がんばれない日の「梅ひじき」〜満月・生理の前には、海藻類が食べたくなる?
今、しんどいな…って思ってる方、多くないですか?
明日は満月ですし。さらに今回は、台風の影響で気圧が荒ぶっているし。
|1ヶ月のうち女性の体が元気なのは、3日だけ?
満月のように外的なものの影響を強く受けていると気づく前は、ほんとうに無意識に自分を責めて、急き立てていたのです。全部「自分の体のせい」にしてしまったら、逃げ場がなくて苦しくなったんです。
「どうしてこんなに調子があがらないんだろう…」
「元気な日って1ヶ月のうち、片手で数えられるくらいしかない…」
「昨日は元気だって思えたのに、今日はまたしんどい…」
そんな時に、マッサージに行くお店の方からこんな話を聞いて、救われた気持ちになりました。
「本厄真っ最中だし、明日は満月だし(つまり生理が近いから)もうしょうがないじゃん!わたしのせいじゃないんですけど…!!!」って、もやもやした気持ちを空に吐き捨てて、割り切ることにしたんです。
|生理が来る感覚のように「しんどさ」をお迎えする
それからは、無理に気持ちをあげようとか、どうしてこうなっちゃうんだろうとか考えるのを辞めて「はい、また来ましたね〜」と状況を客観視するようになりました。
調子が悪くても、肌が荒れても、イライラが止まらなくても、なぜか涙が止まらなくても、毎月生理が来る感覚と同じようにお迎えするんです。
しんどさを悪者扱いするんじゃなくて、お迎えする気持ちがポイント。ちょっとクセの強い人ほどなんか憎めないし、だんだん愛着さえ湧くイメージで(笑)
そして、必要最低限のことだけにセーブして、がんばらない。がんばれないし…!自分にとにかく優しくする。甘える。他力も使う。
どうしても体がしんどいと、心もつられてしんどくなります。だから、マッサージへ定期的に行ったり、家でのセルフケアもするようになりました。
もちろん料理もセルフケアのひとつです。
でも、あまり栄養素とかは考えてないので、体と心が欲しいと思うものを欲求に従って作っているだけ。
だから、特に意識したわけじゃないんですが、どうやら満月の前には「海藻類」が食べたくなるみたいなんです。生理で失われるであろう栄養を、体が蓄えようとしているのかも。
そんなわけで、さっそくレシピをご紹介したいと思います。
|材料(作りやすい量)
芽ひじき 14g
梅干し 3つ(30g)
醤油、みりん 大さじ1と1/2
甘酒 大さじ2(または砂糖 大さじ1)
白ごま 大さじ1
|作り方
芽ひじき14gは、20分ほど水につけて戻しておきます。梅干し3つ(30g)は種をとって、叩いておいてください。
鍋に、醤油とみりんを各大さじ1と1/2、甘酒大さじ2or砂糖大さじ1、水気を絞った芽ひじき、叩いた梅干し(種も)入れて、中火で熱します。
▼仕込みわずか5分!8時間放置するだけで甘酒が作れます
汁気がほとんどなくなったら、梅干しの種を取り除きます。
白ごま大さじ1を入れて、全体をサッと混ぜてください。
粗熱がとれたら、保存容器に入れます。
梅ひじきのような「ごはんのお供」は、蓋付きのうつわに入れれば、そのまま毎日の食卓に出せるので便利です。
▼こちらも満月前に作った「海藻類」のおすすめレシピです。
|いっそのこと、がんばれない日を愛してみよう
ここまで読んでいただきありがとうございました。
わたしたちはいつの間にがんばる日が「良いこと」で、がんばれない日が「ダメなこと」って思うようになったのでしょう?
それはきっと、親に愛されたかったから。でも、がんばってもがんばらなくても、この体あっての毎日だから。命あっての感情だから。
いっそのこと、がんばれない日を愛してみようと思ったんです。
すると、生きているだけでもう、十分にがんばっているじゃないかと気付けたのでした。
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発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。
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