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フリーランスのエコと現実

エコエコ言ってたら、急に現実に引き戻される事態が発生しました。

文化系フリーランスの現実は、ドイツでもそんなに甘くはございません。ましては外国人となると、危機が何度もやってきます。『じゃあ就職したら?』、と何度叱咤されたかわかりません。

働きたくないわけではないのです。なかなか理解されないことですが、一見楽しそうなフリーランスの人間も、実はもう死ぬ気で働いているのです。どんな時も頭は回転しており、休憩なんてほぼありません。ドイツ人には信じられないでしょうが*、私の人生に休暇の文字はありません。お茶を飲んでいても、川で泳いでいても、畑でプルーンを収穫していても、その間に結構いろんな策略を立てています。ヨガしたり、瞑想したり、雑草を抜いたりして、無になればなればで、次の瞬間にインスピレーションが来ますから、もうそれから大忙しなのです。

ある意味自分に向き合うことに懸命であり、その一生を賭けて自分が社会でいかに役立てるかを大真面目に問うているのです。

…なんて大そうなことを格好つけて言っておりましたら、今回も神様が『もっとエンジン全開でいけやコラ』的な現実を突きつけてこられました。

ちょっと気が滅入ったので、ここらで一丁、今が旬のプルーン団子の写真でも。

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プルーンは生で食べるよりも、加熱する方が甘酸っぱくて好きです。私は前世はプルーンか、プルーンを貪った芋虫だったのでしょうか、プルーンが大好きです。

…さあ、気を引き締めて本題にいきましょう。

エコを超える何か…、えーと、あーもう、エコとか言ってる状況かー!

ということで、今日も本題にまで辿り着かずでお開きです。皆様のお役に立つ情報をいつになったら書けるのでしょうか。近頃、いかなる人生の課題も前進への後押しに見えてきます。知らない間にサードアイがパッカリ開いたのでしょうか。とにかく明後日は記念すべき土窯制作第一日目、土台制作に入ります。


*ほとんどのドイツ人は休暇を生きがいとして生きています。休暇前は生のジャガイモのように真っ白だった顔が、恥ずかしいくらい小麦色に輝いて戻ってくるのですが、3日後には大体またジャガイモに戻ります。休暇のために働くという本末転倒の現象もよく目にしますが、休暇は精神的な切り替えを促し、仕事の質と効率を向上させます。休暇で家族と時間を取ることも非常に良い影響を及ぼすでしょう。ここは私も見習いたいところです。







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