見出し画像

木は正直。

 ふとしたことから、木に触る事になった。
 
 
 
人と話すことも好きだけど、じっくり1対1で何かに没頭する世界も、決して嫌いではない。
そんな、職人気質も色濃い、ライフパスナンバー4の私。
(知らんがな。)





木材に触れ、何かを作るにあたって。
 


 
切れ端のような木材でも、木目があり、命を伸ばしていた方向があり。
また、時間がたって、湿気や熱を帯びることで、反りたい方向もある。


樹木として生きていた彼らが形を変えて、いまは木材として新たなキャラを持っている感。



そういうものを一つ一つ感じ取って、向きを気にしたり、どこまで手をかけるかを考えたり、力加減も調節する。
 
 
 

「木材」という新しい命と向き合うのは、結構面白いのかもしれない。
 
 




ただ、厳しい面もある。
 
 
 


 

 
それは、ミスをカバーできない事。
 
 
 
厳密に言うと、カバーは出来る。
ベテランさんなら、ミスをしても、後で調整をしていい仕上がりに出来るけど。



ここで言おうとしていることは、「自分のやったことがそのまま出て来る」ということ。





 
相手に五感があり、反応がある人間なら。
なんとか言い訳をしたり、ラッキーなら言いくるめることも出来るかもしれない。
 
 
 
ミス自体や、最初から上手くいかないのがダメ訳ではなく。
むしろめっちゃそこから学べるんだけど。
 




こんな風に切ったのは誰?
角度ずらしてしまったのは誰?
ボンドをキレイに取れてないの、誰?


 
 こんな風にして、作品から自分の行動を、どストレートに浴びせられるわけである。
 
自分のやったことが、まっすぐ自分に返って来る。

割と、キッツい時もある。

 
 



でも。




 
まだ、経験はないんだけど。苦笑
 



きっと、もっと慣れてくると。
いい答えが、まっすぐ返って来るんだろうな、と、ちょっと頭に余裕も出来てき今日この頃。
 
 
 


 
これは最近、ちょっと作ってみた、タロットカードやオラクルカードのスタンド。


創作と新米感を表現すべく、カップペイジを置いてみました。笑




 
 
なかなか。。。カードが立たない。苦笑
立ってるんだけど、やや寝てる感が強め?いや、こんなもん??笑




見よう見まねでやってみたから、絶対どこかミスってるな、これ。。
 
鏨で作った溝が浅すぎる、かつ幅が広いのか。
もしくは、両方なのか。
 
 



 
そのどちらかを判断するような経験値も無いけれど。




自分の行動を、嘘偽りなくまっすぐにフィードバックとして受け取って、考える材料になるのは面白い。

自然のかけらに触れたり、一心にエネルギーを注ぐのはめちゃくちゃ面白い。
 
 
 
 



 
いつか、完璧なカードホルダーを作りたいな。
メキシコの、エコフレンドリーなマンゴーの木で。
 
 


最後の最後までお読みいただきまして、ありがとうございました! 良い息抜き時間になりましたように。