🗑ちまちまと父の部屋の掃除をしている 10/6
さて、10月6日、実家に行った際、父親のコルセットの還付金にお知らせがやっときていた。
まあそれは良い。
玄関先に、何か書類の入ったA4サイズの袋がある。
父の書斎は目の前である、なんで書類を出してるんだ?と思って見たら違った。
まだ私が若い時、初めて作ったクレジットカードの請求書の束を、綺麗にまとめて昔の自分の部屋に置いていたのを、母が、何故か玄関先に持ち出していたのだ。
別に捨てても良いのだが、その部屋はいま父が入院前に寝室にしていた部屋なので、両親の物置みたいになって荷物が積み上がっているので、その奥にある自分の昔の荷物も探すのが大変な状態になっているので、現在放置していた。
しかし何故いま、こんな書類をわざわざ玄関先に持ち出してきたのか?
母に聞いた。
「あんた、お父さんのシャツなおそうと思って、(あの部屋に)行ったら(書類が)あったけん!あんたに渡さんといけんと思って!」
…高齢者は思いつきで行動する。
何十年も前のクレジットカード書類とか、今渡されても困る。
とりあえず、父の部屋の処分する書類に混ぜた。
それから父の部屋の掃除を続けていたのだが、幾らか紙束を減らせたかと思った時に、母が来た。
「あんた、思い出したとやけどね!
書類!
ここにあるかもしれん!」
バーン!
…納戸には、昔は使わない家具とか入れてたと思ったが…、この、段ボールは……。
「ここにもあるとよ、書類!」
…!
心から残念なお知らせをありがとう、仕事が増えた!
照度の関係で見えないがこの奥にも複数個段ボールが見え、どうも中身は全部紙類らしい…。
ぬう。
書類の腐海が…終わらんッ!
見なかったふりをして、一旦閉じた。
後で!
ところで、見切れてはいるが、⇧この写真の左上に衣類用ブラシが掛かっているのが分かるだろうか?
このブラシ、なんか見覚えがある…。
私は、片付けのついでにこのブラシを、母に手渡した。
「これ、お母さんのじゃないん?」
そう、40年ほど前、私が子供のころ、母が「このブラシじゃないと汚れが取れんのよ〜!」と言いながらスーツの埃を取っていたのを覚えていたからだ。
ブラシを受け取った母は、血相を変えた。
「あらっ、このブラシ!
なくなったと思ってずっと探しとったとよ!
お父さん、また勝手に持っていって返さんっちゃけん!」
……。
まあ、爪切りを母のところから合計8個も寸借して返さん男だしな。
ちなみに、棚の隙間から50センチ定規が発見されたため、それも母に渡したら、「これ、私のよ!なんでお父さんが持って行っとるん!」と言っていた。
知らん。
父が持ち出して母が補填する。
ブラシと定規にも体現されていた。
投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。