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海のはじまり

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テレビドラマ「海のはじまり」に関する記事のまとめです。
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#大竹しのぶ

ドラマ【海のはじまり】名台詞集

2024年7月期フジテレビ月9ドラマ「海のはじまり」より、心に残った台詞をまとめました。 *鑑賞時に書き起こした台詞を記録しているため、表記や文言は脚本と異なる場合があります。恐れ入りますがご了承いただけますようお願いいたします。 ●作品情報公式サイト ●名台詞集第1話終わりはないね。ずーっと海で、その先にまた海岸があるよ。 第1話冒頭、海辺を歩く水季と海のシーンでの会話です。 生と死の象徴とされる海。 人や関係、命の、はじまりと終わり。 この物語のテーマが詰まったシ

【海のはじまり】第10話:こまかすぎる感想

第10話。 今まででいちばん感想を言語化しづらい回だったかもしれません。(とか言って長文書くんですけどね) 11話、12話に向けて、あえて夏の危うさを漂わせた回だったように思います。 感想を二言で言うならば、「…翔平さんっっ!!」と「手紙読んでなかった!!」です。 ところで前回第9話の感想に、今まで「海のはじまり」について書いてきた中で一番多くの「スキ」をいただきました。 話が進むにつれて、この作品への関心や想いが世間でも高まっているのだなとしみじみと感じます。 こういうテ

【海のはじまり】第9話:こまかすぎる感想

第9話。夏と弥生の物語。 あまりにも涙が溢れすぎて手で顔を覆ってしまい夏と弥生が涙で見えない程度には嗚咽号泣しましたが、なんだか視聴後の感覚としては、すっきりしました。(それだけ泣いたからだよ) 苦しいけれど、でも、弥生さんが自分のためにした選択によってずっと背負おうとしていたものを手放すことが出来て、ほっとしたというか。 とりあえず、私は弥生さんと飲みに行きたいし、夏くんを抱きしめてあげたいです。 この「こまかすぎる感想」は、いつも一度リアタイ視聴した後、SNS等での感

【海のはじまり】特別編「恋のおしまい」:こまかすぎる感想

ドラマ「海のはじまり」の特別編として8月26日に放送された「恋のおしまい」。 思ったよりずっと「恋」で、はじまって、おわって、胸がきゅっとする物語でした。 個人的には津野くんの笑顔がたくさん観られて嬉しかったです。 今回は、特別編「恋のおしまい」について、つらつらと感想を書き綴ります。 いつも以上に情緒不安定です(笑) 番組情報「海のはじまり」公式サイト 特別編「恋のおしまい」朝のルーティン 朝、台所でおにぎりを握っている水季。 自分用と、海用の小さいおにぎり、それぞ

【海のはじまり】第8話:こまかすぎる感想

第8話。夏、そして田中哲司さん演じる夏の実の父親・基春回でした。 この物語の主題歌、Back numberの「新しい恋人達に」。 父性をテーマにした楽曲ということですが、この歌詞が一体何を表しているのか、今までずっと考えて来たのだけれど今いちピンとこないところもあって、最終回まで観たら分かるようになるかなあと考えていました。 ですが今回基春さんという人と出会って、この楽曲を含めた「海のはじまり」が描こうとしている、問おうとしている父性というものを、少しくっきりと理解出来た気

【海のはじまり】第7話:こまかすぎる感想

第7話。 津野…!!!!!!!!!(涙) 待っていました、私たちの津野回。そして水季。 ここ2話くらい、どことなく穏やさが漂っていた中で、ここでまた胸をぎゅーと締め付けられるような苦しさをがつんと突きつけられたような回でした。 7話を観た上で、あらためてこれまでの津野のシーンを振り返ると、それも苦しくて。 さあ。津野を語りましょう(笑) 番組情報「海のはじまり」公式サイト Tver見逃し配信はこちらから 第7話 いちばん近くで支えてくれた人練習 回想シーン。 桜の花

【海のはじまり】第6話:こまかすぎる感想

第6話。 感想アップが遅くなってしまいましたが、第6話もリアタイしました。 今回は1~5話までに対して、新章が確かに動き出したような感覚がありましたね。 視聴後も、重たい気持ちや登場人物に対する「ごめんね」みたいな感覚に苛まれることがなく、じわ~っと穏やかに、紡がれ繋がり合っていたものが沁みていくような感覚で。 いつも放送を見ると「今回が一番好き!」と思ってしまいますが(笑)、第6話、この作品が伝えようとしてくれているものの本質、核のようなものを、明確に提示されたような話で、

