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👁👁眼科を目薬屋と言い出す 11/4(金)

この日、朝、7時49分にモンスターエンカウント(着信)鳴り響いた。
母からの着信である。
なにごとかと思ったら母は言った。
「あんた目薬がなくなったのよ〜。
目薬屋に連れて行ってくれんね〜!」

とうとう「眼科」も言えなくなった!

午後からは用事があったが,どうせ母の行く眼科は午前中しか開いてない。
午前10時に迎えに行くと伝えると、
「あんた何時でもいいよ!」
と返ってきた。
いやだから午前中にしか診察してないと。

母親は、迎えに行っても今回も当然のように15分以上出発が遅れていた。

本物のお薬屋

診察はつつがなく終わっていたが、この日は「おくすり手帳」を忘れていた。
まあおくすり手帳は、処方箋メモをもらったら、後で貼り付けもできるので(忘れそうだが)。

診察が終わってビルを出ようとした時に、事件は起こった。
時間はちょうど昼頃で日が高かった。
母は眼科の薬で瞳孔が散瞳していた。
眩しかったらしい。

建物を出た途端、目の上に手をかざしていた母は、
「こりゃいかん!なんもみえん!」
と言ってくるりと振り返り、いきなり建物の中に戻ろうとした。
ちょっと待て,どこへ行く気だ。

誘導して車に載せると、喉元過ぎれば熱さ忘れるで、何処かで昼食を食べて帰りたいと言い出したが、瞳孔が賛同していて、眩しいと言い出すこと必須だったので、昼には冷凍庫の中の大量にある食材を温めて食べるように言って、自宅に送った。

帰宅

午後は自分の用事を済ませてから、庭仕事もしたかったので、多少早めに実家に顔を出したら、何故か母親が外から帰ってきた。
散歩していたと言う。
まだ瞳孔の散瞳が治まっていない時間帯だと思うのだが,本当に元気やな。

人が庭仕事をしていたら、箒とちりとりを持ち出してきていたが、片付け忘れるのまで含めてお約束である。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。