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デートしてみた

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婚活で出会った男性たちとのやりとりをリアルにまとめました。
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#婚活

婚活デートでその話題はやめた方がいいと思いますよ(2)

初デートで太一さんから「結婚相談所に入ろうか迷っている」と相談されたナヲ子。その真意を探りつつ「いいんじゃないですかね」と上っ面の後押しをして焼肉に専念していると、太一さんに更なる疑念が湧いてきました。 その話、全然面白くないよ?太一さんは仕事で上海に行くことが多いそうで、中国が第二の故郷になっているそうです。正直私は中国にあまり興味がなかったのですが、お酒も入りだんだん饒舌になってきた太一さんの中国愛を聞いていました。 「上海ではとにかくお酒が飲めないとやっていけないん

婚活デートでその話題はやめた方がいいと思いますよ(1)

先日初デートしたとある男性、全体的に悪くはなかったのですがナヲ子の心の中にはモヤモヤした疑念が残りました。正直なところあまり印象がよくなかったその原因を解説します。 太一さん、44歳、大卒、金融、170cm、1200万婚活サイトに顔がはっきりわかる写真を載せていない太一さん。会う前に写真を送ってくださいとお願いしたところ、横顔の分かるような分からないような写真を1枚送って寄越しました。 こちらは何枚も載せているのにフェアーじゃないな、と思いつつもやりとりは感じがよかったの

否定はダメよ!デート中は私の話も聞いてほしーの♡宣言(1)

最近お見かけしませんがほしのあきさん、可愛らしい方でしたね!彼女の代名詞といえば「ほしーの宣言」(またしても一昔前のネタですが・・笑)。今回のテーマは「女性の話を否定する男はモテない」です。私も思わず「聞いてほしーの宣言」したくなった男性をご紹介します。 マサユキさん43歳 商社勤務/企画営業部/600万/大卒170cm中村獅童に似た、色白ややぽっちゃり目のマサユキさん。一番最初のメッセージで「好きな食べ物は何ですか?僕はイクラです。」と来たので、多分不思議系の男性ではない

初デートは面接か事情聴取か(3)

剛さんのAかBかの質問に答えていった結果、いつの間にか次回のデートと温泉旅行まで決まってしまったナヲ子。このままじゃマズい・・・と思い、ここから反撃スターティンです! 逆に聞いてみた出会ってからずーっと事情聴取のごとく一方的な質問の嵐でしたが、剛さんからの尋問がひと段落したところでナヲ子からも質問を投げかけてみることにしました(ぶっちゃけ興味ないけど)。 「ところで剛さん、コンサルってどんなお仕事されてるんですか?」 「・・・。あ〜、インフラ関係ですかねぇ・・・」 ・

初デートは面接か事情聴取か(2)

出会って3分でちょっと変な人かも・・・と疑いの気持ちが湧いてしまったナヲ子。しかも写真は素敵だったのに、実際会ってみたら全然違うじゃん!とチベットスナギツネのような細目になりそうなのを必死に堪え、おデートスターティンです。 デートというか、面接?!私が席に着くと、剛さんは目を伏せたまま話し出しました。 「今日はどちらから来たんでしたっけ?」 「◯◯区です、東京の西の方に住んでいるんです。」 「具体的に、駅名は?」 「・・・・。(なんとなく言いたくないけど)◯◯駅です

初デートは面接か事情聴取か(1)

婚活アプリでやり取りしていた男性と、先日ご対面してきました。シンプルなファッションで、イケメンではありませんが私好みのルックス。お仕事もちゃんとしてそうな方なのでナヲ子の期待も高まります。 誠さん44歳。バツイチ168cm大卒、コンサル、800万頭の良さそうな雰囲気の誠さん。大人な雰囲気も漂っていてメッセージもジェントルマンな感じです。これは久しぶりにいい感じかもねかもね!と浮かれるナヲ子。 初対面は品川のカフェでお茶をすることになりました。品川に着いたら連絡下さいとのこ

惚れにくい私がLINEと電話だけで好きになってしまった理由(3)

イケメンでハイスペでヤンエグなマサキに、すっかりどハマりしたナヲ子。このままいけば電撃婚で一族郎党から胴上げものじゃ〜とルンルン気分だったのも束の間、二人の間に暗雲が立ち込めてきました。 マサキの冷酷な一面それはちょっとしたことがキッカケでした。いつものように電話で楽しく話していたのですが、途中マサキが自分の性癖について語りだしました。自称ドSだそうで、元々自己愛が強そうなマサキは経験豊富な自分に陶酔し自信満々のご様子です。 最初はふ〜ん、くらいで聞いていましたがだんだん

