【デザイナーのひとりごと55】暑い夏は冷コーで爽やかに乗り切る!
金曜日、お疲れ様でした!本日も夏らしい1日でしたね〜!
この青空、そして桂川。夏ー!!
(ちなみに、この数時間後にけっこう激しい夕立が降りました。もうね・・・白々しいくらい、夏!)
私ってば、けっこう夏が大好きなのですよね・・・うふふ。あっついけれども!川遊びとかしたい〜、河原で裸足になってひんやり冷たい感覚を楽しみたい・・・(京都水族館の前、そういうコーナーになっていてめっちゃ楽しそうだったんだ!子供しか行水してる人いなかったけど・・・逆に子供がOKならば大人だっていいはずだ・・・うおおお)。
冷コーを飲みました
さて、そんな本日は地元のお店めぐり。本日は桂駅近くのコーヒーやさん「珈琲直火焙煎所 まめや 桂 くる吉」へ行ってきました!閑静な住宅街の中にある、小さくて可愛いお店。美味しいコーヒーでほっと落ち着く空間で、お気に入りの場所となっています。
最近は、午前中に絞って営業されているそう。
コスタリカ産のコーヒー豆のアイスコーヒーをいただきました。すっきり爽やか、とっても飲みやすく、がぶがぶいけちゃいそうでした。暑い中で自転車を漕いできた私でしたが、風で揺れるのれんのかかった小さなお店で真夏の冷コーを楽しむ姿は・・・もはや風物詩ですね。素敵やん・・・。
「冷コー」という単語
さて、私はここでさも当たり前のように「冷コー」という単語を使いましたが・・・これは大阪出身の彼氏さんの影響で使い始めたもので、私はそれまで「アイスコーヒー」としか呼んだことはありませんでした。ふと、知名度のほうが気になりまして、ちょっと調べてみました。
冷コーとは「冷たいコーヒー(冷やしコーヒー)」を縮めたもので、アイスコーヒーのことである。もともと関西で使われた言い回しだが、他エリアにも普及。地域によってれいコーまたはレーコーと発音が異なる。現在はアイスコーヒーやそれを略したアイスと言い、冷コーは死語となっている。ただし、大阪の中高年層の中には今も冷コーと呼ぶ人がいる。
どうやら、元々の発祥はおそらく大阪で、今は死後となっている・・・と。なるほど。であれば、アラサーの私が今こそ使うべき、今が使いどきな単語のようですね!
もう少し調べてみます。大阪での調査結果が載っています。
回答者の50~60代が「冷コー」と呼んでいたのは、今から30、40年ほど前。昭和の終わりから平成の初めで、バブル時代と重なる。その頃以降、アイスコーヒーにとって変わられたことになる。
大阪の喫茶店数の多さについて大阪文化に詳しい前垣和義・相愛大客員教授(73)は「中小企業が多く、会議スペースが十分ではなかった会社の商談が喫茶店で行われたことが影響している」と指摘する。
前垣客員教授は「喫茶店は、マスターとしゃべったり常連同士が親しくしたりと、人と人との接点の場でもあった。大型店では、そんなことも起こりにくい。喫茶店が減少し、『冷コー』の言葉が消えていることには寂しさを覚える」と話した。
出典:「冷コー」は死語? 2割知らず7割使わない 産経新聞 THE SANKEI NEWS
どうやら、バブル期の大阪にあった喫茶店文化から生まれた単語だったようです。「冷コー」、いいと思うけどなあ・・・。そして、全国的に喫茶店は激減の一途をたどっているらしいが、それでも大阪が一番多い、という状況はずっと維持されているらしい。確かに、大阪ってお茶できるところがめっちゃあるんですよね・・・京都も比較的多い方だとは思うけれども。
そういえば、数年前に右京区内のレトロな喫茶店でお茶しようと冷コーを頼んだとき、「砂糖とミルク抜きで」って言ったのにマスターが間違えて運んできた現場でミルク入れちゃって・・・「ああ、ミルク抜きって言うてたね、ごめんね」って言われて、「いえいえ、大丈夫です!」って言ってそのまま飲んだのを思い出しました。ああいうちょっとしたやりとりが生まれやすいのは喫茶店の良いところなのかもしれません。
こちらの記事によると、大阪では冷コーには砂糖を入れて出すのが基準になっているところもあるそうです。あの喫茶店もそんな感じで、デフォルトがミルク入りだったのかもしれません。
それにしても、こういうのが文化人類学っていうのだろうか、ちょっと興味深いな。
「冷コー」、今後も使っていこうと思います!発音はどれが正なのかな、こち亀の両さんが玲子を呼ぶときのイントネーションで合っているのだろうか・・・。
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