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「42歳、無職」罪悪感と戦う

42歳、無職。
犯罪者のようなおそろしい響き。
罪悪感があるからだろう。無職でいてはいけないという罪。無職って罪なのか!

このnoteは完全なる雑談です。ババアのたわごとをお楽しみください。

私は8年勤めた職場を退職しました。次男が8か月から小学3年生になるまでの期間と思うと長かったです。

罪の意識にはまる

仕事をしていないと、ダメ人間のらく印を押される感覚がありますよね。主婦の立場で言うと、主人の稼いだお金で生きているという縛り。

我慢しないといけない
自分の好きなものを買ってはいけない
好きなものを食べてはいけない
自分の居場所がない
役目がない

生きている意味がない…って地中にズモモモモって埋まっていきます。

なんという我慢を強いられているんだ!!

仕事をやめることはダメなことって考えているからです。犯罪を犯したわけではないのに、なんか知らんけど罪の意識から逃れられない。

自分で勝手に思い込んでいるだけです。

そうなんです。わかるけども。

後ろめたい気持ちに追い詰められた(もしくは自分で勝手に追い込んだ)理由は退職日のできごとにあります。

感謝を伝えたのに説教された退職日

退職するとき、20人くらいに退職のあいさつをしました。そして説教されたのです。

「あんたこれからどうすんの?」
「子どもがこれからお金かかるのに」
「次の仕事ないの?なんで?」
「旦那さんの稼ぎがいいんだね」
「専業主婦になるの?いいなあ」
「これからゆっくりするんですかぁ?」

「さよなら」と「ありがとう」のあいさつをしたのに、どうして心臓を突き刺してくるんだ、こいつら。

今までありがとうじゃないのか!!これまで残業代がつかなくても勤めてきた私はなんだったのか。(パートなので残業するはめになってもサービス残業)

ええ、そうですよ。これからどうするのかわからないですよ。やめたくなかったですよ。

やめたいと考えていたことは事実。いろいろウザくてもいつかやめてやる!って副業していたのに、契約更新なしの現実がやってきたんです。

私は非正規。首の皮一枚で続けてきました。更新なしと言われても、他部署で拾ってくれ、トータル4か所で勤められました。

しかし今回ばかりはパツンで終わり。理由はわかっています。コロナあたりから非正規の採用枠が減っており、年齢が高い人や役職がない人は更新されない傾向があります。

とてもお堅い職場なので、勤続年数が大事にされてきましたが、徐々にそうではなくなってきていました。

「お世話になりました」の返事として、説教かよ、嫌味かよ!と思いながら、何を言われても「今日で最後だせ、さようなら!」を心の中で腹の底から相手に叫び、最終日を終えました。

退職するかを選べるなら

仕事をやめたいと考えていますか?

もし自分が退職するかを選択できるなら、よく考えてほしいです。

私は契約を切られたので、どうしようもなかったと言えます。でもそうとも言えないです。

次がないかもしれんとわかっていながら、真剣に職探しをしていませんでした。今までのことがあるから、まあ大丈夫だろうと。甘かったですね。

副業をしているとはいえ、収入なんてそんなもん雀の涙を超えてメダカの涙くらい← (副業は職場にナイショ)

副業である程度収入があっても、思いとどまってほしいです。会社をやめ独立、起業して成功したらそりゃかっこいい。でも、本当にこのサクセスストーリーを実現した人ってどのくらいいるのでしょう?

そこらにゴロゴロいないですよね。

SNSをみていると感覚が麻痺するから、一旦落ち着いてよく考えてほしいです。

私はWebライターならできそうと思って始めました。でもけっこうどんずまり。始めてみると甘かったなって痛感しています。Twitterとかで夢見させてくれる情報が流れてくるから希望に向かって始めるけど、いやこれ無理やんってなりました。

起業を考えたり、副業を始めたりすることは大切だけど、うまくいかないことは覚悟しておくべきです。

というかWebライター増殖しすぎていませんか?比例して詐欺案件も増殖中。ライター系のインフルエンサーが増えて、こんな感じで稼げますよの情報が広がったからだと推測。始めるハードルが低いからですね。

「私にもできるかも?」ってつつかれた人は私だけではないはずです。

すみません、脱線常態化。

ここで言いたいことは、退職を自分で選択できるならよく考えてほしいです。簡単にやめないでほしい。

お金が減っていく恐怖、仕事をしていない罪悪感、稼げていない焦り。

こいつらがまとわりついてきますよ。こいつらね、自分のやる気にまとわりついてきてタタリ神になりますよ。

ただし、覚悟があればやる気と追い込むパワーは発動します。

しかしですね「3,000回くらい絶望する」ことを覚悟してください。以前マナブさんが、ブログで稼ぐことの大変さをこのように発信していました。

(絶望ってどの程度の落ち込みかな)

私は覚悟と絶望を語るほどのところにいませんね。すみません。

最後に、ゆるい無職あるあるをお届けします。

無職あるある

「暇になってからやろう」は、実際暇になると意味を持たないです。本当に暇になるとやらない。これは絶対です!

例えば、お片づけ。たまった書類の整理、増えすぎたUSBケーブルの処分、ダンボールや雑誌、手紙や年賀状、取説、写真の処分。あるいはやってみたかった習い事。いつか行こうと思った場所。すべて無意味になります。

「暇になったらやろう」は二度と実現しないと心得てください。だから「今からやろう」に変換して、すぐ取り組んでくださいね。

無職あるあるその2 やたら図書館に行く。

私は週2くらいで行っています。とりあえず、どこかに出かける用事をつくってみる感じです。図書館だと本を借りてまた返却するという用事ができます。

本に囲まれると、この中に答えがあるんじゃないかって気がしませんか?無意識に助けを求めています。ヘルプミー。

本屋さんに寄りたくなるときもこの感覚があるのですが、なんせ無職なので図書館に通うのです。

ババアのぼやきを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。あなたはとってもいい人ですね。

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