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妊娠…元カレ 罪と罰 その8

 ああ!また淫らな声をあげてしまう!花びらの奥に元カレの短小の赤ちゃんが情けなく掠る。そして彼のチンポは花びらの奥の八合目でリターンしてしまう。『もう無理であります。短小のためこれ以上登れません!元カレチンポ隊今より撤退します!』って!ああ!ダーリンはこんなんじゃなかった!エベレストどころかマウナ・ケア火山の八合目さえ全然平気で逞しく突進していった。あまりに早く頂上まで突進するから花びらが張り裂けそうになっていくらいなのに!

 でも今の私はこんな粗末なものでも感じてしまう。ああ!あの人のいない寂しさが、私を果てしなく淫乱に変えてしまったの。アアン!快楽のあまり私は彼にしがみつく。彼は 「もうイキそうだよ!キンモチええ!久しぶりのエッチは最高だぜ!オオッ!」と醜悪極まりない事を言いながらはげしく腰を振る。

 私も負けじと、「この短小 チンポ!こんなチンポで濡れるなんて!」とネチャネチャと互いの愛液が混じり合うイヤらしい音と共に絶叫する!

「ああ!」

「ウオオッ!」

「イ クーッ!!」

 ……イッた後に私は彼にお願いしました。「もう一回エッチしよ」と言いました。もう果てしなく自堕落に墜ちてしまいたい。限り無く最低の人間になってしまいたい。

 彼は「もうチョット待って、まだ回復中なんだ。今夜は何回だって出来るぜ!20回だってヤッたっていい。溜まってるからな」と言ってニヤつきながら煙草をふかしてます。

 私は大変なことに気付いてしまいました。この部屋に、あの毛だらけで、全身真っ黒のあの人の写真が天井に貼ってある事を忘れていたのです。しかも私との愛の行為の後でゆっくりくつろいでいる写真をです!ああ!ダーリンの見ている前で罪を犯してしまうなんて……。私は恐怖のあまり体が震えました。ああ!自堕落!淫乱!売女!

 すると彼が天井をさしてこう言ったのです。

「あっ、猿の写真だ。そうだお前猿飼ってたよな。あの猿何処行ったんだ。もう死んじまったのか?」

 ……この言葉を聞いた私は、我を忘れてこの下劣な人種差別主義者に飛び掛かりました。

「この人間の屑!」

 私はこの男を引っ掻き、殴り倒しました。そしたら奴が下劣にもこんな事を喚いたのです。

「な、なにすんだよ!猿は死んだのかって言っただけじゃねえか!それのどこが悪いんだ!」

 殺してやる!私はもう絶叫して奴をワイン瓶でボッコボッコに殴ってやりました。許せない!人の寂しさにつけ込んで、私のような純真な乙女を騙すなんて!

 ……それからこの人種差別主義者は慌てて逃げて行きました。 ああ最低です。彼がいない寂しさに、あんな卑劣な人種差別主義者に体を弄ばれるなんて……もう人間を止めてしまいたいです。

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