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「書く事」で見えてくるもの

昔から話やすいとよく言われる。

本当にありがたい事だ。

特に自分の事を語る文章ではどうしても「である」調になるので、少し硬い感じが出てしまうのだが、書いている人のその実は全くの逆で柔らかいものだ。

僕以外にも自分もそうだという人はいくらでもいるだろう。

実際に話しているのを聞くと、「意外と優しそう」などと思うものだ。

だたし、逆もあるのではないか。

つまり文章からしか伝わらない著者の性格があると思っている。

サラリーマンから副業を始めた時から、定期的に文章を書くようになって数年が経過しているが、だからこそ気が付いた事である。

それはエッセイのような文章でなくても、依頼されて書くようなプロモーション込みの文章も型のようなものでも、必ず筆者の性格がどこかに出るものだ。

それは「である」とか「です」とかそんなのよりも繊細に表現される。

文章の端々に現れるものである。

それは文章は対面で話すのと違って、嫌でも内省するきっかけになる事で性格が現れやすいからだと思っている。

対面で内省しながら話す人などもいるかもしれないが、目の前に人がいる状態で本当の意味の内省は難しい。

「話す事」よりも「書く事」の方が内側の性格が出やすいのだと思う。

だから、これほど自分のことを俯瞰して知る事ができるのはそうそう無いと思うのだ。

街のカフェで瞑想する事は難しくても、パソコンやスマホ、あるいはメモ帳でも何でも文章は書ける事を考えれば、どこでも内省できる方法とも言える。

仕事のために文章を書いている場合は本人に内省している感覚はないだろうし、過去の僕もそんな感覚は全くと言って良いほどなかった。

「日記をつける事は良い習慣だ」という言葉は耳にした事があるが、これはまさに書くことによる内省を行っているのだ。

人が読むことを想定していない日記などは、特に性格が剥き出しになることだろうから、エッセイ好きの僕としてはとても興味深い(まあ、筆者本人に「見せて」と言ったところで渋られそうなものだが)。

「書く事」=「内省する事」と言い換えても悪くはないだろうと思う。

何のために書くのかは人それぞれだけれど、書く事の大事な側面をぜひ知っていて欲しい。

それはきっとお金を稼ぐ以上の価値があるものだから。

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