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40代フリーランスママ・業務委託の厳しい現状
最近、半年以上前に書いた正社員ワーママ退職記事のビューが伸びているように思います。
わたしが退職を意識したのも、昨年の夏ごろでした。新年度で新しいメンバーも増え、ちょっと一息ついたころ、子どもが骨折し、やはり「ワーママ 限界」と思いました。
今や、そんな私が、今やフリーランスになり、適格請求書発行事業者の登録も終えているのだから不思議なものです。
正社員を退職したことは全く後悔していませんが、先行きが不透明なことは確かですし、退職の決断を下すまで吐き気がするほど悩んだので、今、まさに悩んでいるかたの気持ちは想像に難くありません。本日は日々の気持ちをつづります。
業務委託先での迷い
翻訳チェックってなに?
業務委託先ではマニュアル作成やメールチェック、送付など、日々のルーティーンを自分で決めて取り組んでいました。すると、英語の翻訳チェックやウェブサイトチェックの仕事が舞い込んできました。
翻訳チェックは、これまでの自分の経験や得意を生かせる仕事です。中国語だったらプロとして翻訳チェッカーとしての経験もありますし、英語だって正社員のときずっとやってきました。
ウェブサイト校正も、これまで、日英中の資料のコンプライアンスチェックをしていたので経験があります。「やったー!」と思い、マニュアルや翻訳用語集整備の作業を進めつつ、作業に没頭することにしました。ウェブサイト校正では大文字小文字、小さなミスも丁寧に見つけ、メンバーに共有しました。
しかし、どうやら業務委託先での「翻訳チェック」とは翻訳会社でいうところの「翻訳チェック」とは異なることに気が付きました。
翻訳会社の翻訳チェックは、用語集との突き合わせチェック、翻訳抜け漏れ、スペルミスの確認、別の意味にとられそうな文言の言い回しのチェックです。
しかし、業務委託先の翻訳チェックは、「お客様を引き付け、期待度を高める英文になっているか」という、いわば文章の内容チェックでした。自分の常識ががらがらと崩れていきました。
自分の求められている立場
業務委託締結当初の所属チームから、1か月で別のチームに移動になりました。業務委託なのですから、チーム編成変更やルール変更は当たり前ですし、委託された仕事を着実にこなすことが何よりも大切です。
新しいチームのリーダーもとても良い方で、楽しく仕事に取り組めていました。
ふと、元いたチームのミーティング記録を見たところ、わたしの所属について議題に上がっていることがわかりました。
「本来のジョインの目的を思い出し、翻訳周りの仕事の割合を減らす」「戻ってきてもらうよう、現チーム長と交渉する」と書かれていました。
翻訳チェッカーとして、せっかく居場所を見つけたのに。頼られるようになってきたのに。居心地もよかったのに。業務委託の立場の弱さを知ったのでした。
すぐに離れた方
過去の資料を調べていたところ、業務委託契約締結直後に契約解除されたかたがいることがわかりました。わたしと同じ立場で同じチーム。まあ、いろんな方がいるとは思いますが、なぜ辞めたのか気になってしまいました。
業務委託という弱さ
これまでフルリモート・フルフレックスで居心地よく働けていた業務委託でしたが、正社員よりやはり立場が弱いです。「適格請求書発行事業者でなければ、今後の契約について相談させてもらう」という連絡も来ました😢
「適格請求書事業者の申請をしておいてよかった」とも思いましたが、今、心が弱っている私は、一昔前の「派遣切り」ならぬ、「免税業者切り」の「理由探し」の意味にも取れてしまいました。
わたしは業務委託当時の仕事と変わっていても構いません。正直、20代や30代のかたがバリバリ前線で営業をかけているなか、フルリモート・フルフレックスで40代のわたしにルーチン仕事を振ってくれるのはありがたいです。なんでもやります!と思ってしまいます。
ただ、業務委託元からすると、確かに契約時と違う仕事をするのは困る、話が違う、というのもわかります。
今後について
来週、思い切って、リーダーに面談をお願いしてみようと思います。
わたしはメンバーシップ型雇用に慣れきっていて、ジョブ型雇用に慣れていない40代。もしかして契約打ち切りを打診されるかもしれません。今月20~30代のかたが同じチームにジョインされました。そろそろ、相手も見極めたころなのかもしれません。
でも、日々、「ワーママ 正社員 退職 後悔」なんてキーワードを検索ボックスに打ち込み、前に読んだ記事をまた読み返していたあの頃。「やっぱり続けなきゃいけなよね」とそっと閉じ、行動しない理由を探していたあの頃に比べれば、自分の人生を自分で考えています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
精いっぱい文章を書いておりますが、サポートいただけるとさらにお役に立てることが増やせると感じています。よろしくお願いいたします。