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モラハラ夫から離れられないときに、気持ちを楽にする方法

モラハラパートナーをお持ちの皆様、日々お疲れ様です。モラハラカウンセラーのねこねこです。

記事は基本的にモラハラ夫を想定して書いておりますが、モラハラ彼氏やモラハラ妻をお持ちの方は夫の部分を彼氏・妻に替えて読んでいただければと思います。

モラハラ加害者から離れられない

モラハラを受けていることを理解していても、離れられないというケースは多々ありますよね。

例えば、まだ加害者のことが好きだったり、見捨てられないと思ったり、結婚している場合は、離婚というハードルが高く感じたり、子供や経済的な問題があったりなど。

毎日のように浴びせかけられるモラハラ攻撃と、離れられない状況の板挟みにあって悶々として辛くなってしまう・・・。イメージとしては中腰で米俵を持って耐えているような状況でしょうか・・。

そんな状況が続くと、あなたのメンタルはどんどん弱っていき、最後は壊れてしまいます。

では、少しでも今の状況を楽にするために出来ることは何でしょう。

モラハラから生まれる板挟み

今の状況を良くするために、相手(加害者)を変えるというのは難しいお話なので、あなたが少し何かを変えることが早い方法です。

こういうと、モラハラ被害者の方は、とても忍耐強く責任感が強い場合が多いので、「自分のここがダメなのかな」とか、「これが足りないのかな」など、考えられるかと思うのですが、その自責の思考は一旦忘れてください。

モラハラ被害に加えて、自分で自分を責めてしまうと、どんどん辛くなります。

なので、別のことを考えましょう!

今変えると良いのは、あなたの未来の見方です。

きっと、今あなたの頭の中は、我慢してモラハラ加害者と一緒にいるか、勇気を出し、様々なものを失うリスクを取っても離れるか、その2択になっているのだと思います。

そして、その選択を自分がしないといけないというところに、重圧を感じるのでしょうし、悶々とされ、ストレスになっているのだと思います。

それって、あなたの行動や選択によって、あなたの未来が変わるから、より良い未来を得るために、将来後悔しないために悩んでいるということですよね。

選択の結果に捕らわれない

例えば、今モラ夫と別れるという選択をすると、
→やはり自分はモラ夫が好きだったと後悔し、一生1人で暮らす
→寂しくてモラ夫と復縁したくなる
→モラハラしないパートナーに出会い幸せな人生を送れる
→心が自由になり、1人で幸せに暮らせる

などなど、幸せな未来も不幸せな未来も想像できますね。けれど、未来のことは誰にも分からないので、どんな良いこと、悪いことが起こるかはわかりません。

ただ、毎日私たちはいくつもの選択をしていて、その積み重ねで人生が出来ているのは確かです。

でもね、未来の最終決定権が自分にないのだとしたらどうですか?

未来は予め決められていて、私たちは生まれてから死ぬまで、すでに決まっているゴールに向かって進んでいるのだという考え方です。

ちょっと前に芦田愛菜ちゃんもこんなことを言っていましたね。

「自分に人生の最終決定権があると思うと、後悔することもあると思うので、結果が決まっていて、自分はそこに行くための方向を選んだっていうことだと思います」

このように考えると、少なくとも選択について悩むのは無駄と言えますよね。だって、結果は決まっているわけですから。

きっと、モラ夫から離れるのがあなたの人生のシナリオだとしたら、あなたのなかでタイミングがきたら離れるのでしょうし、ずっと一緒にいてモラハラに耐え続けるのがあなたの人生のシナリオなのであればそうなる。

それだけのことなのだと思えますね。

必要な時に取り入れて

私は、人生のゴールが決まっているという考え方が全てだとは思っていません。

ただ、この考え方を必要なときに取り入れることが大切だと思っています。

モラハラ被害に合っているときは、それだけで大きなダメージを与えられています。そこに加えて、自分で自分にダメージを与えてしまうのは得策ではありません。

モラハラの辛さと、それなのに行動できない自分の板挟みに合っているときは、ぜひ人生のゴールは決まっている。最終決定権は自分にはないと思ってみてください。

そうすれば、少なくとも行動できない自分を責めてしまったり、悶々とする気持ちは無くなり、板挟み状態からは解放されます。

モラハラ加害者を変えるのは限りなく不可能に近いことです。だけど、あなたはいつでも変われます。まずは、板挟みからあなたご自身を解放してあげてくださいね。

今日も本当にお疲れ様です。

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