見出し画像

【021】入社初日で見抜く、新入社員の育て方 ~プロファイリングで成長速度が変わる~

4月になると間もなく、
新たに新入社員の入社が始まる会社が
多いのではないでしょうか??

最初は大人しく、まじめにしている新入社員が、
2~3年も経てば、
我が物顔で社内を闊歩(かっぽ)しだしますよね(笑)

それを、
「頼もしい」と見るか、
「期待と違うんだよな~」と見るか
ずいぶんな差です。

彼らの特性が、入社初日で判定できるとしたら、
その方法にご興味ありませんか??

パワハラと言われない部下指導をあなたに!
Coaching Cammy(コーチング キャミー)です。

そのために必要なものが、
プロファイリングです。

そして、今回使うものが
Stage分類
です。

Stage分類2

個人をある型にはめて理解していこう、
という方法はたくさんあります。
これが、フレームワークです。

ここでは、種類別の議論は脇に置いておきます。

目的は、
「新入社員の特性を知り、一日も早く、
 持ち場での仕事に慣れてもらう。」

のために有効な手段としてのご提案です。

各ステージを簡単にご説明します。

詳しくは、過去のブログ、
【015】なぜ指示されないと動かないのか??
https://note.com/naturalflow_43/n/nbe97e7638c07
をご参考ください。

部下を理解するための
Stage分類には4種類あります。
①Stage A
②Stage B
③Stage C
④Stage D

Stage分類 ABCD説明

それぞれを解説してきます。

●Stage A

「A」はActive のAです。
アクティブに工夫しながら、動くタイプです。
長所:積極的でどんどん自ら進んでいくタイプ
短所:行動力はあるが、考えない。

すぐ飽きる。別の方法を勝手にやり始める。
一度決めた事も途中でやり方を変えてしまう。

●Stage B

「B」はBasic のBです。
基本に忠実なタイプの人です。
長所:決められた事はきちんとこなす。
基本に忠実。ルール通りなので逸脱が少ない。

短所:決められた事しかしない。
言われた事しかやらない。
融通が利かない。

●Stage C

「C」はChallenger のCです。
ヌケ・モレが起こるので、いろいろと挑戦してもらうタイプの人です。
長所:伸びしろがある。教えがいがある。
自分の育成が部下の基礎になる。

短所:ヌケ・モレ、不足、逸脱行為などが起きる。
言ったはずなのに「聞いてない」という事が
しょっちゅう起きる。
教えても忘れる。一からやり直し。
新入社員はStage Cからスタート。
それは、何も教えられていない、
欠落した状態からスタートするからです。

●Stage D

「D」はDual typeのDです。
Stage Aと Stage Bを掛け合わせた
Dual typeです。
アクティブにアイデアも出してくるし、
決められた事もきちんとするタイプです。
長所:一言でいうと、仕事が出来る。
言われた事はきちんとこなす。
加えて、改善点や提案などができる。
気が利く。
短所:他社から引き抜かれる可能性が高い。
ステップアップのために辞めていく。
上司より仕事が出来る場合も多い。

以上、全体像をお伝えしました。

文中にも記載しましたが、
新人さんは、
StageCからスタートします。

そして、Stage A や Stage B Stage Dに
成長していきます。

ここで、あなたが見る
新入社員の
ポイントを2つお伝えします。

① Stage分類を理解し、
当然、StageCの状態なので、その上で、
StageA か StageB
どちらの要素が強いかを推測する。

② どちらのタイプでも、
教えて、できたことを、ひとつひとつ
「褒める、認める」。

画像3

具体的なシチュエーションで説明します。

新入社員には自己紹介をしてもらう事が多いですよね。
この場面を使います。

紹介をする内容を指定します。
例えば、
1)名前
2)出身地
3)趣味
4)今年1年の目標
5)社会人としての抱負
以上、5項目を紹介するように伝えます

厳しく育てたい方は、制限時間も設けてもいいでしょう。
2~3分がおススメです。

してもらった自己紹介が
きっちり、
1)~5)までを順番通りこなしたら
StageB
の要素が強いです。

また、途中にインパクトを強めたり、
笑いやオチを入れてきたり、した場合には
StageA
の要素が強いです。
面白かったかどうかは別です(笑)

どれか言い忘れたり、順番が変わったりすると
StageC
の要素が強いです。

以上をまとめると、
Stage A = 何か変わった、ひとひねり入れる
Stage B = まじめに決められた通りする
Stage C = どれか抜ける。

分類ができましたら、
次回、彼ら、彼女らにどの様に課題を課していくか、
をお伝えします。

まずは練習で、
身近な方や、今の職場の方など、
人をStage分類してみてください

ご参考になりましたでしょうか??

お役に立ちましたら、
フォローと❤のプッシュをお願いします。

最後までお読み頂き、
ありがとうございます!

パワハラと言われない部下指導をあなたに!
Coaching Cammy(コーチング キャミー)でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?