吉田 雅人 / Natural Body Works

元々備わっている能力を引き出して「死ぬときが一番」を体現するために、トップアスリートと…

吉田 雅人 / Natural Body Works

元々備わっている能力を引き出して「死ぬときが一番」を体現するために、トップアスリートと高齢者という対極の両者が同じことをして、同じように効果を発揮する身体からのアプローチ方法を提供しています。

マガジン

  • 身体は左右非対称

    左右均等にバランス良く鍛えてきた身体。実は身体はそもそも非対称だった。

最近の記事

ホームページが完成したので引っ越します

こんにちは。久々の投稿になります。 昨年3月からのHP作成のための打ち合わせを重ねてきました。 これまで自身の事業としてNatural Body Works(以下NBW)の活動を行なってきましたが、その中で一番の核になる部分が見えてきました。 それは身体コミュニケーションでした。 身体コミュニケーションを一言で説明すると、「誰かとコミュニケーションを取るように、自分の身体とコミュニケーションを取る」ということです。 「身体は大事な存在」とわかっていながらも、我慢や無理

    • 違和感=その反対を知っている

      寝るときの環境って大事だと思います。 人生のうちの3分の1が睡眠だというので、ここの質をどう保てるかというのは起きていて何かに氣をつけられるときよりも重要かもしれません。 寝てる間に動きながら身体の調整を行なっているといいますが、最近(今の自分の身体の状態では)枕で頭や首を安定(固定)しない方がいいのかなと感じています。 枕やタオルで安定(固定)して寝た時は、起きた時に固定された形で身体に張りが出ているのを感じます。そして一度目が覚めたタイミングで枕やタオルを外して、身体

      • やろうと思っても進まない時は…

        今回の記事は書いては消して、書いては消してというのを数時間に渡って何度も繰り返しました。以前書いたことがありますが、記事の内容がするっと出てくる時と、かなり時間を費やす日があって、今回はその後者です。 なかなか進まないので、環境を変えようと普段とは違う机に座り、記事を書き出そうと思ったら、机の上が氣になり始めて、空間の整理整頓と掃除をスタートしてました。 書くということに関しては全く進まなかったんですが、今必要だと感じたことに対して先に身体が動いて、しばらくしたらこうやっ

        • 足がくさい!そんな時は…

          今回ご紹介するのは、数年前の出来事です。 夜行バスに乗る機会があったんですが、大体乗るとみんな靴を脱いでリラックスします。すると、どこからともなく足の臭いがぷ〜んとしてきました。 こんな時、マスクがあればましかも!と思ったんですが、コロナになる前の時代なので、マスクは持ち歩いていませんでした。 座席の前を見てみると、アイマスクが! これで鼻を覆ったら大丈夫じゃないか?と思い、アイマスクを鼻にしました。 がっ、その臭いは氣になったまま。このままだとここからの長旅は苦しい。

        ホームページが完成したので引っ越します

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        • 身体は左右非対称
          8本

        記事

          誰かに解決してもらうのはもったいない

          昨日は先生の講座を受けて、いい題材をいただきました。 テーマは「触覚」でしたが、そちらをもとにここからどう深まっていくのかが楽しみです。 講座では、ペアワークで触覚にアプローチした調整を行い、その後にその感覚を経て、自身にそれを行うというもので、個人的にはこれまで味わったことのない体感を得ることができました。 一つ例にあげると、立っていても脚がない感覚。どういうことかというと、普段は脚の筋肉の張りとかをもとに脚を使っているという感覚があると思うんですが、その感覚がない。何

          誰かに解決してもらうのはもったいない

          学んだ後に試行錯誤する時間を持つ

          明日は久々に整体の師匠の講座に参加します。 先生のリアル講座に参加するのは、調べてみると3月以来ということでびっくりです。でもこの8ヶ月というのは自分にとって大事な期間だったと思います。 すぐに学べる環境があると、自分自身で試行錯誤する時間がなかなか取ることができないし、そこを消化する前に次のことを教わることになります。 自分の学習パターンとしては、それが一番苦痛に感じます。 もちろんそういう学び方をすることで、深く捉えられるようになるので必要なタイミングはあります。

          学んだ後に試行錯誤する時間を持つ

          身体が自然に働きやすい環境をつくる

          無意識の間に身体にストレスを抱えていることがあります。 相互循環で人の身体に触れて施術をしていて感じるのは、肋骨と腰の張り。 もちろん生活の中の癖で染み付いていくものもあると思いますが、下着やベルトなど締めるもの影響を結構受けていると思います。 肋骨というのは、犬や猫などを見るととても柔らかいものだというのがわかると思います。 構造をみてみると、背骨と肋骨はつながりあって動いています。 肋骨が固まると、それに伴って背骨も固まりやすくなります。 もちろんその状態が「悪」

          身体が自然に働きやすい環境をつくる

          五感を統合する

          前回の「目は発信?それとも受信?」に続き、目について見ていきたいと思います。 実際よりも意識が上にある目ご自身の目をよくよく観察してみると、我々は本来の目玉の位置よりも上(まぶた辺り)に意識がありませんか? まぶたが動いているので、黒目の場所というよりそちらを感じ取っているので、意識が実際よりも上に集まっているのではないかと思います。 イラストの赤い位置に意識が集まると、目を使うことでエネルギーが上がり、思考が働きやすくなります。 四感を統合する人間以外の動物は、視覚

          目は発信?それとも受信?

