社内MVP制度にずっと違和感があった話。モヤモヤの正体は〇〇だった?|20代キャリアの悩み
みなさんの会社には社内MVP制度(成果を出した人を表彰する制度)はありますか?
ベンチャー企業ではよくあると聞きますが、私が以前勤めていた教育系ベンチャー企業にもMVP制度がありました。
MVPを受賞すると、全社会議でスピーチをしたり、社長に高級ディナーに連れて行ってもらえたり、時には金一封を頂けたり。
受賞するということは、とても名誉あることでした。
会社側も社員のモチベーションを高めたり、士気を高めるなどの目的があってMVP制度を作っているのだと思います。
だけど、
私はMVPに対してずっとモヤモヤを感じていました。
最近も前職の同僚とLINEをしていた時に「〜〜が年度末のMVPに選ばれたよ!」という話を聞き、「すごい!おめでとう!」とは思ったけれど、ひさしぶりにMVPに対するモヤモヤを味わった気もして。
そこで今日は、MVPへのモヤモヤと向き合うnoteを書いてみたいと思います。
MVPに前向きになれない私の中で、何が起こっていたのか?
周りが「今期は絶対MVPに選ばれるぞ!」「チームで絶対受賞しよう!」と燃えている中で、私はその波に乗れず、いつも冷めた自分がいました。
そんな自分に対して、私の中では色々な声が湧いていた気がします。
この声の主はなんだか意地悪な感じがしますね・・・
一方でこんな声もある気がします。
こうして振り返ってみると、「MVPに前向きになれない自分を肯定する声」の中に、私が大切にしたい何かがあるような気もします。
MVPへのモヤモヤの正体は"競争性"だった
今こうして振り返ってみて、ふと感じたのは、
「私は競争するのも競争させられるのも嫌いなんだ」ということ。
実際にストレングスファインダーでも「競争性」は最下位なので、競争が苦手な私ですが、
MVPに対して競争性を強く感じていたからこそ、MVPへの違和感があったのかもしれません。
私が競争が嫌いな理由は、過去のいじめの経験が絡んでいるような気もします。
私は過去に「なつきちゃんがうらやましい」という理由で、ある友人からいじめられた経験があるのですが、
当時私は「なんで比較するの?」「私は私だし、〇〇ちゃんは〇〇ちゃん」「〇〇ちゃんだって、私にないものを持っているじゃん」「誰かと比べたり競争するのって、負の感情しか生み出さないのでは?」と感じていました。
そこから誰かと比べたり、競争したりすりことへの嫌悪感が大きくなって行ったのだと思います。
MVPへのモヤモヤには、私のどんな願いが隠れているのか?
この願いは、私が人として大切にしたい価値観でもあり、
私がコーチとして対人支援のお仕事をしている原点・理由でもあると思います。
もちろんこの願いを前職で活かすこともできたと思いますが、
いまのお仕事の方が、この願い・価値観をより満たす働き方ができていると思います。
これからは会社の"評価"や"MVP"とは少し離れた世界で、
私は私のやり方で頑張る人を応援し、エンパワーできる存在であり続けたいなと思います。
最後に
もしこのnoteを読んでくれた方の中に、「会社の評価に違和感を感じている方」や「MVPに違和感を感じている方」がいたら、
どうかその違和感を感じている自分を責めないでほしい
と思うのです。
ぜひその違和感をきっかけに、あなたが本当に大切にしたい価値観・願いと向き合ってみてください☺︎
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