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読書記録【スペードの3】

こんにちは。まりんです。
読書と映画と旅好きの少女です。

今回は大好きな作家さんの小説を読みました。
好きな作家さんの作品は全て読みたくなってしまうのでたくさんよみたい!

今回紹介するのは朝井リョウさんの『スペードの3』です。


朝井リョウさん『スペードの3』の紹介


著書:『スペードの3』
著者:朝井リョウ
出版日: 2017年04月14日
出版社:講談社
価格:748円(本体680円)

あらすじ: ミュージカル女優、つかさのファンクラブを束ねる美知代。小学校の同級生の出現によって美知代の立場は危うくなっていく。美知代を脅かす彼女には、ある目的があった。つかさにあこがれを抱く、地味で冴えないむつ美。かつて人気を誇っていたが、最近ではオファーが減る一方のつかさ。それぞれに不満を抱えた三人の人生が交差し、動き出す。私の人生は私だけのもの。直木賞作家朝井リョウが、初めて社会人を主人公に描く野心作!

朝井リョウさんの『スペードの3』の主観だらけの感想



久々の朝井リョウさんの作品。
ずっと『スター』と『正欲』を読みたいんですけど、ずっと後回しにていました。
Kindle Unlimitedで朝井リョウさんの作品が読めるようになったので読みました。
朝井リョウさんの作品はかなり読んでいるつもりだったけど、まだまだありますね!


今回読んだ『スペードの3』。トランプの大富豪を人間関係に置き換えた題名。
わかりやすくて、すごい。納得しました。

朝井さんの作品の登場人物は表では羨ましがられるのに、腹黒い闇を持ってるみたいな感じが人間のリアルを描いていて、共感してしまっている自分がこんな感情を持っていたんだと恐怖感じたりします。本当にすごい。

この作品は演劇をテーマに3人の視点から描かれています。

みんながみんな悩んでいて、言葉にできない闇を抱えていて、けど何かをきっかけに乗り越えることができるのかもしれない。
すごくすっきりするわけではないけど、なんやかんや生きていけるんだよみたいな感じです。朝井リョウさんの終わり方。

自分の心の中の見えない感情を抉ってくる感覚がやだけど求めているみたいな感覚。
クセになる。

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