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チャーハン作りが苦手だったけど「ししゃもだけ炒飯」で、気がラクになった。

塩気とうま味の宝庫「ししゃも」で、絶品チャーハンが作れます。
卵・豚肉・鶏ガラスープの素さえも要りません。

|塩気とうま味の宝庫「ししゃも」

最近、物価高の影響で魚もどんどん高くなってますよね。

骨があって食べにくい、保存がきかない、などの理由も相まって、これまで以上に魚料理が犬猿されるのは悲しい…。

ならば、手軽に買える魚で何度でも作りたくなる料理を提案するのがわたしの役割ではないか…?と、使命感に駆られたのでした。

そこで、鮮魚コーナーを見渡し、目に止まったのが「ししゃも」です。

|ししゃもでチャーハンを作った理由。

丸ごと食べられる
フライパンで焼ける
塩漬け・干した身はうま味の宝庫
脂がのっててごはんがススム

「ただ焼くだけにしておくのはもったいない代物だ…」と悟り、ごくシンプルな味付けでチャーハンを作りました。

おいしく作るコツは、冷やご飯を使うこと。
フライパンにごはんを広げて放っておくこと。
豚肉や野菜をいれず、ししゃもだけで作ること。

では、さっそくレシピを紹介しますね。

|材料(2人分)

冷やごはん 1合(300g)
ししゃも(一夜干し)6匹
ごま油 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
こしょう 多めに
小ねぎ 適量

|作り方

フライパンにごま油大さじ1と、2〜3cm幅に切ったししゃも6匹(頭・尾も食べられます)を入れて、両面をサッと焼きます。

ししゃもの卵がプチプチはねてきたら、火を弱めましょう。

ししゃもをはしに寄せ、冷やご飯1合(300g)を加え、平たくなるように広げたら、強めの中火で「置き炒め」をします。

ごはんを広げたまま置いておき、40秒経ったら上下をひっくり返すようにします(×3回繰り返します)これが「置き炒め」。

ご飯全体に油がまわってツヤが出て、香ばしくなってきます。

フライパンを振れない人なので、頻繁に触らず「置いて炒める」のがラク。こうするとししゃもの形も崩れにくいんです。

フライパンに隙間を空け、しょうゆ大さじ1を入れます。ジュッと水分が蒸発したらすぐにごはん全体になじませまるように(普通に)炒めます。

小ねぎ(適量)と、こしょうをたっぷりめに振り、サッと全体を混ぜます。仕上げに塩ひとつまみ(分量外)で味をととのえてください。

ししゃもの塩気だけでもかなり味がつくので、塩加減はお好みで調整してくださいね。

ししゃもの塩気・うま味・脂のお陰で、少ない調味料でもおいしく仕上がります。余計な具がないので、水っぽくなりにくいんです。

彩りと甘みのために、卵を加えるアレンジもアリですね。

|実は、チャーハンが苦手でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

実は、チャーハンって、食べるのも作るのも苦手だったんです。

外食で食べるものはしょっぱ過ぎて苦手…。
家で「チャーハンの素」を使わずに作ろうと思うと味がぼんやりしがち…。

ししゃもをそのまま食べた時、たった1匹でごはんが相当ススんでしまって驚きました…。これは「調味料」として使えそうだとひらめいたのでした。

もし作ってくださる方がいらしゃれば、コメントで教えてもらえたら、とっても励みになります。

発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。


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