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惚れにくい私がLINEと電話だけで好きになってしまった理由(1)

今回は、惚れにくいナヲ子が会う前から恋に落ちてしまった超レアケースの男性のお話です。LINEと電話だけで惚れさせるなんて、なかなかの手練れですよね。私はなぜそんなに好きになってしまったのか、その男性の女性を惚れさせるテクニックを解説します。

礼儀正しい好青年

マサキさん31歳、外資系証券会社勤務、800万〜1000万、178cm、
岡田将生に似たイケメン、東大卒のスポーツマンという眩しすぎる男性。なぜかアラフォーの私にいいねをしてきました。

ちなみにこんなこと自分で言いたくありませんが、私は美人でも可愛くもなく、料理や家事も普通以下。見た目は微妙だけどその分性格はいいから、というほどの人格者でもなく、会社も辞めて収入もない、フラフラした怪しげなアラフォーです。(文字にするとヤバさ倍増😂笑)

そんな私にこんな眩しいハイスペのイケメンがいいねするなんて「ついに王子様登場かも〜!」と考えるほどお花畑じゃありません。私の第一印象は「何か裏があるな、怪しい」もしくは「手が滑っていいねしたな(私もうっかりいいねすることがあるので)」でした。

なのでマッチングしてからも放置していたのですが、お相手は珍しく本名を漢字で名乗り、自己紹介も非常に丁寧です。でもやっぱり怪しいと思ってスルーしていましたが、重ねて「よかったら少しお話してみませんか?」のメッセージが届いたので、「ん?わたし警戒しすぎかな??」と思いお返事をしてみることにしました。

心にスッと入ってくる会話術

そこから始まったマサキさんとのメッセージはとにかくテンポが良く、楽しいものでした。だいぶ年が離れているので、最初は敬語でしたが早い段階で「敬語やめませんか?俺のことはマサキって呼んでください」と言われたので、「じゃ私もナヲ子で」とフランクに会話をするようになりました。

マサキさんは結構積極的&マメなタイプで「よかったら電話で話してみませんか」と早い段階で電話でお話しし、それから毎日朝昼晩とLINEや電話でコミュニケーションをとっていたので、私はいつの間にか付き合っているかのような錯覚に陥りました。

マサキさんに対してそんな気持ちになった原因は主に2つあったと思います。ひとつは「もし〜だったら◯◯したい」という夢のある将来への話が多かったことです。

もしもの話で夢が膨らむナヲ子

「ナヲ子とデートしたら◯◯へ連れて行ってあげたいな〜」
「記念日にはここで食事をしたいと思ってるんだ(予約サイトの高級レストランHPを送ってくる)。ナヲ子、イタリアン好きって言ってたよね?」
「俺の車の助手席はナヲ子専用になるんだよ(新車のBMWの写真付き)」

最初は気が早いな〜と思っていましたが、こんなセリフを毎日囁かれているとだんだんその気になってきちゃうから怖いです。そして、マサキさんの妄想は日に日にエスカレートしていきます。

「結婚したらさ、ナヲ子が仕事したいなら俺はどちらでも構わないけど、しばらくは二人で楽しみたいから家にいて欲しいな」
「婚約指輪はブルガリかティファニーにしようと思っているけどどうかな(またしてもイメージ写真を送ってくる)」
「マンションはこういうところに住みたいと思っているよ(HP添付)」
「新婚旅行は海の綺麗なリゾートにしよう。朝ごはんを船で持ってきてもらうプランがあったんだけど、これよくない?(旅行のパンフ)」
「結婚した後のお金の計画を立ててみた。まず結婚資金で◯◯、新婚旅行で◯◯、家賃が◯◯で生活費は◯◯、俺は小遣い制でいいから◯◯、ナヲ子はこれだけあれば足りる??女の人ってお金かかるんでしょ?」

さすがに会ってもいないのに結婚話?と、違和感ありまくりでしたが「俺はもともと結婚願望強くて、仕事も忙しいから早く身を固めたいんだよね。ナヲ子は結婚したくないの?」と言われると「いや、結婚願望ないわけじゃないんだけどさ・・・」と、押され気味のナヲ子。

アラフォーを狙った結婚詐欺じゃなかろうかと疑いつつも、言葉巧みなマサキさんにイメージ画像や数字を見せられると否が応でも夢が膨らんでくるのです。なんだか客観的に振り返ってみるとあまりに出来すぎた話で怖くなってきました。ぶるぶる。

でも、この「具体的に幸せな未来をイメージさせる」効果は絶大なのです。ここまでやりすぎは怪しくなっちゃうかもしれませんが、女性はワクワクすることが大好きなのです。男性は女性をワクワクさせるようなお話ができると、「楽しい、面白い」と思ってもらえる確率が格段に上がると思います。

また長くなってきたので続きはまた明日お届けします!ここまでお読みいただきありがとうございました。スキ&コメントもお待ちしております^^





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