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パパママ頑張ろう!子どもが秋にかかりやすい6つの感染症

すっかり秋めいてきたこの頃。
涼しくなり過ごしやすくなった反面、子どもの幼稚園や保育園で流行する病に頭を抱える親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

この時期からじわじわ増えてくる子供の感染症を6つご紹介します。
予防方法も記載していますので、ぜひ参考にしていただき、秋冬をともに乗り越えましょう!


子どもの感染症代表!RSウイルスとマイコプラズマ肺炎

RSウイルス、マイコプラズマ肺炎は子どもがかかる感染症の代表格とも言えます。

風邪症状とよく似ているので鑑別が難しいですが、どちらもひどい咳が特徴です。特にマイコプラズマ肺炎は時間経過とともにだんだん強くなります。

RSウイルスは大人がかかっても重症化することはほとんどありません。
しかしかかった子どもの月齢が低ければ低いほど重症化する、子どもにとっては命とりな疾患です。
ほとんどの子どもは2歳までにかかると言われています。

脱水に注意!ロタウイルスとノロウイルス

ロタウイルス、ノロウイルスの特徴は嘔吐と下痢です。

症状が出始めて数時間は水すら受け付けないことも稀ではありません。
ここで注意したいのが脱水です。

脱水になってしまうと、意識が薄れたり、体内の酸素や栄養素が行き渡らなくなって最悪死に至るケースもあります。

水分摂取ができるようになったら、少量の水分をこまめに摂取するようにしましょう。
おすすすめはOS-1などの経口補水液です。

ひどい下痢症状が続く場合に脱水になりやすいと言われています。
水分だけでなくミネラルも失われていくので、それらが含まれた経口補水液を摂取することが最も効率的です。

ロタウイルスやノロウイルスはアルコールが無効です。
面倒だと思わずに、こまめに石鹸による手洗いを行って感染を拡げないようにしましょう。

強いのどの痛みが特徴!インフルエンザと溶連菌咽頭炎

インフルエンザや溶連菌咽頭炎は、強いのどの痛みが特徴です。

溶連菌の場合は、舌に赤いぶつぶつができるいちご舌が特徴で診断がしやすい感染症になります。

どちらも迅速診断キットがありますので、疑わしい場合は迷わず病院にかかりましょう。

予防の基本は手指衛生とマスク着用

感染経路はそれぞれ違えど、感染症の予防は手洗い、消毒、マスク着用が基本となります。
中にはアルコールが無効なものもあるので注意が必要です。

子どもは小さいほど手指衛生がおろそかになりやすく、正しいマスクの装着もできないため、園内での感染を防ぐことはほとんど難しいです。

予防接種も感染を防ぐためのものではなく、重症化を防ぐものになりますので、認識の違いには注意してください。

子どもだけでなく大人にも容易にうつります。
できるだけ家庭内感染を防ぐためにもそれぞれの予防を怠らず、普段から生活リズムを整えて免疫力向上に努めましょう。

みなさんが無事に秋冬を乗り越えられますように‥!


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