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#89 ソーラン回想録 本祭②ブロック(第31回YOSAKOIソーラン祭り)

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自分以外の何かになろうとする

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てなわけで回想録第2弾です。
ちなみに前回の記事はこちらをご参照下さい。

やはり3年ぶりのソーランのインパクトはそれなりにあって、この零細noteにも新規の閲覧者さんが増えている様でありがたいことです。

先日スペースにて今年の総括と言うか、感想みたいなものは結構口走ってしまったので多少重複するようなことを書くと思いますが、その辺はご容赦ください(笑)

ソーランが終了して早や1週間。未だに疲労が抜けませんが、徐々に各地のお祭りの情報も聞こえ始め、本格的なシーズンインの予感です。

今回もD氏の予想も一緒にお送りします!

<審査枠②>
屯田舞遊神
東京理科大学Yosakoiソーラン部
札幌大学 La fête
ソフトバンクよさこい部
RHKさっぽろ
旭川北の大地
渚一世風美
百華夢想
酪農学園大学

<N予想>
1位:百華夢想
2位:酪農学園大学
3位:東京理科大学Yosakoiソーラン部

<D予想> 
1位:旭川北の大地
2位:百華夢想
3位:札幌大学 La fête

<公式結果> 
1位:旭川北の大地
2位:百華夢想
3位:酪農学園大学
4位(もう一度見たいチーム):屯田舞遊神

D氏が見事に1位の旭川北の大地と2位の百華夢想を予想的中ということでストライク&ビンゴ☆ここを当ててくるのはさすがです。
Nはそれぞれ順位ズレのニアピンでしたが3位の酪農学園大学をかすめていたので何とか面目躍如といった感じ?4位枠の屯田舞遊神は読めなかったですね~こちらもさすがはベテランチーム!

<ここまでの結果>
D→ストライク×1、ビンゴ×1
(合計:ストライク×1、ビンゴ×1、ニアピン×3)
N→ニアピン×2
(合計:ニアピン×5)

今回の審査ブロックではどのチームがきてもおかしくない、いわゆる本命不在のラッキーブロックだった様にも感じる枠。

そんな②ブロックを勝ち抜いたのは今年で解散を表明している旭川北の大地。今年の規模的にはU-40チームと言っても遜色ない人数で他の大所帯チームを跳ね除け見事一位置通過!特徴的な地を這う様な踊りと、登場から終わりまで大地が持つ独特の雰囲気とオーラで、パレード会場の空気を作品の世界観で染め上げた感じがしました。活動最後の年に一矢報いたといった感じでしょうか?

そしてブロック2位だったのが百華夢想。本州では既に色んなイベントで存在感を発揮しておりカメラマンさんにもお気に入りのチームの一つですが、ソーランでは意外にも初出場だったんですね。セミ優秀賞と共に新人賞も受賞していました。このチームはとにかく衣装と立ち姿の鮮やかさが印象的。作品の雰囲気がクール目だったのが、ややソーラン受けではなかったのかもしれませんね。

ブロック3位に入ったのは酪農学園大学。20数年前から個人的に縁のあるらくのーず☆昔は学生チームの中でも異色な作品を多く発表していましたが、今年はオーソドックスな学生ソーランスタイルでしたね。先頭の棒振りとか懐かしくて良いです☆おそらく初めて本祭を経験するメンバーが多いであろう中、しっかりとテーマ性を表現できていたと思います。
We are らくのーず!!☆

そして4位枠に屯田舞遊神が入りました。着流し姿でのウェーブや送りなどの構成が美しく、扇子・小旗・大旗そして衣装替えと、YOSAKOIソーランを構成する要素がしっかりと盛り込まれて、こちらもこれぞソーランと言った作品になってますね。今年で最後という事ですが、少人数でもしっかりとお客さんに印象を残したチームだと思います。

上位チーム以外にもいくつかコメントを。

渚一世風美
石川県より参加。筆者は初見でしたが一見オーソドックスな和風のチームかと思いきや、扇子隊の皆様は足元シースルーだったり、センターにアリスちゃんおる・・・?(笑)袖元のチェッカー柄が印象的に使われていたり、ファミリーチームとは思えないくらい大きな激しめの振りで、最後まで見入ってしまいましたね。味のある作品でした☆

札幌大学 La fête
こちらも筆者は学生時代に交流のあったチーム。ヒーロー系主題歌の様なアツイ楽曲にのせて、振りも学生らしいパワー全開の激しい踊りで最後まで盛り上げてくれます。衣装のカラーも黄・赤・青の半身法被とありそうであまり見ない色柄が、後半北海道の夏の大地の様な爽やかな緑色に変わるのも印象的です。人数が増えてくればもっと見応えが出そう!

東京理科大学Yosakoiソーラン部
もうお馴染みの関東の学生チーム。このご時世によくこれだけ集めて遠征してきたね!と思うくらいの大所帯☆これだけいると波をやっても送りをやってもやはり迫力が出ますね~。青い衣装がその波をさらに引き立てます。
途中脇差の様な小刀を取り出して演舞する箇所が印象的ですが、それも含めて演出にメリハリを追求できると、もっと大化けする可能性があるんじゃないかと思ってます。

人数が少ないチームが多く、何が起こるか解らない波乱の審査②ブロックでしたね。参考に動画リンクをあげておきます(大通りパレードに絞って見つかった映像に限定してます※審査ではない動画も含みます)
※リンク違い、削除希望等ありましたらお手数ですがご連絡下さいm(_ _)m

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よさこいに限らず、表現を目的とした活動は観客がそれを受け取って初めて一つの作品として完成すると思っています。受け取る側の感性や好みはそれぞれですので、どうしても色んな評価、感想が聞こえてくることが多いと思いますが、それを「聞くこと」で創作に活かせるのなら大いに利用して頂きたいですが、必ずしも「聞き入れる」必要はないと思っています。

こんな評論noteみたいなことやっておきながら矛盾してるかもですが、今よさこいを熱く作り上げている皆さんは、せっかくの自由なよさこいの世界なので、周りがどうこう言おうと好きな作品を、表現を、自由に楽しくやって頂ければと個人的には感じております。

そんなこともこんなことも色々思い馳せながら、まだまだ回想録は続いていきます。

したっけ!

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