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遠隔ヒーリングとは

「遠隔ヒーリング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
聞いたことはなくても、だいたい想像がつくと思います。
そう、離れた人に対してヒーリングを行うということです。

これは、レイキだけにあるものではなく、気功など、他のヒーリング手法にもあります。
手当て療法なのに、直接手を当てなくてもヒーリングができるという不思議な手法なのです。ある意味で、超能力とかテレパシーのようなものです。
そんな不思議な、離れた相手に氣(靈氣)を送ることが、レイキでは簡単にできてしまいます。

地球の反対側でも届く

遠隔ヒーリングは、相手がどこにいても、何をしていても関係なく、レイキを送ることができます。
便宜上「レイキを送る」と書きましたが、実際はレイキは吸われています。
ただ、いちいちそれを書くのもわずらわしいので、わかりやすく「レイキを送る」と書きますね。

前にも書きましたが、これは日本伝統のレイキで行われていた手法です。
戦争中も、出兵した夫の安否確認の意味もあって、遠隔ヒーリングをした妻がいたという話もあります。
遠隔ヒーリングでも病腺を感じられるから、それで生存を確認したのです。

このように、距離に関係なくレイキができるのが遠隔ヒーリングです。
実際、私も、地球のほぼ反対側のアメリカの人に対して遠隔ヒーリングを行い、その効果があったことを確認しています。
また、私が暮らすバンコクから日本へは、しょっちゅう遠隔ヒーリングを行っており、毎回のようにその効果を確認しています。

私自身、遠隔ヒーリングを受けたことがあります。
私はだいたい、レイキを受けても何も感じないという体質です。
そんな私ですから、遠隔ヒーリングをしてもらっても、「あー、今レイキを送ってもらってる」などという感覚はありません。
しかし、ふと気がつくと、あれほどつらかった症状が軽くなっているということに気づくのです。

西洋レイキの遠隔ヒーリング

西洋レイキの遠隔ヒーリングは、日本伝統のレイキとはやや違います。
それは、空間だけでなく時間も超越する点です。

日本伝統のレイキの遠隔ヒーリングは、「今」という時間の中で、遠く離れた人であってもレイキを送れるというものです。
過去や未来など、時制を超えてレイキをすることはありません。
しかし、西洋レイキにおいては、時空を超越する方法として、遠隔ヒーリングを行います。

たとえば、1週間後の会議が上手くいくように、その場を浄化するためにレイキをするのは、まさに時空を超えた遠隔ヒーリングです。
また、3ヶ月後の受験が上手くいくように、ということで遠隔ヒーリングをしたり、運動会が無事に行われますように、ということで晴天を願う遠隔ヒーリングをすることもあります。
このように、空間だけでなく時間も関係なく遠隔ヒーリングを行うのが、西洋レイキの特徴です。

シンボルとマントラを使う

遠隔ヒーリングをするために、日本伝統のレイキでは呪文を使います。
一方、西洋レイキではシンボルとマントラを使います。

両方を知ってみれば、若干の違いはあるものの、まあほぼ同じとも言えますけどね。
シンボルとは、記号のようなものを指で描くことです。
マントラとは、それを口に出して唱えることです。
日本語では真言と言いますが、たとえば般若心経(はんにゃしんぎょう)というお経の後半にある「羯諦 羯諦 波羅羯諦(ギャーテーギャーテーハラギャーテー)・・・」も真言(マントラ)です。
このシンボルとマントラを使うことで、遠く離れた人へ、また時間を超えた未来へ、レイキを送れるのです。

遠隔ヒーリングという、ある意味で超能力のようなことが、このシンボルとマントラを使うことで、誰でも簡単にできてしまう。
それが、レイキの魅力でもあります。
私も、タイにいながら日本にいる親にレイキをしてあげられるという魅力から、いきなりレベル2以上までを受講したのです。
西洋レイキでは、レベル2で遠隔ヒーリングを習いますから。

日本伝統のレイキである直傳靈氣では、後期を受講すると遠隔ヒーリングを使えるようになります。
手法に違いはありますが、いずれも確実に遠隔ヒーリングができるようになります。

ただ、スクールによっては、遠隔ヒーリングの手法は教えるものの、実際に使えているかどうかを確認しないところが多いです。
そのため、習ってみたものの、できているかどうかわからず自信も持てないので、やめてしまう人が多いようです。
まったく残念なことですね。

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