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モラ夫との結婚生活を続けていくために必要な考え方

こんにちは。ねこねこです。

今日はモラ夫との結婚生活をなんとか続けていきたいと希望される方へのお話です。

結論から言いますね、モラ夫が変わることはないので、あなたがモラ夫のペースや、夫が作り出したモラハラ劇場から外れていくことが大切です。

そのために、どうしていったら良いのかをお話しします。

とにかく感情で反応しない

モラ夫は非常に理不尽なことを言ってきます。妻は、モラ夫の発言に対して「え?なんで?」と思って、その反発が表情や言葉に出てしまうことが多々あると思います。

この「え?なんで?」こそ、モラ夫が欲しかったものなので、あなたがその反応をした瞬間に、モラ夫のペースにはまります。

モラ夫との会話で考察

妻 そろそろ子供の習い事の時間だよね?今日はあなたが送る番だったと思うから、よろしくね。

夫 わかった(動かない)

妻 遅刻しちゃうから、そろそろ本当に準備しないと。

夫 無言(たらたらと準備風な行動をする)

妻 もう時間だよ?間に合わないなら私が連れていくけど

夫 準備してるのが見えないわけ?

妻 わかるけど、時間が、、

夫 あーあ、こっちはちゃんと準備してるのにガタガタ文句ばっかり言われて、行く気無くなったわ。

妻 そう、じゃあ私が連れていく

夫 いや、俺は子供と遊びに行くから

妻 え?なに言ってるの?習い事あるから、、

夫 前々から子供が習い事いやがってたから、かわいそうだと思ってたんだよ。

妻 嫌がっていないと思うけど、、

夫 嫌がってるから。じゃ、遊びに行ってくる。

妻 え、、、

結局、妻が子供の習い事に休みの連絡をし、夫は子供と遊びに出かける

これ、わかりますか?

大前提として、自分のことしか考えていないモラ夫は、子供が習い事をする価値よりも、自分が付き添う労力を気にしています。

しかし、約束で付き添いは交代制ということになっています。その上で、めんどくさいから行きたくないをどこまで通すかという駆け引きがなされています。

その結果、今日習い事をお休みするだけではなく、習い事そのものを辞めさせるところまでイケると夫に思われ、攻めこまれています。

これは、ひとえに妻が夫のペースに乗った結果です。

モラ夫とあなたの中にある、そもそもの意見の対立

まず、妻の中には「ある程度育児に参加して欲しい」という気持ちがあります。それで当番制で子供を送るということになっていたのだと思いますが、夫の思惑は常に「めんどうなことは妻に押し付けたい」です。

この2つが目指すものって、そもそも対立していますよね?

ある程度育児に参加するというのは、夫側からみたら、育児にまつわるめんどうなことをやらないといけないわけですから。

なので、夫はそこを潰しにかかります。

しかし、ただ単に「やらない」と言ってしまえば、明らかに自分がなんの理由もなく約束を破る悪人のようになってしまいます。

モラ夫は自分が悪いと判断されることが大嫌いです。大嫌いというより、もはや恐れているレベルです。

そのため、悪いのは妻という風にしないとならないわけです。

冒頭の会話でいうと、まず夫は「送りをするために準備をしているのに、妻がそれに対して文句を言ってきた」故に、「自分は気分を害したので、今日送りをするきがなくなった」という立場を取ろうとしています。

そこに加えて、妻が結構食い下がってきているのをチャンスと捉えられ、「あ、そうだ、この感じなら、自分は習い事そのものに反対の立場を取ろう。そうすれば、今後、反対している自分き送る義務は無いと言える」と考えられているわけです。

では、どうしたら良かったのでしょうか。

感情ではなく対立構造の調整を第一に

これはですね、そもそも対立していた「ある程度育児に参加して欲しい」という気持ちのレベルを、妻が少し引き下げておき、「夫はめんどくさいことを常に自分に押し付けたがっている」という現実をある程度受けれると良いと思います。

自分の感情より、今ここで起きている対立に対して、落としどころをあらかじめ持っておくイメージです。

そうすると、冒頭の会話でも夫が送ることにこだわらなくなります。夫が約束を破りそうだと思ったら、「今日は忙しそうだから、私が送るね」と一言だけ言って、子供を送ってしまえば良いのです。

これにより、少なくとも「俺は習い事に反対だ。だから、今後も送る必要はない」というところまではいきませんし、なにより夫にこれ以上ナメられません。

モラ夫は自分のペースに妻が巻き込まれているのを確認し、妻のことをナメてかかって支配を強めます。

それを、「自分の理不尽なわがままは通せたけど、思っていた展開と違う」とすることにより、夫が支配可能だと考える領域を減らしていくのです。

この夫が支配可能だと考える領域を減らしていくという考え方は、モラ夫との離婚しないでやっていこうと思ったときにはとても大切になります。

ぜひ試してみてくださいね。



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