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モラハラを受けているかも?と思ったときに考えてほしい3つのステップ~その2

こんにちは、モラハラカウンセラーのねこねこです。

「モラハラを受けているかも?と思ったときに考えてほしい3つのステップ」は、こんなことを思っている方↓を対象にしています。

・夫(彼氏)といるとなぜかつらい
・うちの夫(彼氏)ってモラハラな気がする‥
・もしかしたら自分はモラハラを受けているのではないか‥
・でも、モラハラかどうかはわからないし‥
・(夫が言うように)自分がおかしいのかもしれないし‥
・人のことを勝手に決めつけるのも良くないと思うし‥

もし当てはまるものがあれば、ぜひ続きを読んでくださいね。

さて、前回は、モラハラを受けているかも?と思われたときに、一番最初にしていただきたいことは、「自分はモラハラを受けている」としっかり自覚していただくことだとお伝えしました。

この自覚無くしては、前へ進まないどころか、ますますモラハラの餌食になり、自己肯定感がどんどん下がっていきます。

なので、自覚は絶対に大切です!!

今回は自覚ができたそのあとはどうすれば良いのかという内容を書きます。

ズバリ、次にするのは、昔の自分(本来の自分)を思い出すことです。

モラハラにより消されていった本来の自分

モラハラを受けていると、本当の自分がスッカリ分からなくなってしまいます。

なぜそんなことになってしまうのかというと、モラハラの根底には加害者から被害者への
・人格否定
・人としての尊厳の踏みにじり

があるからです。

被害者は自分を根底から否定され、尊厳を踏みにじられ、加害者のサンドバックとして存在するように調教され続けてきたわけです。

その中で、被害者の本当の自分というものがボコボコにされて、抑え込まれて、あなたの中からどんどん消されてしまいます。

そのため、
・自分が本当はどんなことやものが好きで
・自分が本当は何をしたくて
・自分が本当は何が楽しいのか
などが分からなくなってしまいます。。。

これって、とっても怖いことです。

なぜかというと、自分の本当の気持ちが分からないと、自分主体で将来を考えることが出来ないからです。

モラハラが嫌だから行動しようと思っても、どうすればいいのか(被害者の方の思考ではどうす"べき"かと考えることが多いです)よくわからず、その時点で思考停止してしまうのです。

そうすると、ただひたすらモラハラに耐えるのみという修行のような生活延々と続くことになってしまいます。

なので、きちんと自分の気持ちに耳を傾けて、自分はどうしたいのか、何を望んでいるのか、モラハラを受ける以前のように考えられるようになる必要があります。

モラハラに迫害された本当の自分の取り戻し方

では、モラハラによってボコボコにされた本来の自分はどうやって取り戻せば良いのでしょう?

正直、自分をしっかり取り戻すのにはかなり時間がかかります。しかも加害者と同居したままだとなかなか難しいという側面もあります。

なので、はじめの段階では今の自分は、本来の自分ではないと自覚することが大切です。

よくよく思い出してください。モラハラ前のご自分は今よりもエネルギーに溢れていませんでしたか?もっとはつらつとしていませんでしたか?

多くの被害者の方は、自分に自信がなくなっています。この自身の無さこそが、加害者のもとに被害者をつなぎとめている鎖です。

しかし、今鎖でつながれているのは、本来のあなたではありません。

加害者によってボコボコにされたために、仮の姿になってしまっているあなたです。本来のあなたはもっとエネルギーに満ちていて、自分で考えて行動が出来たはずです。

そして、本来のあなたはいなくなってしまったわけではなく、あなたの中にまだ残っています。あなたは本来その鎖を外し、自分の好きな方向へ歩いていく力があります。

その力があるということを思い出すこと、本来の自分を思い出すことが、モラハラに対処していく土台になります。

なかなか本来の自分を思い出せないという場合は、先に今の自分を癒すために、一度このようなイメージをしてみてください。

鎖につながれてサンドバックになっている友人がいます。あなたはすぐそばにいます。その時にあなたはその友人になんという言葉をかけますか?どう接しますか?

その時にかけた言葉をそのまま自分に向けてやさしく伝えてください。

ここであなたが友人にかけた言葉は、本来自分にかけると良い言葉です。心が癒されるまで何度かやってみて、その合間に昔の自分ってどんな感じだったかな?と考えてみてくださいね。


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