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ふわっと優しい春の味、「さわらの西京焼き」は、アルミホイルが命

|春と言えば、さわら

瀬戸内の春と言えば、さわら(鰆)なくして始まりません。

関東に暮らしていた時は、食卓に上がることはまずなかった魚ですが、香川県では春だけでなく、年に何度もスーパーで見かける定番の魚なんです。

さわらと言えば、西京焼き。この一択です。
西京焼きは、スーパーでも漬けてあるものが売られていますが、保存料などたっぷりなので、買い控えたいものですよね。

もう8年も香川県に暮らして、毎年さわらの西京焼きを作っているのに、レシピにならない程度のメモ書きしかしておらず、毎年のように「あれ?どんな配合で漬け床を作るんだっけ?」とヤキモキしてしまう私。

定番のものほど、「レシピを書き留めるほどでもないか」なんて思っていつまでたっても味が定まらないのです。

そんなわけで、noteという場所があるお陰で、レシピも整理できて、写真付きでご紹介せねば、とやる気スイッチが入りました。

|材料

さわら…2切れ
A  味噌…80g
|甘酒…大さじ1
|酒…大さじ1/2
|みりん…大さじ1/2

|作り方

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さわら2切に分量外の塩をふって30分ほどおきます。余分な水分が出てくるので、キッチンペーパーで拭き取ります。

▼振り塩についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

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待っている間に、味噌80g、甘酒大さじ1、酒 大さじ1/2、みりん大さじ1/2を混ぜ合わせておきましょう。

▼仕込みわずか5分!水筒で作る甘酒の作り方はこちら

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ラップに、混ぜ合わせた調味料の1/4量を塗り広げます。

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さわらを1切れのせて、

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調味料の1/4量をさわらの上にも塗り広げます。

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厚みがあるので、漬け床が側面までいきわたるように、スプーンでなでつけます。

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四方のラップを折りたたんでいきます。

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全体にまんべんなく漬け床が行き渡りました。

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元々さわらが入っていたトレーに乗せて、冷蔵庫で2日間漬けておきます。(1日だと味がまだ染み込んでいないのです。)

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焼く時に焦げやすいので、キッチンペーパーで漬け床を拭き取っておきます。

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あとは、魚焼きグリルで焼くだけ。大きさにもよりますが、7分が目安です。

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私は、お掃除を楽にしたくて、魚焼き用のアルミホイルを敷いて焼いています。

5分ほど焼くと、ふちの方が焦げてくるので、これ以上焦げてしまわないようにアルミホイルを折り曲げて被せ、残り2分焼きます。

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アルミホイルを被せるのを怠って、なんど失敗したことか・・・。
正直、タイトルにしたくらい「アルミホイルを被せるのが命」なのです。
みなさんも十分にお気をつけて。

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ほんのりふちが焦げていると、とっても美味しそうに見えます。でも、アルミホイルを被せ忘れると焦げ焦げになり、見るも無残な姿になってしまうのです。まさに「いい塩梅」とは、西京焼きのことを言うのだとつくづく思うのでした。

定番料理こそ、本当に難しい。とはいっても、コツさえ押さえれば大丈夫なので安心してください。
使う味噌によっても仕上がりが変わるので、何度も何度も作って自分のお気に入りの味を見つけたいものですね。

|発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引

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