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私以外の誰かが書いてるわけがない。

なぜ、書くのか。
たいして発見も読まれもされない、ましてや「これで共感を求めるん?」みたいな文章を、ほんとになぜ書いているのか。

ようやく私は気が付いた。
多分私の場合、「自分のアイデンティティと慣れた言葉で、言いたいことを言いたい」んだと。


いや、ほんと。「勝手に一人でやってなよ」みたいなことをさせる威力があるのよ。


メキシコの片田舎、ポツンと一軒家に住む日本人。
日本語をこの地でリアルに話すことは99.99%ない。

ネットで聞くか、友人やSNS、占い関連の人とのやり取りか。このあたりが唯一の私の日本語チャンス。
ってなると、一人語りを延々と続ける暴挙に出てしまうんだよ。

海外に住んでる他のニホンジンさんも、同じなのかしら?とかふと思ったわ。




いつも心のシャウトに付き合ってくれる、マグと自宅から見える太平洋。


改めて、「書く」について考え始めたのはほんの数日前。
友人に言われた。「書いてる姿が見える。」と。



偶然にもその数日前から漠然と頭に浮かんでいたのは、「ライター目指すか」っていうこと。
いやしかし、世の中なめちゃあいかん。
かと言って、可能性はゼロとも言い切れんのかもしれんけど。




ちょっと何かが上手くいかなくって。
”1か月で○○万稼ぐWebライター”のようなものを見て心がかなり揺らいだとて。
はて、本当にそれが私のやりたいこと?
多分、きっと違うんだと思う。



お金を稼ぐために、ウケる文章を書こうとするのは、本当に苦痛。
(これが仕事なら、ちゃんとやるべきですけどね。)


いろいろ、そんな文章やブログを見かけるけど。
読む気しないのよ、なぜか。
私も自分の活動の為にやってみて!って言われてやったけど。
なんかいい気がしないのよ。
(批判してるわけじゃないよ。私には合わんっていうこと。)





自分のnoteで、完全に自分の場所で書くなら。
なぜにそんなに、ウケることを狙わないといけないの?
元々私、そんな人ちゃいますやん。
(いや、完全に自分の持ち場と言い切るなら、独自ドメインとってからやったな。すんまへん。)
(そしてnoteさん、いつもありがとう!!!!)




そんな中、書いてって言ってくれた友人がオススメしてくれた本には、こんな風に書いてあった。



自分が読みたくて、自分のために調べる。それを書き記すことが人生をおもしろくしてくれるし、自分の思い込みから解放してくれる。何も知らずに生まれてきた中で、わかる、学ぶということ以上の幸せなんてないと、わたしは思う。

自分のために書いたものが、だれかの目に触れて、その人とつながる。孤独な人生の中で、誰かとめぐりあうこと以上の奇跡なんてないとわたしは思う。


書くことは、生き方の問題である。


自分のために、書けばいい。読みたいことを、書けばいい。

読みたいことを、書けばいい。/ 田中泰延 著



また、なによりも後押しをされたのは、

だれかがもう書いているなら読み手でいよう。


という言葉。




私の暮らしや頭の中を、私以外の誰かが書いてるわけがない。
(見つけたら教えてください、きっとスト―カーか旦那さんに違いない。笑)


また、情報を並べてまとめて、便利そうな記事を私がやらなくてもいいことが証明された。一安心。




そんなわけで、私は私の思いを書く。



「リサーチ」もちゃんとやって、自分の想いも並べるってことは、今までの私の文章には欠けていたと思うので。
そういう部分も、意識的にやっていきたいと思う。




自分をこの思考状態に持ってきてくれたり、今の自分の欠点について気づかせてくれた本や、「書く」にちょっと違うニュアンスを吹き込んでくれた我が友人に心から感謝をしたい。



今日のシャウトは、こんな感じですかな。

ここに来た人が、私のシャウトに付き合うのも悪くないって思うような物好きさんばかりなら、これでさっさと締めるところなんですけど。

そうではない正常な人たちの為に、今回読んで参考にさせて頂いた書籍も一応ご紹介。
こちらでございます。



では、良き日を。
シャウトに時間割いてくれて、ありがとうね。


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最後の最後までお読みいただきまして、ありがとうございました! 良い息抜き時間になりましたように。