適応障害で休学中の美大生が書く!休学日記 (休学にいたるまで、編)
はじめましてナスです。はじめてのnoteがこんな内容ですが気を引き締めて参ります!
タイトルにもある通り適応障害で大学休学中です。今年の4月からなので、もうそろそろ終わりも近ずいてきました(恐い)
振り返りの意味も込めてここまでの流れをまとめていくよ
はじまり
私の通う大学は実家から遠いため一人暮らし、また知り合いが一人もいない土地、新しいことだらけで期待に満ちた大学生活の幕開けでした。
最初の異変は大学が始まって1ヶ月くらいたった頃、食欲が増加し、今までの倍くらい食べるように。
また、それまで趣味だったイラストを全く描かなくなりました。
今思うと、それが適応障害への最初の異変でした。
適応障害には個人差があるようですが、私の場合はゆるやかに進行していきました。私の意思とは裏腹に症状が進んでたので、認めるのにも時間がかかってしまったのです、、
ものの価値が分からなくなった
次なる異変はこれ。だんだん様々なことの価値がわからなくなります。これがつらかった
私は美術系の大学に通う美大生でした。美術は精神的なもので、そこに価値を見出して制作する…しかし次第に、なんでそんなことをやるのか?分からなくなってきました。
お金などの明確な価値観しか理解できなくなり、制作そっちのけでバイトするようになりました。しかしこの時点では気分もよく、なんか制作する気にならんな〜と思いつつ元気にバイトに励んでました。
金遣いが荒くなる
メンタル不調時あるあるですね! 私もなりました。
だんだん感覚が鈍くなってきて、あまり楽しいとか悲しいとかいう感情が起こらなくなってきます。そうすると、ものを買うことで満足感を得ようとするんですね
もはやものを買うことが生きがいでした。3日に1回くらいショッピングモールに行って服とか買ってました。やばい
しかしそのやばさに自分では気づけませんでした。みんな少ない仕送りとバイト代の中でどうやってやりくりしてるの?って感じです。みんなはそんなにお金使ってないのにね、、
朝起きられなくなる
きました!この症状が出てきたらいよいよって感じですね!だるくて朝起きられなくなりました。
正確には起きるのですが、支度をするだけで疲れ果てて寝てしまうんですね
朝がとくにやばくて、ひたすら寝て3時くらいに起きると少しスッキリして、あーまたやってしまった…という後悔が襲ってきます。
しかし朝はとにかくだるい。なぜ大学に行かなければならないのか、なぜ単位を取らなくてはならないのか理解できない。
また学校に行っても体調を崩すことが本当に多くなりました。
私は中学高校と全然風邪をひかなかった(メンタルは崩した)健康優良児だったので、自分ではこれは甘えだ!と思っていたのですが、今考えると普通に体調悪かったと思います。早退する日が増えました。
そうやって徐々に大学の単位が危うくなってきました。
人望が消える
消えます。うつ症状になったことがある方は分かるかもしれませんが、人に貢献できないとすぐに人望はなくなっていくのですね〜!
大学に行けない、行っても早退、その割に体調が悪いというか…元気そうにも見える
こういう人間の信用は次第になくなっていき、欠席連絡してはじめは心配してくれた友人も、次第に辛辣になっていきます。いいことないですね
次第に感情が死んでく
気がつけばどれだけ長いこと泣いてないんだろう、怒ってないんだろう…ということが増え、好きだった音楽を聴いても上滑り、見る景色が色褪せて感じるように。
なんだか風景が暗いので、前髪のせいかと思ってこのころはよく前髪を切ってました もちろん何も変わりませんでした…
休学の選択肢
ここまできていよいよ大学に通い続ける自信がなくなってきました。
それまではだるくても落ち込んでても、休学という選択肢を考えませんでした。やはり休学は大きな決断、自分の性格的にも大多数から外れてしまうのは怖く、なかなか踏み出せませんでした。
休学するぞー!
私は一度考え出すと即実行!の極端な人間です。
ある時連続で大学を休み、その時家で(こんな休んでしまったんだからもう無理だ…通い続けられるわけない…)と思い詰め、翌日教授に
休学したいです!!
と元気に言いに行きました。
結局その時は教授と休学理由、単位などのお話をして終わりましたが、とにかく休学の意思は伝えました。
単位の関係で結局休学したのは半年後になりました。休学理由ですが、病気の療養と学力不振に決定、大学に書類提出して終わりです。
親に話してみる
実家に帰省した際、親に休学したいと伝えました。簡単な家族会議がありましたが、まあ好きにしなさいという方針だったのであっさりOKを貰えました。
こんなに悩んだ休学だったのに、全体的にあっさりしたもんでした
そしてアパートを引き払い、いよいよ4月から休学です。やったね!
休学中の過ごし方はまた別のnoteにまとめます
閲覧ありがとうございました!
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