惚れにくい私がLINEと電話だけで好きになってしまった理由(2)

マサキさんとの未来を想像させる、ワクワクする話に夢中になってしまったナヲ子。それだけでも十分すぎるくらいでしたが、マサキさんは更にナヲ子の恋心をくすぐる会話術を使っていたのです。 身の上話で距離が縮まるマサキさんは子供の頃から頭が良く数字や数学が大好きでだったそうです。一方で人とコミュニケーションをとることが極端に苦手。あるとき親が心配して病院で診てもらったところ「サヴァン症候群」と診断されたそうです。 【サヴァン症候群】知的障害や自閉症などの発達障害等のある人が、その障

惚れにくい私がLINEと電話だけで好きになってしまった理由(1)

今回は、惚れにくいナヲ子が会う前から恋に落ちてしまった超レアケースの男性のお話です。LINEと電話だけで惚れさせるなんて、なかなかの手練れですよね。私はなぜそんなに好きになってしまったのか、その男性の女性を惚れさせるテクニックを解説します。 礼儀正しい好青年マサキさん31歳、外資系証券会社勤務、800万〜1000万、178cm、 岡田将生に似たイケメン、東大卒のスポーツマンという眩しすぎる男性。なぜかアラフォーの私にいいねをしてきました。 ちなみにこんなこと自分で言いたく

全然好みじゃない男性でも猛アプローチされ続けたら好きになるのか(3)

コアラさんとの二度目のデートは、3密を避け公園でピクニックをすることにしました。何とか気分を盛り上げ待ち合わせ場所に行ったナヲ子ですが、コアラさんを遠目に見た瞬間、やっぱり「うわっ」と思ってしまいました。大変失礼ながらやっぱり見た目が全然好みじゃない。う〜む、どうしたもんだか。テンションが下がるのを必死でこらえつつデートスタートです。 「ナヲちゃん、会えて嬉しいよ!今日も綺麗だね!!さ、行こうか」コアラさんはとても褒め上手で、デートもしっかりリードしてくれます。そしてコアラ

全然好みじゃない男性でも猛アプローチされ続けたら好きになるのか(1)

先日マッチングアプリで知り合った年下男性とデートしてきました。彼から送られてきたデートの候補日が1ヶ月も先で、ようやく会えたというのが気になる点ではありますが、早速リポートします。 ■コアラさん 36歳/会社員/300〜500万/大卒/165cm写真で見たときはお肌が綺麗な色白のお公家顔、薄めの童顔で、髭男のボーカルの人に似ていたため、ここではコアラさんと呼びます。 デートはコアラさんの地元、上野公園に行くことになりました。上野駅で待ち合わせでしたが、コアラさんらしき人を

バツイチ男性とデートして感じたこと

私はお相手が初婚であるかどうかは気にしないタイプなので、バツイチ男性でもいいなと思った人はどんどんお会いするようにしています。むしろ、一度結婚経験がある方が「女性」がどんな生き物かを理解していることが多く安定感もありますし、辛い経験をした分人として成長しているパターンも多いのです。 ■SEのユタカさん35歳の場合某コンビニ大手企業勤務の35歳SE。離婚して10ヶ月が経ち、そろそろ前を向うと婚活を始めたユタカさん。2歳のお子さんがいらっしゃるそうです。子供がいるのは正直少しハ

ハイスペだけどそりゃモテないよ(3)

デニーズの中心でハイスペな俺を叫ぶ大門さん。最初は遠慮して愛想よくしていたナヲ子ですが、「この人、ないわ〜」という思いが確信に変わり、次第に遠慮なく地声で本音をぶつけるようになりました。 ■ナヲ子の逆襲一通りの自慢話プレゼンが終わり「こんな俺、どう?」と聞かれた私は、「いや、ないですよね〜。にこっ!」と無慈悲に答えてしまいました。正直、それ以外の言葉が出てこなかったんですね。一瞬ギョッとした表情の大門さん。私も思わず口をついた魂の叫びに、自分でもしまった!と思いましたが、時

ハイスペだけどそりゃモテないよ(2)

40代のハイスペ自慢の男性との初デートがまさかのファミレス、しかも現地集合という展開に面食らいながら、先に到着した私が待っていると満を持して大門さんの登場です。先ほどは車に乗っていたので気付きませんでしたが、「えっ?なになに??どーした、その格好?!」とまたしても衝撃を受けました。 ■見た目もヒドイよ大門さん自称「大手一流企業の管理職で世間的にも重要なお立場」の大門さん。会社帰りのはずなのに、オシャレじゃない本気のケミカルジーンズに、チェックの垢抜けないシャツをダラりと着て