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善悪か損得か ーー 迷った時の第3の道

「清く正しく」生きていくかそれとも「図太く」生きていくか。誰でも一度は考えたことのある問題のような気がする。しかし、よっぽど意志の強い人か強烈な経験をしたとかでないと善悪と損得どちらかに振り切れることはできない。たいていの人は良く言えばバランス良く、悪く言えばなあなあで過ごしている。

しかし、たまに選択を迫られる瞬間がやってくる。善悪をとるべきか、損得をとるべきか。

善悪を貫き通すの苦しい。周りが得をしているのに、自分だけ損している場合は特にそうだ。しかし、善悪を無視して損得を優先したとしても、得な選択をしたつもりが、自分の良心が痛んで苦しい方が大きいなら、それは損をしている。

善悪と損得だけでなく、恩義という道もある。


自分に良くしてくれた人に対しては、その人の感情や利害に配慮して行動する。仮にその人が他の人にとっては必ずしも善い人でなかったとしても。逆に、自分に不利益を与えた人のことは無視する。(報復するとかではなく)結果的に自分の行動で損害を与えても構わないと開きおなる。

自分が過去に人からどのような扱いを受けたかによって指針を変えるということだ。

言い換えると、お世話になった人には善悪で、そうでない人には損得で行動するということかもしれない。










 


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