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漫画は真実を語る【漫画は真実を語る】

こんにちは。
納豆・キング・コールです。

漫画こそ真実を語っているとして、
・メディアを牛耳るものが全てを手に入れる

・国とは"人"なのだ

の2本を投稿しましたが、
現在少年ジャンプにて連載中の「アンデッドアンラック」では、その「漫画に真実が隠されている」と言う事が描かれていることをご存知でしょうか。

(以下ネタバレ含みますのでご注意ください。)



36話頃から始まるオータム編では、とある漫画にこの世界の過去と未来が描かれているとして、調査する所から始まります。


アンデッドアンラック 戸塚慶文

ネタバレをしますが、
この「君に伝われ」という漫画は、世界の過去と未来の全てを知ってしまった少年が、そのことを伝えるべく書いた漫画でした。

漫画で伝えようとしたことにも深い理由があり、
全てを知った少年は、知ったと同時に、誰からも認知されないという「否定能力」が宿ってしまったからなのです。

否定能力とはアンデッドアンラックに出てくる能力者の総称で、何かを否定する能力のことです。

主人公のアンデッドとアンラックは、アンデッド(UNDEAD)は「死」を否定する死なない人間、アンラック(UNLUCK)は触った相手の「運」を否定するという能力があり、
その少年はアンノウン(UNKNOWN)という誰からも認知されることのない、透明人間のような存在になってしまうのです。


アンデッドアンラック 戸塚慶文

そんな中、本名ではなく漫画家として作成したものなら認知されることを知り、
主人公たちに伝えるために漫画にしたという経緯があります。

なので「君に伝われ」の作者は「安野雲(アンノウン)」先生なのです。
(初見で気付けませんでした・・・)
このオータム編、アンデッドアンラックの中で個人的には一番面白くて泣ける所なので、
気になった方は読んでみてください。

と、、、お気に入りの漫画の感想になってしまいましたが、
何を言いたいかというと漫画には真実が隠されているということです。

伝えたいことを直接書いてしまうと人気が出ることはないし、都合の悪い人たちの手によって消されてしましますので、
分かりづらいように視点を変えたり、敵味方を入れ替えたり、ギャグ要素を入れたり、、、
などをして、ユーモアに溢れさせてうまく週刊誌などで連載をしているのです。
ワンピース、進撃の巨人、鬼滅の刃、など。。。

また、このような作品は幾つかありますが、このような作品が出る経緯は2種類あると思っています。

1つは、バレない形で民衆に伝えようとする、告発本のような存在。
2つ目が、支配者層による、これだけ真実を書いても気づくことはないだろうという、皮肉のようなものです。

正直、どちらの可能性もあり、見分けるのは大変困難です。
というか不可能に近く、どれだけ調べても憶測の域を出ることはないです。

なので、どちらの理由だとしても、それらが本当に伝えたいことを理解し、
皮肉だとしてもそれすらも利用して自分の知識を先へ進めば良いのではないでしょうか。

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