉が他の人の心に響かなかったということに尽きる。それ故に、いいねの数が付かなかったのだろう。
もう一つ言うのなら、私の創作頻度の間隔があまりに広くなりすぎて、徐々に楽しみにしていたかもしれない人の心を失望させてしまったのかもしれない。誰に対して謝っているのか判らないが、本当に申し訳ない。
考えれば、小説家やエッセイスト、評論家などの書き物を生業にしている方々は、どれくらいの人が自分に興味を持っているのか判らないまま自分の言葉を世に放っている。果てしなく孤独な作業である。
自分の中にある自分自身と向き合い、闘い、そして生み出す。私にはその孤独と向き合うための覚悟が圧倒的に足りない。私は自分自身を信じ切れていないのである。自分の言葉が世界を変えるだなんて、おとぎ話なのだ、と心のどこかでは感じているのだ。
そんな人間に、果たしてこの先未来はあるのだろうか。きっとこのままうだうだ過ごして、チャンスの女神の前髪を掴み損ねて行くのだろう。
そんな状態から脱却してモチベーションを低下させないためにはどうすればいいのか考えた。ご飯を食べるとか、睡眠をしっかり取るとか、色んな人と出会うとか色々浮かんでは消える。けれど、継続的に書いてゆくこと以外に相応しいと思える方法は浮かばないし、これが一番の答えなのだろう。
どんなに稚拙だろうと、物語を完結させない限りはそれは「作品」とは言えないし、誰からも評価なんて貰えるわけは無い。私は評価されることが、「諦めなさい」と見知らぬ誰かから肩を叩かれることが怖いのだ。だから、私はこのような状態をズルズルと続けているのだろう。我ながら、呆れるほどの逃げ腰だ。
こんな感じにずっと「だろう」と明確な答えを持てないまま、今日も私は自分のやるべきことややりたいことから目を背けてサボり続けるのであった。
……さて、グチグチ自分勝手に言ったことだし、誰にも見られていないことだし、書くか。
と言うわけで、今週末に最新話を載せられるように奮起することにする。
けれど眠くなったので、また明日に……それじゃダメじゃん。
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