          本日は、「目は発信?それとも受信?」についてです。 五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)のうち、視覚以外は基本的に受信することを中心に使われています。 ・音を聞く(聴覚) ・匂いを嗅ぐ(嗅覚) ・料理を味わう(味覚) ・触感を感じ取る(触覚) ・目で見る(視覚) 目も受信で使っているのであれば、 使い方としてはこっちなはず 📕→👀です。 しかし実際は、 📕←👀 こうやって見に行ってませんか? 後者はどちらかというと、発信のような目の使い方になりますね。 人間は

          目は発信?それとも受信?

          教わったものは忘れやすい。だからこそ…

          何かを学んでその時はすごく大事だと思っても、その後懇親会とかに参加したり、日常生活に戻るとそちらに意識がいって、いつの間にか忘れてしまうことってあると思います。 教わったことは、まだ自分の中を通っただけなので、忘れやすいものです。しかし以下の3点を覚えておくと、自分の中に落とし込みやすくなると思います。 1.教わったものは忘れるけど、自分の中の氣づきや発見は消えない そのことを改めて復習したり、誰かにお伝えしていると自分の中で発見や氣づきが起こります。 自分の中では大

          教わったものは忘れやすい。だからこそ…

          みんなにいいと思ったのに対立が起きる

          チームや組織にあるメソッドを導入したい! こういう時、組織の規模や方向性によっても割合は変わってくると思いますが、大体が最初だけで続かないことが多いです。 これって何でなのかな?というと、身体の働きを見ていくと見えてくるかもしれません。 動き出した時に4つのタイプに分かれる この「導入したい」と感じている方は、チームや組織の先頭に立つ方だったり、メンバーをまとめる立場の方がほとんどです。 でもメンバーからすると、そこに意識が向いていないので、重要性も感じていないし、や

          みんなにいいと思ったのに対立が起きる

          自然治癒力=放置すること?

          父が少し大掛かりな肺の手術をしました。 父は何かあると「自然治癒力でなんとかなる」という風に言うんですが、その中身は放置をするということを選択します。 もし自然治癒力がフルに働いている状態であれば、それが一番の自然なのかもしれませんが、それも状況によると思います。 例えば体力の回復一つをとっても、10代〜20代の頃は朝までオールナイトをしても、翌日はぴんぴんしていた経験がある方も、疲れが抜けにくくなっているということを聞きます。 身体は常に最善を選択して、回復が必要であ

          自然治癒力=放置すること?

          何かを続けるときの土台になるのは

          以前、行動循環について記事にしましたが、何かを始めるときに鍵になるのが、その一つ前の土台。 例えばスイングをするなら、バックスイングを適当にしてインパクトのところだけきっちりとなんてできません。 何かを続けるときの土台になるのは? これまでの人生の中で何かをやるぞ!と思ったけど続かない。誰でもこんな経験をしたことがあると思います。ではそこを乗り越えるために土台となるのは、何でしょう? ある角度から見ると、それは何のため?という目的が必要かもしれません。 『こういう風に

          何かを続けるときの土台になるのは

          未知なるものに出会った感覚

          人や物に触れる上で大事なのは、末端の感覚。 自分にとっての指先や手のひらの感覚が、ダイレクトに相手の方にも伝わると思います。 そこで目をつけたのが、つめ切りでした。 つめ切りって100均にも売ってるけど、高価なものもあるしピンキリだと思います。 以前Amazonでそれなりに評価が高いものを買ってみたら、切れ味が違うのを感じて驚きました。 そんな経験があった中で、たまたまネットで諏訪田製作所さんがつめ切りのクラウドファンディングをしているのを発見して、その中で惹かれた言葉

          未知なるものに出会った感覚

          これまでのことは一旦横に置く

          何かをお伝えした時や、発信した時に、それって〇〇で習った△△に似てますよね、△△ということですよねっていうような質問を受けることがあります。 自分自身も以前はそういう形で、教わった情報を自分が知ってる情報と同じものと捉えて、納得したり自分の中に落とし込んでいました。 でもそこに落とし穴があります。 もちろん初めて教わったことを、自分がこれまで知ってる物差しに当てはめて認識しようとするのは大事ですが、それだけだとそこにとらわれてしまって、今知ってる以上のことを受け取ること

          これまでのことは一旦横に置く

          歩きの中に全ての動きが入っている

          ここ数日は「全ての基本は10種類の動き」の流れから行動循環のお話まで書いてきました。復習にもなりますが、10種類というのは上下、左右、ねじり、開閉、前後です。 これは「前の動き」(例えばケモノ)を練習したから走るのが速くなるという訳ではなく、常に日常でこういった動きで自分を調整していることに氣づくことが大切です。 日常の動作は、常にこの10種の動きをバランスよく使えるように存在しています。ちょっと横になりたかったり、たまに無性に散歩に行きたかったり。 (無自覚であっても)

          歩きの中に全ての動きが入っている