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#16「良い写真」とは何か、自分なりに深堀りして考えてみた

写真の楽しみ方は人それぞれ。
自分の目的に合った考え方で写真を楽しもう。

ミラーレス一眼レフカメラを買って2か月ほど経ちました。
カメラを買う前に比べて外に出かける機会も増え、情報発信をし始めるきっかけにもなり、とても満足しています。

この2か月間、伊豆半島の風景を中心に、たくさんの写真を撮影してきました。今日は、「良い写真」とは何かについて、自分なりに考えてみたいと思います。

1.技術的に優れている写真

写真には「構図」「露出」「ピント」など、いろいろな要素があります。
こういった技術には一定のセオリーがあり、それを満たしている写真は「よ良い写真」といえると思います。
ここでは深くは説明しませんが、簡単に見てみます。

構図

被写体が美しく映る角度や位置・余白などを考えバランスの良い配置をつくり、被写体が魅力的に見えるよう写真におさめた全体の配置。「日の丸構図」や「三分割構図」などがある。

露出

写真を撮るときにカメラに取り込まれる光の量です。
「F値」「シャッタースピード」「ISO感度」によって決定されます。
ここでは細かい説明はしませんが、この3つの設定によって、全く違った雰囲気の写真が撮影できます。カメラ初心者の私は、最初はよく意味が分かりませんでしたが、学ぶ過程が一番楽しい要素でした。

ピント

焦点のことで、一枚の写真の中に複数の被写体がある場合は、どこに焦点が合っているかで全く違った写真になります。また、先ほど出てきた「F値」が低いほど、焦点が合っていない場所のボケ具合が強くなります。

2.見る人にとってメリットのある写真

その写真を見る人にとって、メリットのある写真は「良い写真」であると思います。3点ほど例を挙げてみます。

一つ目は、写真そのものにある情報が見る人が求めている写真の場合。例えば、桜の開花状況を伝えるような写真を地域の観光協会が提供しているような場合。

二つ目は、写真そのものが見る人に感動を与え、その人の考え方や行動に影響を与えるような場合。例えば、エベレスト山脈の山頂からの写真は、一般の人では行けない場所の風景の感動を写真を通して伝えることができます。

三つめは、思い出を他の人に共有するような場合。例えば、友達が旅行に行ってきた写真を見せてもらうことで、旅の思い出を楽しく聞くことができます。今では当たり前のようにされていることですが、写真という技術が生まれることで可能となった、写真の素晴らしい点だと思います。

3.見返したときに自分のテンションが上がる写真

これは、写真を趣味にしている人に限定されるのかもしれませんが、自分なりにうまく撮れた写真を見返すと、少しテンションが上がります。

写真はデジタルデータとして蓄積されていくので、自分なりのカメラ技術の成長が見られたり、見返すことで撮影した時の現地の感覚が思い出されたりします。

見返したときに自分なりにテンションが上がる写真は「良い写真」と言えると思います。

写真の楽しみ方は人それぞれ

ここまで、「良い写真」について考えてみましたが、結論としては、「人それぞれ」楽しめればそれで良いと思います。
何のために写真を撮影するのか、「目的」は人それぞれです。
例えば、フォトコンテストで入賞したいと思ったら技術的に優れている写真が良いかもしれませんし、気軽に旅の思い出を残したい思ったら、技術にはこだわらず、思い思いに撮影したほうが楽しいと思います。

今はカメラを持っていなくても、スマホで簡単に写真を楽しめます。
人それぞれの目的に合わせて写真を楽しめれば良いと思います。

私はせっかくミラーレス一眼レフカメラを買ったので、伊豆の風景を中心に、これからもマイペースにカメラを楽しみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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