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👁眼球注射をしても買い物には行く 2/14(火)

さて。
2/12(日)には米寿を祝ったが、2/14(火)はとうとう、老母の眼球注射の日である。
母は高齢で認知症で一人暮らしをしているが、まあだいぶんボケている。

眼球に注射をするのは午後なので、午前中に米寿の写真を現像してきた。

写真

本人の希望で、花も写真に。
せっせと飾っていた。

とりあえず出掛けるのはいつも通り以上に遅くなったが、織り込み済みであったため間に合った。
有能と自画自賛しておく。
ただ、今回も何がいるのか何度も聞いてきて、短期記憶が本当に怪しい。

処置室に消える母

処置は、瞳孔の散瞳と麻酔が必要なため、その待ち時間が結構長かった。
が、まあ、手術は無事に終わる。

術後

母のボケっぷりは、眼科でもそろそろ把握されているので、母がトイレに行った隙に、看護師がこちらに話しかけてくる。
木曜までは、絶対に洗顔をしないようにさせて欲しいんです。」
これは重要事項。
何しろ木曜日には入浴のデイサービスがある。

洗顔をしなければ、入浴はOKか確認すると、むしろ清潔保持のため、首から下の入浴は推奨だという。
顔だけ洗わないようにデイサービスに連絡すると約束し、撤収。

ここで問題。

「あんたスーパーに寄って!
いるものがあるけん、絶対買って帰らなならんのよ!」

瞳孔が散瞳しているのに買い物に行くのかよ。
明日にするよう説得するが全然聞かない。
家に乗せて帰るのは簡単だが、その後ふらふらと自力で彷徨い出されても困る。

仕方ないので連れて行く。

アイス好きやな

スーパーでは、もちろんアイス売り場に走り出そうとする母。
アイスは溶けるので、ちりめん昆布を先に買うよう誘導しようとしたら、目先にフルーツ売り場があって目を奪われる母。
買い物メモにはないが。

指摘すると、
「だって,りんごが美味しそうやないね!」
と言い張る母。
りんごはふるさと会で買ったやつもう無くなったのか…?
バナナも買っていたが,これも当然翌日の生協と物品が重複して、こちらに寄越してきた。

アイス売り場

アイスを目を皿のようにして探す母。
よく見えなかったらしく、
「好きなのがないねえ!」
と言っていたので、母の前にあったスーパーカップ(バニラ)を渡すと
「そうそうこれよ!
どこにあったとね!」
と言う。

目の前です。


投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。