ピーマンを素焼きして、すだちを絞る。作り方はこれだけ「すだちピーマン」
あと一品欲しい時。
タイトルで作り方の説明が終わるほど、簡単なのにおいしいサブおかずをご紹介します。
|なんにだって、すだちを絞っちゃう技
すだちって、さんまにしか使ったことがありませんでした。香川に住むまでは。
四国では、ほぼ1年中何かしらの柑橘類が採れます。
料理に使うもので言えば、すだち・レモン・ゆず・だいだい・仏手柑・青みかんなど。
移住したばかりの頃に徳島の友人から教わったのは、なんにだってすだちを絞っちゃう技。
例えば焼き物、炒め物、酢物だけじゃなく、炊き込みご飯にだって絞ると、驚くほどおいしいのです。
素焼きの野菜に絞るだけ。というのも本当によく作ります。あと一品欲しい時、とにかく助かるんです。
|すだちの香りは、お味噌汁にも◎
実は、おみそ汁にすだちを絞るのもオススメです。
目を閉じて椀を口元に近づけ、スーッと湯気を吸い込み、ゆーっくり吐き出す「おみそ汁深呼吸」が、わたしの通例儀式。
秋の訪れをしみじみ感じる至福の瞬間です。
今年の秋のはじまりは、さんまだけじゃなく、色々な料理にすだちを絞ってみませんか?
では、さっそくレシピを紹介しますね。
|材料(2人分)
ピーマン 4〜5個(200g)
すだち 1/4カット
|作り方
焼き方(フライパン)
フライパンに油をひかずに、半分に切ったピーマン4〜5個を並べます。たね付きのままで大丈夫。
両面に焼き目がついて、ふにゃっと柔らかくなるまで焼きます。
水っぽくなるのを防ぐために蓋はせず、アルミホイルをかぶせて焼くと短時間で熱が通ります。
焼き方(グリル)
魚焼きグリルの場合は、フライパン用のホイルをひいてからピーマン4〜5個を並べます。焼き目がついて、ふにゃっと柔らかくなるまで焼きます。
ピーマンをうつわに盛り付け、すだち1/4個をぎゅっと絞れば完成です。
すだちの爽やかな酸味と香りでピーマンの苦味が抑えられて、ほのかな塩気を感じます。
|すだちピーマンと相性のよい「主役おかず」
油っぽいもの、こっくりしたもの、チキンソテーやチャーシューのようなごろんとしたお肉料理の付け合わせに、すだちピーマンはピッタリなんです。
|ローカルの豊かさとは?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
すだちを何にでも絞ると聞いた時は、衝撃でしたね。なんて贅沢なんだ…と。
柑橘類が高い関東ではあり得ない豊かさ。
いくらでも安く手に入る。もしくは庭に生ってて、使う時に摘んでくるという豊かさがここにはありました。
もし作ってくださる方がいらしゃれば、コメントで教えてもらえたら、とっても励みになります。
発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。
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