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40代フリーランスママ:カフェイン(コーヒー断ち)

18年間務めた正社員を辞め、フリーランス。キラキラ起業女子ではなく、コツコツ業務委託を目指し、仕事している毎日です。
今回もよろしくお願いいたします!

カフェイン断ちを始めるきっかけ

わたしは、大学生からこれまでほぼ毎日、必ず300~500mlのコーヒーを淹れ、ゆっくり飲むのが日課でした。コーヒーを淹れるのも大好きだし、豆の種類に凝るのも大好き。たまーにごほうびとしてスタバに行って飲むこともありました。毎朝、コーヒーを飲んでシャキッとした気分になるのも爽快で、コーヒーは生活の一部だったと思います。以前の勤務先では、コーヒー愛好家も多く、マグカップ片手に雑談するのも楽しんでいました。

ところが、先日体調を崩し、何も食べられない日々が続きました。もちろん大好きなコーヒーも飲めませんでした。

最近は、物価高&円安の影響でコーヒー豆も値上がりしています。毎月のようにコーヒー豆を買っていましたが、お財布にも痛いなあと思いつつ、辞められませんでした。

ようやく体調不良から立ち直ったころ、もしかしたらこのまま「コーヒー止められるかも!?」と思い立ちました、そこで、「カフェイン断ち(コーヒー断ち)」を始めることにしました。

カフェインを摂りすぎるとどうなる?

カフェイン断ちとは

カフェイン断ちとは、その名の通りカフェインを摂取するのをやめることを指します。と言っても、ほとんどの方が「コーヒーを飲むのをやめること」を指しています。わたしも「コーヒーを飲むのをやめる」カフェイン断ちを始めました。

というのは、コーヒーに含まれているカフェインは、紅茶・緑茶・烏龍茶よりも多いのです。カフェインには体によい作用もあるのですが、問題は「摂りすぎ」なのです。わたしは、気分転換代わりに、コーヒーを1日に何杯も飲んでいました。コーヒーを飲んでいない日は頭がもやっとして、我慢しきれず、ついコーヒーに手を伸ばしていました。多分、カフェイン中毒になっていたのだと思います。

カフェイン依存のワケ

カフェインには覚醒(興奮)作用があるので、眠気を抑えられます。また、カフェインを摂取すると疲れを感じにくくなるとも考えられています。一時的な血管収縮作用により、頭痛などの痛みを抑える作用もあります。

これは、カフェインの構造が、体の中にあるアデノシンという生理活性物質(生体の生理活動に何らかの作用をもたらす物質)によく似ているためと考えられています。アデノシンはアデノシン受容体と結合すると、アデノシン受容体が心拍数を下げるなど体をリラックスさせる作用を示します。しかし、構造が似ているカフェインと結合すると、アデノシン受容体は本来の働き(体をリラックスさせる作用)を阻害されてしまい、中枢神経は興奮します

また、カフェインを摂取し続けていると、だんだん体が慣れていき、少量のカフェインではこれらの作用を感じられなくなってしまいます。そのため、摂取量がだんだん増えていき、カフェイン依存に陥りやすくなるのです。

禁断症状

20年も毎日コーヒーを飲んでいたので、少しは覚悟はしていたのですが、コーヒーを飲むのをやめてすぐ、1日後から禁断症状(離脱症状)が出てきました。

頭痛

割れるような、差すような痛みが続きました。わたしの仕事はパソコンとにらめっこすることがほとんどなのですが、もう画面を見てられません。お仕事を休み、少し寝ていることもありました。

眠気

日中も眠く、昼寝をしたくなりました。特に朝11時ごろの会議が辛い。眼を閉じたら落ちそうになりました。議事録を担当したり、メモをしたりしてねないようにがんばりました。

夢を見る

カフェイン断ちのせいだけではないかと思いますが、頻繁に仕事の夢を見ました。メールでの英語の返信がまだだったとか、正社員のかたにミスを指摘された、とかそんな夢が多く、24時間仕事をしている感覚があってつらかったです。

このような禁断症状もコーヒーを飲まなくなって1週間もすると和らいできました。「コーヒー飲みたい」と思うこともずいぶんと減りました。

カフェイン断ちしてよかったこと

口臭が低減された

40歳を過ぎてくると、気になるのが「口の匂い」。人は「加齢臭」には気を付けていても、「口臭」には気が付かない、とも言われています。マスクを外す機会が増えてきており、ちょっと「口臭」も気になっていました。

コーヒーを飲まなくなって、飲み物を飲んだ後すぐにマスクをしても、自分の口臭が気にならなくなりました。自分でも気づくぐらいでしたから、きっと周りのかたは気が付いていたと思います。

時間の節約になる

これまで、毎朝、お湯を沸かし、5分~10分かけてコーヒーを淹れていました。コーヒーを淹れる時間は、朝の自分時間のひとときとして習慣づいていました。コーヒーは体をシャキっとさせてくれると信じていました。

でも、コーヒーを淹れなくなって、朝の時間に余裕ができました。代わりにサッとハーブティーを飲んだり、お水を飲むことでも十分目が覚めえることを実感しました。これまで毎日たかが10分とはいえ、どれだけコーヒーに時間を取られてきたのか、愕然としました。

お金の節約になる

円安の影響で、コーヒー豆がどんどん高くなっていますよね。値段が変わらなくても、よくみると内容量が20%近く減ってたりして実質値上げされてることもあります。

コーヒーを断ってから、コーヒー豆に使うお金はハーブティーに使うお金に変わりました。コーヒー豆と比べればそこまでの価格にはなりません。

それでも、ちょっとコーヒーが飲みたくなり、妊婦のときにお世話になったデカフェインスタントコーヒーを買いました。

ミルクたっぷりのデカフェカフェオレは大変おいしく、やっぱりコーヒーの味が好きなんだなあと思いました。ただ、これまで大きなマグカップにが必須だったのに、カップ半分ぐらいで十分満足でき、別にカフェインはそこまで必要なかったのだと思えました。

振り返って

自分の体がいかにカフェインに支配されていたのかと、少し怖くなりました。毎日、コーヒーを何杯も飲んでいたからこそ、一気にカフェイン断ちしたら、つらい離脱症状が起きてしまったわけです。カフェイン摂取がもっと低い状態だったら、カフェイン断ちの影響も弱かったかもしれません。

今後

実は、わたしは、カフェインやコーヒーを完全にやめるつもりはありません(笑)やっぱりコーヒーの味は好きだし、スタバも行きたい。それに緑茶だって紅茶だって飲みたいです。

ただ、「コーヒーがないと生きていけない!」と旅行先にまでドリップバックを持参したり、ドリップバックを忘れたらそわそわとコンビニに走りにいくことはもうないでしょう。

「コーヒーがないと生きていけない」ではなく「コーヒーもよし。コーヒーがなくてもよし」になれたのはちょっとした進歩だったように思います。

これからは、コーヒーを飲むときは一杯を味わって飲みたい。もうがぶ飲みの生活とはおさらばできるでしょう!

まとめ

今回はカフェイン断ち(コーヒー断ち)のお話でした。いかがだったでしょうか?

わたしにとってコーヒー断ちは、SNS断ちに近いものだったかもしれません。SNSは便利だし、楽しいけれど、ハマりすぎると時間も無駄にし、余計に孤独を感じます。中毒状態から少し距離を置き、自分が大切にしたいものは何か、考えてみるのいい機会になりました。

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