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みんなにいいと思ったのに対立が起きる

チームや組織にあるメソッドを導入したい!
こういう時、組織の規模や方向性によっても割合は変わってくると思いますが、大体が最初だけで続かないことが多いです。

これって何でなのかな?というと、身体の働きを見ていくと見えてくるかもしれません。

動き出した時に4つのタイプに分かれる

この「導入したい」と感じている方は、チームや組織の先頭に立つ方だったり、メンバーをまとめる立場の方がほとんどです。

でもメンバーからすると、そこに意識が向いていないので、重要性も感じていないし、やらされた感が出てしまいます。

1.メンバーにとっていいと感じて積極的に動いたリーダー。
2.リーダーの思いや、実際に導入してみてそこに響いたメンバー。
3.受けてみてそれなりにいいと感じたけど、数日経つと忘れるメンバー。
4.リーダーに半強制的に何かわからない情報を受けさせれられたと感じている被害者意識の人たち。

こんな形で人は4タイプに分かれると思います。

動くところから動いていくと発展していく

身体の働きでいうと、動くところ(スピード・リズム・方向)から動いていくというのがポイントになりますが、動かないところを動かそうとすると、互いに疲れてしまいます。

これだったら継続できるというポジショニングから始める

最初はエネルギーを使って、動かすことができるかもしれませんが、その状態は続きません。どんどんエネルギーが回らなくなってしまいます。

だからこそまずは1だけ、または1と2だけで動くのが重要です。

それは組織を後回しにしているとか、自分たちだけ特別にということではありません。後々組織にとっていい形、いいタイミングで浸透していくためにあえてそうするということです。

そして1が動き出し、2に連鎖していくと、いつの間にかその流れは3の人たちに浸透し始めていきます。

そして氣づいた時には、4だった方もそのリーダーの意図やメソッドの目的などが理解できたり、その人にとってのタイミングがきて動き出しているかもしれません。

身体がそうなるから対人も組織にもつながる

相互循環で人の身体に触れたり、自分の身体と対話しているとここまでお伝えした「動くところから動く」「これだったら継続できるポジショニング」というのは、循環・発展するための大きな手がかりとなります。

人の身体がそう働いているということは、対人関係でも組織でも同様の原理原則が働いているといえます。

この2つの物差しを持って日常を過ごしてみるとこれまでの出来事の見え方が変わってくるかもしれません。

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