速読の本質って何?【◯を鍛える!!その2】
本質その2:〇を鍛える
「速読」を身につけるには定期的にレッスンをしていく必要があります。
その上で「意識する」ことが求められる部位があり、その点を理解しているとレッスンの効果も高めていくことができます。
どうせ習うなら、効果は高めたくありませんか?
本質的に「速読」を理解する上で必要となる要素の1つ目を前回の記事でお伝えしてきました。
今回は2つ目の要素。
それは……
「脳」を鍛えること。
「脳トレ」と聞くと「なんとなく」イメージできたりしませんか?
効果があるかは置いておくとして、世の中には「脳」を鍛えるための様々な取り組みやゲーム、訓練方法が出回っている。
数多く存在するということは、それだけ需要があるということ。
「脳を鍛えたい!」
そんな声があるから、様々な手法が開発されている。
「速読」習得のために本質的なことの1つとなっているのが、「脳を鍛える」こと。
ここを抜きに「速読」を身につけることはできません。
そして、「脳」を鍛える上でも特別な要素となっていることが2つあります。
この2つを意識して鍛えることができれば、「速読」を身につけることができるのです。
知りたいと思いませんか?
それでは、どのような要素なのか1つ1つ見ていきましょう。
①〇〇思い出す
「脳を鍛える」と言葉にするのは簡単。
誰でもできる。
では、どのような機能を鍛えると「速読」に繋がるのか?
1つ目が「見て思い出す」こと。
文字を読んでいくときに重要となってくる脳の機能がコレ。
例えば、「りんご」と聞かれたら、あなたは何を「思い出す」でしょうか?
赤くて丸い果実?
カットされたウサギさん?
文字?
画像?
それとも、映像として?
恐らく、ただ単に「思い出す」と言っても、人によってその内容は実に様々。
イメージ力?
それも影響力しています。
この「思い出す」ということを読書のときに当てはめて考えてみましょう。
先ほどは「りんご」という音で耳から「聞いたとき」にどう「思い出すか」。
これが文字だったら?
先ほどと同じようにイメージできるでしょうか?
「どのような意味だっけ?」と考えに考えて、ようやく思い出すことができる人がいるかもしれませんね。
今は「りんご」を例えとして挙げましたが、これが他の文字だったらどうでしょうか?
反射的に思い出すことはできますか?
しばらく考えて、ようやく思い出すことができるでしょうか?
この「見て思い出す」ことも脳の重要な機能の1つです。
「見て思い出す」という脳の回路を鍛えていくことによって、必然的に読むスピードを速めることができるようになります。
「速読」をするためには「脳」を鍛えることで、この「見て思い出す」機能を鍛えることが重要。
この機能が鍛えられていくことによって、「速読」ができるようになるのです。
どうやって鍛えるの?
それが「速読」レッスン。
レッスンを通して「脳」を鍛え、「見て思い出す」ことを意識して継続的にレッスンしていくと、自然と身についていく。
個人差はあるでしょうが、楽に本が読めるようにやっていきますよ。
②〇〇が働くこと
2つ目に重要なこと。
「脳」を鍛えることで、どのような機能を鍛えていけるのか?
それが……「勘が働くこと」。
あなたは読書をするとき、「好きなジャンルの本」と「苦手なジャンルの本」だと、どちらを速く読むことができますか?
恐らく、大多数の人が「好きなジャンルの本」を速く読むことができるはず。
それはなぜか?
どうして「好きなジャンルの本」は速く読むことができるのか、考えたことは?
好きだからこそ、過去に同じジャンルに関連する本を何冊も読んできているはず。
それによって、前提知識となる情報が脳内にインプットされている。
書籍に書かれている内容が「分かる」「知っている」からこそ、「勘が働いて」次の展開もある程度は予測できる。
「あっ、分かる分かる」
「はいはい、あのことね」
「この話が出るってことは、次はこんな展開の話になるよな」
など。
好きだからこそ、予備知識が既に脳の中に入っている状態。
だからこそ、次の展開について勘が働く。
その結果、スラスラと読み進めることができる。
つまり、「勘が働くこと」は「速読」を身につける上でもとても大切な要素。
「脳」の機能が高まることによって、この機能も高めることができます。
速読の4大原則
「速読」身につけるためには前回の記事でご紹介した部位、そして脳を鍛えることが必要。
そして、そこから派生し、速読を身につけるためにも重要となってくる「速読の4大原則」あるのです。
それがこれまでに見てきた4つの機能。
・見る速度が上がること
・見る幅が広がること
・見て思い出すこと
・勘が働くこと
これが「速読の4大原則」であり、「速読」の本質なのです。
まとめ
速読を身につけるためには定期的にレッスン受講をすることになりますが、レッスンを受講する前にその目的を理解する必要があります。
その上で鍛える部位を意識し、「4大原則」の内容を「意識する」こと。
そうすることによって、レッスン効果を高めることができるようになるでしょう。
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