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【 近況報告 】

久しぶりの更新です。

前回の投稿から今日までの間には、様々な出来事があり、変化もありました。
いいことも悪いことも、嬉しいことも悲しいことも……
些細なことに一喜一憂しながらも、なんとか生きてこられました。
大げさな表現ではなく、本当に「なんとか」なのです。

発達特性由来の生きづらさに加えて、二次障害のうつ病や不安障害、過去の出来事によるPTSD症状などなど……
毎日たくさんの薬を飲んでいますが、それだけでは補うことができない症状も多々あります。
それでも私が生きていられるのは、支えてくれる人たちがたくさんいるからです。
精神科の先生や心理士さん、就労定着支援員さんなどの専門職の人たちだけでなく、ほかにも心強い味方が、私の周りには何人もいてくれます。

今までずっと生きづらさを抱えながら生きてきた私ですが、ありがたいことに「出会い」にはとても恵まれていました。
その大切な人との出会いがあるたびに、ほんの少しずつですが、生きやすさを感じられるようになってきました。
私にとって最も生きやすく生きられているのは今現在だと、断言することができます。
ほかの人にはどう映っているか分かりませんが、私はかなり過酷な人生を送ってきたようです。
「ようです」と表現したのは、私自身がそのことに気づいたのが、ごく最近だからです。

「よう生きてきたねぇ」
初めてのカウンセリングで心理士さんから言われたことを、今でもはっきりと覚えています。
「誰のせいにもせず、誰も責めることなく、全部一人で抱えてきたんだね」
これも忘れることができない言葉の一つです。

良くも悪くも、私はASD特性が強く、感情鈍麻の特性を持っています。
そのために自分の置かれている状況が、一般的にどんなものかを推測することができません。
さらに一般の人が耐えられないような状況下でも、感情が麻痺しているおかげで生きてこられたのです。
生きづらさの根源である発達障害特性に、自分の命が守られていたと知ったときは、本当に驚きました。
だからといって障害特性が愛おしいと思うことはできません。
特性とは付かず離れずの距離感で、共存できたらいいのかなぁ……
そんな風に思っています。

季節の変わり目で体調、特に精神面が不安定な日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか?
気温差や気圧の変動、それに加えて新年度の慌ただしさや新生活のスタートなどなど……
この時期は発達障害や精神疾患を持たない人でも、不調を来たしやすいと思います。
だからこそ通常よりも目標のハードルを下げて、無理のない生活を送りたいものです。

今日も一日お疲れさまでした。
明日もきっといいことがあると信じて……

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