《まとめ7選》Instagram広告の成功事例|成果を出す7つのポイント
こんにちは!最近サラダダイエットを始めたNatee編集部の高田愛です。
皆さんSNS広告はもう配信していますか?
SNS広告は近年多くの企業から注目を集めていてすでに始めている企業も少なくありません。
そんなSNS広告の中でも、
「精度の高いターゲティング」×「 豊富な広告フォーマット」で効果のある広告を配信することができるInstagram広告に注目していみました!
おそらくこの記事を読んでくださっている方は
「Instagram広告って若者向けの商品しか売れなそう...」
「広告の見た目が超オシャレじゃないと見られなそう...」
「種類が豊富すぎてどのフォーマットがいいのかわからない...」
「Instagram広告をやりたいけど失敗したくない!!」
などたくさんの悩みを抱えていると思います。
今回は、そんな悩みを解決するためにInstagram広告の成功事例を広告フォーマット別に紹介し、そこから成功するための7つのコツを導き出しわかりやすく解説しています!
Instagram広告を始めるか悩んでいる方の手助けができると嬉しいです。
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※ 本記事はInstagram広告の中でも「Instagram広告の成功事例」にフォーカスを当てた記事になっています。ですので、Instagram広告をもっと全体的に学びたい方は下記の記事をお読みください。
▶︎ゼロから始めるInstagram広告|基礎知識から成功のコツまで解説!
Instagram広告の成功事例7選|種類別
- ストーリーズ広告の成功事例
まずは写真や動画を使うことができるストーリーズ広告の成功事例を見ていきましょう。
ちなみに、日本は世界有数のストーリーズ大国とも言われるほどストーリーズの利用者が多く、デイリーアクティブユーザーは70%ですのでうまく活用することで大きな効果が期待できるでしょう。
1. ニフティ不動産
引用:Facebook for Business(画像を一部加工しています)
まずは「ニフティ不動産」の成功事例です。
ニフティ不動産は、有名不動産サイト掲載の賃貸物件や購入物件の約1,000万件から、豊富な条件でまとめて検索できるアプリを提供しています。
広告の目標
クリエイティブ改善でアプリインストール数を増加
広告の結果
・リーチ:4倍拡大
・CPM:70%削減
・CPI:19%削減
・アプリインストール数:23%増加
広告の成功ポイント
ニフティ不動産は、他の企業よりも早く動画広告への着手を進めてきました。そしてストーリーズ・フィードなど各配信面に合わせた動画広告を作成したのがポイントです。
最大時間が15秒のストーリーズでは、スピード感のある動画でより多くの内観イメージをユーザーに紹介しました。
スピード感のある動画にすることで「ユーザーがタップしたくなる」というメリットがあります。
またストーリーズで誰でも使うことができるスタンプをあえて使うことで、より広告感のないオーガニック投稿に近いクリエイティブでアピールができました。
2. DAZN JAPAN
引用:Facebook for Business(画像を一部加工しています)
続いては「DAZN JAPAN」の成功事例です。
DAZNは年間10,000試合以上のスポーツコンテンツを配信するスポーツ・チャンネルで多くのスポーツファンに楽しまれています。
広告の目標
野球シーズンの開幕モーメントでの登録獲得
広告の結果
獲得単価の削減:18%
コンバージョン率の改善:1.8X
クリック率の向上:11%
広告の成功ポイント
DAZNの成功のポイントはユーザー参加型の広告にしたことです。
この広告を配信したときは、プロ野球の開幕シーズンだったので、アンケートスタンプを使って「勝つのはどっち? 巨人 or 阪神」の2択を設定しました。
2択を設定しておくことで、
・自分の好きなチームを応援したくて、ついつい参加しちゃう
・ワンタッチで参加できるので簡単
という点から多くのユーザーが参加しました。
「アンケートに参加しただけでアプリインストール数は増えないでしょ?」
と思う方もいるかと思いますが、DAZNの事例ではインストール数も1.8倍になっています。
簡単なアンケートですが、参加することでユーザーは「自分ごと化」して、サービスの利用意欲にも影響があるのですね。
3. 花王「PYUAN(ピュアン)」
引用:Facebook for Business(画像を一部加工しています)
続いては花王「PYUAN」の成功事例です。
PYUANは花王のヘアケアブランド「メリット」から2017年にリニューアル登場したヘアケア商品。
広告の目標
若年層からの認知拡大
広告の結果
ブランド認知:+10pt
購入意欲:+3pt
店頭金額シェア:150%
(キャンペーン全体での昨年対比)
広告の成功ポイント
花王のストーリーズ広告の成功ポイントは、商品を訴求するのではなく、ブランドのメッセージをうまく伝えたことです。
