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macOS Sequoia へはアップデートするべきか? 見送る理由とその注意点

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こんにちは、Macユーザーのネコカスです。

iPhone 16 シリーズの発売に合わせて、macOS も 9月 17日よりアップデートが開始されました。

その名も macOS Sequoia(セコイア)。
Apple は macOS のバージョン名として地名や自然の名前をつけることが多いようです。
Sequoia(セコイア)もアメリカ西部に生息するセコイアの木から名付けられたとか。

そのMac の新しい OS である macOS Sequoia ですが、ネットを見ているとすぐにはアップデートしない人が多いようです。

どういうことなのか。
macOS Sequoia の特徴から見ていきましょう。




macOS Sequoiaの2つの大きな特徴

mac OS Sequoia には主に2つの特徴があります。

  • ウインドウの配置を簡単に設定

  • iPhoneの操作がMacで可能に

順に説明していきます。



ウインドウの配置が簡単になり作業効率アップ

©️Apple

Windows や Android では普通にできることが Mac や iPhone ではできないことが多い。
それにより「こんなこともできないのか」とユーザーの反感とアンチも増えていきます。
このウインドウの配置設定もその一つ。

僕の職場は Windows なので、この配置の設定はよく使います。
Windows では「 Windows キー 」+「 十字キー」で変更できますよね。

Macbookを買った時に、この便利な配置設定を自宅でもできないものかと検索して「 Rectangle 」というアプリを見つけました。

この Rectangle を入れてからは、右に note などの作業スペース、左に参照ページを開いたりYouTube を流したりと、 note を書く作業もだいぶ楽になりました。

それが今回ついに純正で対応してくれたのです。
Apple さん遅すぎ。

やり方としてはとても簡単。
「option ⌥」を押しながらマウスでウインドウ上部をドラッグし、置きたい場所に設定するだけ。
白い枠が出て自動で配置してくれます。

もしくは、ウインドウ左上の緑色の全体画面に表示するアイコンにカーソルを合わせれば、どの位置に配置するか選択する表示が出てきます。
どちらのやり方でも OK です。



Mac のモニターに iPhone がミラーリング表示

©️Apple

mac OS Sequoia では、Mac の画面を使って iPhone を操作することができるようになりました。
どういうことかと言うと、アップデートをすると下の Dock の部分に「iPhone をミラーリング」というアイコンが表示されます。

「iPhone をミラーリング」をクリックするとパスワード入力画面が表示されます。

ここでは Mac のパスワードを入力してください。
初回接続のみ、iPhone 側で承認が必要ですが、基本的に Mac 上で iPhone のパスワードを求められたら、Mac のパスワードだと思ってもらって大丈夫です。

ロックが解除されると、マウスで iPhone の操作ができます。
このとき、iPhone 側では「この iPhone は使用中です」の表示が出ます。
iPhone のロックを解除すると接続が解かれ、Mac側では「ミラーリングが終了しました」となります。

要はどちらか一方しか使えないと言うことですね。

どんなときに使うのか。
Mac での作業中、ポケットに入れたままでも iPhone を操作をしたり、カフェなどのワークスペースが狭い場所では便利かもしれません。

また更なるアップデートにより、年内には iPhone 内の写真やビデオをドラックアンドドロップで Mac に移動できるようになるみたいです。
これは地味に便利かもしれません。



macOS Sequoiaのその他のアップデート

macOS Sequoia では他にもさまざまなアップデートがあります。

  • Safari

  • パスワードアプリ

  • ゲーム

  • メッセージテキスト

  • マップ

  • メモなど

これらは iPhone の iOS 18でも同様のアップデートになっています。
気になる人は検索してください。



macOS Sequoiaへのアップデートを見送る理由

このように機能的で効率的な変更がある macOS Sequoia ですが、ちょっと待てよって人たちがいます。

macOS Sequoia へのアップデートを見送る理由として挙げられているのが、誤作動対策です。

新しいOSになると、Mac自体には問題ないのでしょうが、その他個人でインストールしているソフトとの相性が悪くなる可能性があります。

出たばかりの OS なのでサードパーティー製のソフトの対応が遅れてしまうんですね。

その影響で、Mac 純正ソフトにも影響が出て正常に機能しなくなることがあるようです。

それを恐れて普段仕事で使っている動画編集者やクリエイターほどアップデートを躊躇されています。

他の人が問題なく使えても、自分の Mac では大丈夫かわからない。
そんな不安があるのだと思います。

サブ機を持っている人は、先にサブ機でアップデートして使い勝手を試す人もいるようですが、そんなことするのは YouTuber などの少数派だけでしょう。

なので macOS Sequoia だから躊躇しているというよりも、新しい OS だから様子見ているのが現状のようです。



macOS Sequoia アップデートしないのか

じゃあそんなビビリのクリーターたちは永遠にアップデートしないのか?

もちろんします。
言ったように今のところ様子見なだけです。

macOS Sequoia の現在(2024年 9月 19日)の正確なバージョンは macOS Sequoia 15.0 です。
このバージョンの小数点がいくらか増えるとボチボチとアップデートをしていくことでしょう。
それも周りの様子を見ながら、先にアップデートした人の意見を聞いたりして。

姑息ですが、Mac を使って生活している人にとっては死活問題となるのでしょうがないのだと思います。



macOS Sequoia のまとめ

今回の記事のまとめです。

  • macOS Sequoia には2つの特徴がある

  • ウインドウの配置設定が簡単に

  • iPhone のミラーリングができる

  • クリエイターたちは誤作動をビビって様子見している

  • もう少しバージョンが上がるとアップデートするだろう

こんな感じです。

で、結局僕はどうしたのかというと「そんなの知らずにアップデート開始直後に macOS Sequoia へアップデートした」です。

macOS Sequoia の記事でも書こうかと思い情報集めていたら、どうやらみんな様子見していると目に入ってきたので今回のような記事になりました。

今回はわからないけど、たしかによく見る YouTuber なんかは昔から「新しい OS が出てもアップデートはしません」って人が多かったのを思い出した。

まあ、僕はクリエイターでもないので誤作動が起きてもそこまで困ることもないし大丈夫だろう。

勘違いしてほしくないのは、クリエイターたちは全てのデバイスで OS のアップデートを躊躇しているわけではありません。
躊躇しているのはあくまでも Mac の OS だけです。

iOS や iPadOS は普通にアップデートされています。

そこはやっぱり PC か PC じゃないかの違いでしょうね。
なので iPhone などは安心してアップデートして、新しい OS を楽しんでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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