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🧂スーパーと、兄の電話📱と、整形外科に差し入れ 8/17(2/2回)

さて、母を銀行に2件連れて行った後、さらに母を連れてスーパーへ向かう。

前日この父のメモを解読したところ、分かる部分はこう。

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①食品
 調味料
 マヨネーズ、ケチャップ、醤油、ソース
○(判読不能)のみちなど

以上カゴにセットして
持参のこと
外にガテンの(??)
思いつくおいしいもの

解読不能のところもあるが、とりあえず、これについては、本気で差し入れしたいのかどうか母に聞いた。

「お父さん可哀想に。

病院のご飯が美味しくないっちゃろう。スーパーで小さいの買って入れてやろう。」

病院には冤罪じゃないかと思いつつ、銀行の復路に、スーパーに寄る。

調味料を物色していたら

「どれも大きいねー!もっと小さいんはないん?」

と言われながら(知らんわ!)、買い揃えたものを、洗い替えのタオルと共に病院に差し入れ。

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差し入れそのものは、本当に差し入れするだけだったが、整形外科へ後少しで着こうかという車の中で、午後2時50分に兄の着信があった。

運転中だったので、母に渡して取ってもらう。

母が、

今?今はお父さんの病院に行きよるんよ〜。

お父さん、ちょっと具合悪くなってね、入院しとるんよ。」

と言っているのが聞こえる。

いや、「ちょっと具合悪い」レベルじゃないから!

整形外科の駐車場に停めて、母に電話を代わってもらう。

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兄には、前日の夜、二千字程度のメールで、今の現状と、介護施設の資金の話をしていたのだ。三月に入院した時も連絡はしていたが、今回はその比ではない。

「お父さん、ちょっとじゃないんよ。

脊椎多発圧迫骨折で、認知症も進んで来てるから、施設を調整してる。」

話は長くなるが、施設の援助についての兄の了解は取れた。

話がひと段落ついたので、私は兄の方の現状を聞いた。

この時期、本省勤めの兄が過労でないかはこちらも気になるところだった。

「いや、今、ちょっと前から、よその省に出向してるんだよ。」

…よその省の名前を聞くと、このパンデミックで一番忙しい省では?
やっぱり忙しかった!

あまり無理しないように伝えつつも、手の空いた時があったら母に時々電話してくれるように頼む。

「あ、それなんやけど、お母さん、電話取れんと?なんで?」

兄が聞くが、仕方ないやんか!認知症だから機種変したら、電話取るのが難しくなったんだよ(既に何回も教えてはいる、その度に忘れる)!
「あー、機種変したら取り切らんとよ。(取ることができないんだ)

家の電話にかけてくれたら、取りきるけん。(取ることができるから)」

そう伝えたら、

「あー、そこをなんとか。

お母さんに使い方教えてよ。」

そう言うが、正直、兄の言った中でこれが一番困難な無茶振りである。

認知症を甘く見てるな?

しかし、後で気付いた。

母と兄は同じ携帯電話会社のスマホなので、同会社間通話無料を有効活用したかったんだな。

まあ、それでも母が取れるかどうかは分からない(教えはした)。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。