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予備試験発狂界隈大辞典 第三版

まんまる

 教材をまんまる丸暗記するカービィ戦法のこと。大学受験なら参考書を丸暗記してテスト本番で山川教科書の叙述などを何も考えることなく一言一句吐き出すことで合格点をもぎ取る高学歴が最も採用している脳死戦法。

海鮮弁

 「四大」に対抗する概念として編み出された地元で開業しながら海鮮丼を貪る弁護士のこと。往々にしてキギョーホームへの嫉妬とも受け取られかねない怨念籠ったツイートをよくすることから四大志望界隈で海鮮弁と冷笑されていたが、最近になって四大に「行けない」ことが確定したt出身コウリッチュー出身法曹志望により自分の生まれ育った土地柄もよくわかる地方で、年収2,3000万貰いながら海鮮丼と地酒飲んで都会の満員電車とデューデリを冷笑する生活も悪くないんじゃないかと再注目されている。

種類物男子校

 同レベル高入の「イメージ」掴むためにR4偏差値と駿台偏差値みて同ランクの種類物男子校が走りらしい。芝本郷巣鴨みたいなどこ行ってもそんなに人生は変わらないが、どこかに落ちた奴らが集う負け犬の仮面先みたいな男子校のことだろうか。

374理論

 お金持ちになりたいなら悪い人になれ!というインスタのリール動画が元ネタ。そこから派生したみなし反社理論。反社に命握られた10億より清貧な2、3億の方が金の価値が高いというマネーの魂の格に迫った新進気鋭の理論。最もこのノートの説明文読んだだけでは真髄に迫れない。

世界ランク理論

 他人の不幸は蜜の味。自分より目上の人が失脚したり人生終了した場合に相対的に自分の世界ランキングが上がるという糖質理論。発狂界隈発祥ではなくなんjとかで使われてた。

プリクラ理論

 採点者の脳内に不完全な論証を書くことにより完全な論証集を補完させて、あたかも自分が深く物事を理解しているかのように錯覚させて上位答案を書いてしまう技法。究極の虚術であり、自己の学習不足を相手方の脳内に補完させて優秀答案のファントムを生み出す危険負担転換。予備試験だけじゃなく数学や英語、面接などでも使えるらしい。ドラゴンボールで言うミスターサタン、ワンパンマンのキングみたいな感じか。

新予備試験

 予備試験は令和5年から急激に易化しました。との研究結果のもと今まででは受からなかった層が受かり出した。逆に東大ロー落ちの予備試験合格者などが大量発生したことからも予備試験自体の権威性が危ぶまれている。

物語

 歩んできた人生の背景、人格形成過程における過程環境や学校、受験戦績など。公立中時代に学年一位を取り東大法学部に入り財務事務次官か旧司法試験を目指しお国のために命を燃やしたいと思った同志は発狂界隈と同じ物語を有している。

エッジ

 元はシステムトレード界隈の優位性を指す言葉。聖杯(絶対に儲かる方法)を探す過程で他の人が気づいてないけど自分だけが知っているチャートの値上がり値下がりの法則などを指す。ここから安いものを高く買い取ってくれる場所で売るアービトラージや利鞘などが導ける。エッジは市場の合理化により皆が「気付き」出すと消滅する。気づく前に目一杯吸い尽くさなければいけない。発狂界隈では穴場・裏技・バグ技・裏口などの飯屋や書籍などに関してゲチエッジ〇〇と呼ばれ布教されることも多いので、ff内検索でエッジと検索するとゲチエッジ情報が収集できるというエッジ情報を記しておく。

覚醒型

 大学受験までこれと言った「本気」を出すことなく滑り込んだ人間が大学で学問の奥深さや勉強の面白さに気づいて予備試験に合格していく例を覚醒型と呼ぶ。このタイプ通常は高卒や中卒の職人などで地頭と腕のいい親方として飯を食ってるタイプや頭と口は回るが暗記が面倒だったり勉強というレールに乗るのが面倒でfランに進学した人間や、そもそも大学受験段階から理解重視で教科書を精読していたためパターン処理に慣れておらず勉強方法自体を知らなかった場合も存在する。思考しながら勉強しているので成績も伸びやすいし結果も出やすい。

受肉型

 大学受験戦士のなて果て。大学受験という性質上論点主義、参考書まんまる丸暗記ペタペタで東大や京大に乗り切った人間のうち、そのままのノリで予備試験やら資格試験に望むガチピを指す。地頭がいい場合受験の応用で合格まで押し切れるが、論点主義と相性が悪い試験の場合今までの受験人生ではこれと言った挫折をしなかったにも関わらず問題を「解けない」、概念を理解できない、本を読めないなどの受験で破壊された脳の反動を受ける。

「理解」(鉤括弧理解)

 物事の本質的な理解。基本書や教科書に書いてあるような趣旨や理由づけを裏の立法趣旨まで辿って深く理解し、構造を把握できる地頭強者がなす神のワザ。青チャート英文解釈教室丸暗記人間などの理解はしていないけれど問題は解けて模試の成績が高いペタペタ勢は「理解」ができない。

三大

 四大四大と言われる某企業法務法律事務所だが、サマクラやウィンクラの話を聞く感じ内部の弁護士は皆口を揃えて三大と呼ぶらしい。俺はお前らと違うを徹底した企業法務の大先輩たちだから「一緒にされたくない」のだろう。

地力

 地頭の総合力版。人間が人生を歩む上での学歴、身長、顔面、親の財力、センス、才能、逆境魂全てを集約した概念。特にSNSでは逆境に陥った時にこの力が試される。俺がお前だったらとっくに自🤡してたよと言われるようなt出身kは大体地力アリ。

叙勲界隈

 魂の格の有形資産として勲章を貰おうという試み。寄付すれば貰える紺綬褒章や日本赤十字に50万円以上寄付すると貰える金色有功章などが最も安く内申点を金で買える手段だと言われている。また溺れている人を助けてもらえる紅綬褒章や瑞宝章みたいな公務員の椅子しがみつくだけで定年時にもらえる勲章もある。最も魂の格が高いのは旭日章や菊花賞だがこれはメルカリで三万円ぐらいで転売されてるので80年後理論で孫がタンスを発掘した時に祖父が勲章持ちだと錯覚してくれてエッジ。

怪文書

 あまりに多数の意味があるが、法学部の定期テストで4枚埋めるために訳のわからないポエムや自分の知っている知識をとにかく腕を早く動かして書き殴る自動筆記モードを指す。予備試験論文式の本番でも憲法で捻られた問題が出ると違憲審査基準の型をペタペタ書いて、解答用紙全ページに「知ってる」ことをペタペタと書き殴るのが地頭弱者丸暗記界隈では最後の悪あがきとして好まれている。最も密度自体は薄いし的外れな余事記載まみれなので点数が出るかは採点者次第。筆力を与えられた過集中ADHDに備わる最終兵器と言えよう。東大や京大の定期試験の1行問題ではこの怪文書をいかに教授の説に媚びながら書けるかが重要視される。

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