この広告のターゲットである若年層は広告を嫌う傾向があるので、企業が「この商品買って!」と伝えているだけだとスキップされるのがオチです。
花王は短時間でもユーザーの印象に残すために、“赤毛のピュアン”という空想上のキャラクターの生活を通してPYUANのメッセージを描きました。
こうすることで、広告感がなくユーザーに受け入れてもらいやすい上で、印象にも残る広告が打てたのでしょう。
筆者のつぶやき
Instagramは一般ユーザーがコミュニケーションのために使用しているSNSです。そこに突然企業がきて、「うちの商品買って!」と言ってきたら正直邪魔だなって思いますよね。
広告を出す際は、ユーザーのエリアにお邪魔させてもらっていることを意識すると良いでしょう。
4. バイトル
引用:Facebook for Business(画像を一部加工しています)
続いては、バイトルの成功事例です。
バイトルは日本最大級のアルバイト・パート求人サイトで、多彩な検索機能や職場の様子がわかる動画の掲載などで、アルバイト探しのサポートを提供しています。
広告の目標
アプリインストールの最大化
広告の結果
アプリインストール単価の低下:12%
インプレッション単価の低下:12%
クリック単価低下:27%
広告の成功ポイント
バイトルの成功ポイントは、フィード広告のクリエイティブをストーリーズ広告に共有することで、アプリインストールの単価を下げたところです。
バイトルは元々9:16の縦型クリエイティブを数多く供給することができず、ストーリーズ広告を活用することができていませんでした。
しかし、ストーリーズ広告に、フィードとクリエイティブを共有できる「フルスクリーンサポート」機能が加わり、9:16以外の素材も入稿できるようになり、効率的に獲得数を伸ばすことに成功しました。
- 写真広告の成功事例
続いて、正方形・横型のどちらにも対応している写真広告の成功事例について見ていきましょう。
5. Milton & Goose
引用:Facebook for Business(画像を一部加工しています)
Milton & Gooseの成功事例を見ていきましょう。
同社は、現代的なデザインを取り入れ、最高品質の木材を使用して米国内で製造された高品質なおもちゃを販売する企業です。
広告の目標
潜在顧客へのリーチとコンバージョン
広告の結果
Milton & GooseをInstagramで発見した顧客の割合:50%
第4四半期の年末商戦期の売上増(前年比):2.8倍
2018年のブラックフライデーの売上増(前年比): 4.6倍
InstagramまたはFacebook経由でウェブサイトにアクセスした
ユニークビジターの割合(2018年第4四半期):38%
広告の成功ポイント
Milton & GooseはInstagramには長々と文章を書かず「インスタ映え」する写真と短い文章で簡潔に投稿しました。
同社の1番の成功ポイントは、*UGCをうまく発生させたところです。
同社のRaymond氏は、購入後もユーザーとブランドがつながるように、商品を発送する際に1枚のカードを同封しました。
そのカードで、実際に商品で遊んでいる子供の写真を、同社をタグづけした上でシェアするように促したのです。
こうすることで、多くのユーザーが写真をアップしてくれて広いリーチを獲得することができました。
このように企業発信の広告だけでなく、ユーザー発信のUGCを発生させることで、他のユーザーはブランドに対する信頼感や安心感を覚えるので質の良いリーチを獲得することができます。
UGCとは?
User Generated Contentsであり、一般ユーザーによって作られたコンテンツのこと。(個人のSNS投稿・写真・ブログ・口コミなど)
UGCは企業発信の広告に比べて、情報の信頼性が高いのが特徴です。
- 動画広告の成功事例
続いては、横型と正方形のフォーマットで最長120秒間の動画を配信でき、s上質なビジュアルと音や動きでストーリーを伝えることができる動画広告の成功事例を見ていきましょう。
6. FRECIOUS(フレシャス)
引用:Facebook for Business(画像を一部加工しています)
FRECIOUSの成功事例を見ていきましょう。
同社は、グッドデザイン賞を受賞した、家庭のインテリアとしてもおしゃれなをーターサーバーを提供しています。
広告の目標
コンバージョンの増加
広告の結果
申し込み完了数増加:2X
申し込み完了CPAの削減:41%
ターゲット層へのリサーチ:1.2X
広告の成功ポイント
同社の成功のポイントは*自動配置として最適化をかけたところでしょう。
広告をFacebook、Audience Network、Instagramの3つに配信することで、他のチャネルでは獲得が難しい潜在層へアプローチすることに成功しました。
配信した動画広告の動画内に、実際にユーザーからシェアしていただいた、サーバーの設置風景を静止画素材として使用することで信頼感のある動画広告に仕上げることができています。
自動配置とは?
