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🏢介護施設から荷物を引き取る 11/23

葬儀翌日。
やることは多いが、自宅でもすべき日常の用事は溜まっていたので、それを片付けてから実家に向かうことにする。

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その間というか、午前中には、義姉(兄の妻)の実家から立派な花を頂いていたので、兄の義実家あてに母直筆のお礼の手紙を書かせるように依頼する(義姉の希望)。
本気で認知症気味の母に、通常とは違う、直筆でのお礼の手紙はハードルが高すぎる。

しかし、午後2時に実家に行ったところ、手紙は一行も書き上がっていなかった。
どうやら兄は母と普段接していないので、母の認知症の進行具合を甘く見ていたらしい。
手紙を書くようには言ったものの、そんなん、言っただけで書けるわけがなかろう。

ともかく、午後2時に、父が入所していた介護施設に、父の介護保険証、その他の荷物の引き取りに、兄を連れて一緒に行く。
人手というのもあるが、挨拶をさせておこうと思ったところもある。

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荷物は、先日ある程度先に引き上げておいたので、物量は車に一回で積み切れる程度に減っていた。
冷蔵庫に残っていたメイバランス3本と、父の部屋に残っていたオムツ各種は施設に寄付する。
今現時点で使う予定がないのと、認知症の母に、父の病気だった時点の記憶を想起させるものは酷だという判断である。

実家に帰宅して、兄はつきっきりで母が直筆の手紙を書く手伝い。
下書きまでしても2時間掛かった。

その間に、私は返礼品のリストの整理と注文欄の名簿記入をする。
手紙を書き終わったら、兄に、母とギフトの種類を選んでおいてくれるように頼む。

私はその間に、施設から持って帰ってきた荷物を仕分けする。
迂闊に母の目に触れたら、どんな不必要なものでも「使えるかも」と言って取っておきそうなのだ。
タオルや文具類はいいが、下着や靴下、シャツ類などは容赦なくゴミ袋にぶち込む。
45Lゴミ袋が満杯になったので、母の目に触れる前にガレージに投げ込んでおいた。

(このガレージだ!)

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この日は低気圧で頭痛がし出したので、夕方早めに撤収した。

後、兄に回収できた分だけの伯母の遺産関係の書類を渡して読んでおくように言う。
何故なら、兄にはそれまでも説明していたが、「父が全く遺産整理ができていないものを、ボケた母が、固定資産税が代表相続人表記になってるせいで、もう父が全部相続したと思い込んでる」ことの危険性を今ひとつ理解していないようだったからだ。

案の定。
午後9時過ぎ、その件で兄から電話がかかってきた。
まったくもって、兄も重要さを理解すべきである。

とりあえず後始末はまだ続く。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。