【海のはじまり】第5話:こまかすぎる感想

もう5話ですって。 ドラマって本当に、始まってしまうと早い。 もう折り返しに差し掛かると思うと、この作品の行き着くところがどこなのか、心から楽しみな気持ちと、終わってほしくない気持ちとで、真剣に悩みます。 第5話。 これから水季という不在の中心について向き合っていくことを暗示させるような回でした。 そして、次回、待望の津野回か?!という気配。 第5話もかみしめにかみしめて、語ります。 番組情報「海のはじまり」公式サイト Tver見逃し配信はこちらから 第5話 子供がいる

【海のはじまり】第4話:こまかすぎる感想

フジテレビ7月期 月9ドラマ「海のはじまり」、第4話。 とても苦しかったけれど、それでも弥生の苦しみが少しほぐれたような、そして夏と弥生の関係がより強くなったような、希望も感じられるストーリーでしたね。 でも個人的には、登場人物たちに対して「ごめん」の気持ちが一番に溢れました。 夏の台詞にもあった、「想像しただけでわかった気になっちゃいけない」。 「わかった気になるなよ」ということは、この作品のテーマのひとつとして、視聴者の解釈の仕方として求められるものとして、ずっと流れて

「海のはじまり」スピンオフ【兄とのはじまり】名台詞集

2024年7月期 フジテレビ月9ドラマ「海のはじまり」。 そのスピンオフとしてTVerで公開された「兄とのはじまり」より、心に残った台詞をまとめました。 *鑑賞時に書き起こした台詞を記録しているため、表記や文言は脚本と異なる場合があります。恐れ入りますがご了承いただけますようお願いいたします。 ●作品情報公式サイト TVer「兄とのはじまり」 ●名台詞集会話が単語で済むのは仲がいいから 月岡家の食卓をバックに流れる大和のモノローグです。 特別会話をすることもなく、そ

【兄とのはじまり】第1話:こまかすぎる感想

フジテレビ7月期 月9ドラマ「海のはじまり」。 TVerで公開されたスピンオフドラマ「兄とのはじまり」、ご覧になりましたか? もちろん観ている私ですが、この「兄とのはじまり」についても、愛情重めで語りたいと思います(笑) 本編とは別視点でのストーリーではありますが、スピンオフを観るとより本編の理解が深まり愛情が高まるような物語で。 そしてなにより、スピンオフはほっこりした気持ちに包まれる優しい物語なので、ぐさぐさと刺さりまくりで苦しい本編を観た後の感覚を和らげてくれるので、

【海のはじまり】第3話:こまかすぎる感想

フジテレビ7月期 月9ドラマ「海のはじまり」。 もう3話ですね。 毎週着実に終わりに向けて進んでいると思うと、最終回まで見届けたいという思いと、終わってほしくないという思いに苛まれます。 まだ3話なのに(笑) 第3話もリアタイして、観終えた後の感想は、「あたたかせつなくるしい」でした。 夏くん、海ちゃん、登場人物たちの心が少しずつ動いたような回。 一方で、どうにも胸がきゅっとなる苦しさもあり。 また、個人的に最終回で回収されるかなと思っていたものが第3話で回収され、このスピ

【海のはじまり】あらためて唸る弥生さんのヴィジュアル

フジテレビ7月期 月9ドラマ「海のはじまり」。 第2話まで鑑賞して、あらためて思ったこと。 以前公開された弥生さんのキーヴィジュアルの表情、弥生さんの過去を知った上であらためて見ると、伝わってくるものが多すぎて多すぎて。 この表情をされた有村架純さん、この表情をおさめたカメラマン、すごすぎる、と、唸ってしまいました。 ▼弥生さんのキーヴィジュアルはこちら 以前、弥生さん役とこのヴィジュアルの情報解禁があった際に記事を書いたのですが、その時の私は、こんな感じのことを想像し

【海のはじまり】第2話:こまかすぎる感想

海のはじまり第2話。 月曜にリアタイをした後、火曜・水曜と連続で予定を入れてしまっており、海のはじまりの余韻に浸りすぎて全く予定に集中出来ない日々を過ごしました。 この夏はなるべく放送翌2~3日は予定を入れないようにしたいと思います。 「海のはじまり」以外、何も出来ない夏になりそうです。 弥生さんを中心に、登場人物たちがより掘り下げられてきた第2話。 つらつらと心のままにひたすら感想を語ります。 番組情報「海のはじまり」公式サイト Tver見逃し配信はこちらから 第2