Facebook・Instagram・Audience Network・Messengerの配信面の中から効果が高いと予想される配信面を選択肢、自動的に広告が配信される。
- カルーセル広告の成功事例
続いては、写真や動画を複数並べ、ブランドストーリーをより深く伝えることができるカルーセル広告の成功事例を見ていきましょう。
7. StyleShare
引用:Facebook for Business(画像を一部加工しています)
StyleShareの成功事例を見ていきましょう。
同社は、600万人超えの顧客を抱える、韓国のファッション・ビューティ系コミュニティ兼Eコマースプラットフォームです。
広告の目標
ブランドに焦点を当てる
広告の結果
ブランドコンテンツ広告により注文獲得単価が減少:31%
ブランドコンテンツ広告により広告費用対効果が向上:27%
ブランドコンテンツ広告によりリーチ人数が増加:42%
ブランドコンテンツ広告により「カートに追加」の単価が減少:17%
広告の成功ポイント
StyleShareはカルーセル広告を活用して複数の画像を紹介しました。
同社の1番の成功ポイントはInstagramマーケティングと相性の良いインフルエンサーマーケティングを組み合わせたことです。
同社は、パートナーブランド2社の冬のコレクションの売り上げを伸ばすために、専門のファッションコンテンツクリエイターと提携して個性溢れるスタイルを紹介しました。
写真引用
インフルエンサーを起用することで、彼女が抱えているフォロワーに効果的にアプローチすることができます。
また同社は、自動配置を使用してFacebookやAudience Networkにも配信することでより広範の潜在層にアプローチできました。
インフルエンサーマーケティングって?
SNSやマスメディアで影響力を持つ「インフルエンサー」に商品やサービスをPRしてもらい、第3者の口コミを通して消費者の行動に影響を与えるコミュニティアプローチのマーケティングです。
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Instagram広告で成功する5つのポイント
ここまでは、各フォーマットごとの成功事例を見てきました。
では、Instagram広告で成果を出すためには、何に気をつけると良いのでしょうか?成功事例からの学びも含めて解説していきます。
- 最初の数秒間でユーザーの心を掴む
Instagramのフィードやストーリーは多くの投稿で溢れかえっていて、ユーザーは次々にスクロールしています。。
そんなユーザーに広告をスキップせずに最後まで見てもらうためには、最初の数秒でユーザーの心をガッチリと掴む必要があります。
ユーザーの心を掴むために、ターゲットを明確にして、そのターゲットが何を求めているのかを考え、しっかりとメッセージを届けましょう。
- 広告感・企業間が出ないように
何度も言いますが、ユーザーは広告を嫌います。
私たち企業は、ユーザーのコミュニケーションの場にお邪魔しているということを忘れないようにしましょう。
DAZNさんの事例のようにユーザー参加型のアンケート機能を使ったりすることでユーザーと積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
- インフルエンサーマーケティングと組み合わせる
インフルエンサーマーケティングと組み合わせることも、広告感をなくす1つの手段です。
また、Instagramユーザーに多い10~20代の若者は、テレビに出ているセレブタレントよりも実際にオンラインでの繋がりがあるインフルエンサーを信頼する傾向があるので、うまく活用することで効率的にターゲットに訴求することができるでしょう。
- ユーザーの次のアクションを促す
配信広告には*CTA(Call To Action)を設定して、ユーザーの行動を促しましょう。
いくら素敵なクリエイティブを制作して、多くのターゲットにリーチしても、そこで離脱されてしまうと効果は激減します。
広告を見たあと「ユーザーにどうなって欲しいのか?」を明確にしておきましょう。
CTAって?
広告からそのさきに続く具体的なアクションを促すサイン。
Instagramには
詳しくはこちら / リンクを開く / 予約する / お問い合わせ / ダウンロードするなど他にも多くのCTAボタンが準備されています。
Instagram広告の出稿方法
ここまで見ていただいた方の中には、Instagram広告を出稿したいと考えた方もいるかと思います。
広告出稿は難しくて面倒臭いイメージもあるかもしれませんが、手順に従って進めていけば誰でも簡単に出稿することができるので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください!
Instagram広告の出稿方法を15枚の写真を使って解説している記事はこちら
▶︎Instagram広告の出し方|超簡単10ステップを画像付きで丁寧に解説!
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▶︎5大SNSを活用したプロモーション手法
▶︎Z世代を攻略!?新マーケティング手法とは?
まとめ|Instagram広告の成功事例
Instagramは、精度の高いターゲティングもできてビジネスとの相性も良いです。
他のSNSと比べて強い拡散力はありませんが、UGCを発生させることができれば多くのターゲットにリーチすることもできます。
しっかりと広告の目標を設定して、絞り込んだターゲットの心に刺さるクリエイティブを制作することで、大きな成果が見込めるでしょう。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!