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明るい不登校のススメ

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いま社会が求める人材は強烈な個性をもった人間! 親も子も気持ちがスッキリ、前を向ける不登校と仲良くなれるノウハウ記事を集めたマガジン。 不登校の解決にむけて地道にトライ&エラーを…
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2022年2月の記事一覧

心ない言葉に負けないで!人は「不安になると攻撃する」生き物

今回は、子どもが不登校のころに投げかけられた 「心ない忘れられない言葉」について取りあげます。 言葉の力って、大きいですよね。 ものすごいエネルギーをもらえたり 逆に奪われたり。 放った側のつもり、受け取る側のとらえ方 お互いの現状やその理解度、価値観の違いなどで それは大きく変わります。 1 「で、これからどうするの?」息子が不登校になって、しばらくは 誰にも話すことができませんでしたが 数ヶ月たったころから、親友のママ友だけには、 だんだん話せるようになっていました

学校に行かなくても大丈夫!不登校の不安解消バイブル

子どもが不登校になったとき、なぜ親は「学校に行くこと」に尽力してしまうのでしょうか。 私もその一人だったのですが、振り返ってみますと、そう突き動かしていたのは、いくつかの不確かな不安のせいだとわかりました。 卒業はできるのか? 高校受験はどうなるの? 知識や教養のない子になっちゃうの この記事は まさに不登校になりかけている 不登校に直面して不安を抱えている ご家庭の親御さんもご本人にも読んでもらいたい記事です! 登校してもしなくても卒業できる!「え?中学校(小学校)中

ふとーこーエッセイ【5】忙殺される日々…決断

忙殺される日々…決断 息子は2人兄弟の弟。 子どもたちは、小学生から本格的にバスケットボールをやりはじめた。 親がそろって、バスケ経験者だったこともあり、 生まれてからの遊びという遊びは、自然とその方向へ向かった。 近郊のゴールが併設された公園を、わざわざ選んで行き テレビは常にNBAが流れていて 国内チームの試合観戦にも足を運んだ。 バスケはみんなの生活の一部になっていた。 その環境が功を奏し おとなしかった息子も 楽しんで活躍するようになっていた。 5つ上の兄。

ふとーこーエッセイ【4】行っても不安…行かなくても不安…

行っても不安…行かなくても不安 診察なのか、悩み相談なのか よくわからない状況になってしまった私たちに ゴッドは、念のためと言って 近隣にある総合病院の紹介状を書いてくれた。 CTやMRIなど、高精度の検査をしておいた方が安心だということと、その病院には「思春期外来」の専門医がいる、という主旨だった。 「思春期外来」ってなんだろう。 薬の処方はなかった。 まぁ当然か、異常はないわけだから。 弱っている息子を連れ回すのには気が引けたが、 体自体には異常がないとハッキリ

ふとーこーエッセイ【3】こまらせて…ごめん

「こまらせて…ごめん」 「今日は…胸んとこが痛いんだって?」 「・・・」 ゴッドの問いかけに、息子は黙ってうなずく。 今日も白衣は着ていない。 ポップな色のパンツに、 おしゃれ柄のワイシャツをサラリと着こなしている。 「だいじょうぶよ〜 どんな感じか、お話し聞かせてくれる?」 そう言ってゴッドは、 息子の名前を縮めて、ちゃん付けで呼んだ。 「お母さんも心配だったね、さ、ここ座って」 小学校の高学年になってからは、 病院にかかることは、ほとんどなかった。 息子がここで診

ふとーこーエッセイ【2】ゴッドの待合室

ゴッドの待合室いつの頃までを、振り返っていただろう。 この子は、たしか小さい頃から 朝は弱い方で、起こされて起きることのほうが ダントツ多かった。 なのに、乳児期のお昼寝は、ほんの小一時間 すぐ起きてしまうから、家事は全くはかどらない。 幼稚園の発表会、舞台の上でよく「あくび」をする。 普通あくびは、眠くなると出るものと思っていたが 緊張によって、無意識に息を吸うことを忘れてしまい 脳に酸素が不足することで、出ることもあるのだとか。 集中力が足りないのでは? と案じた私

ふとーこ−エッセイ【1】その日は、突然おとずれる

「お母さん…胸のあたりがキリキリする…」 その日は、中学2年の2学期、ちょうど中間テスト、初日の朝。 なかなか起きてこないので、声をかけに行くと、 息子は布団の中から不安そうな表情で、そううったえた。 胸が痛いって…肺?心臓?  え、何か大きな病気?? それはないか… 病院行ったほうがいいかな…  でも、今日から中間テストなんだよなぁ、 定期テストって、欠席したらどうなるの? わかんないー! 熱はないから…風邪じゃなさそう。 ストレス? だとすれば心身症的なことかも? い