久石譲さんの音楽

よく聞いたことあるメロディだけど、曲名を知らないことが多い。

久石譲さんの名曲は特にそう感じる。

:人生のメリーゴーラウンド:


これはハウルの曲。

メリーゴーラウンドって最初は外で待ってくれてる祖母に手を振ってわーとかふーとか言ってみるけど何周もおばあちゃんと顔を合わせるから同じじゃつまらないよなとか思い始めて、だんだんきまずい気持ちが込み上げる。

やっとその気まずさを乗り越えて楽しめるようになったと思ったらピタッと止まって終了してしまう。

人生もそうなのかしら。

:summer:


これは虫取りしたことないけどそんな思い出が蘇る曲だと誰かが例えてたのが言い得て妙だった。

曲の終わりに近づいていくとまだ終わらないでほしいけど、もっと先の綺麗な音がたくさん聞きたくて先が見たいと思うゴムをぎゅっと引っ張るような気持ちのせめぎ合いが、11歳の夏休みみたいだと思った。

モノクロの映像だと気づくのに時間がかかった。黄色とか緑の背景に見えていた。

久石譲さんは共感覚があるんじゃないかと思うぐらい、音と曲の配色がマッチしていて、聞いていて心が安らぐ。

この流れでこの音が入ってきてびっくり面白いと思う曲もたくさんあるし電車に乗る時はそういう曲ばっかり好んで聞く分、夜は久石譲さんの胃袋を包み込むような音楽を聴くと落ち着くのだ。

〆〆〆篤姫

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