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断片的な語り

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分析されざる断片的な語りを、零一信号の中に埋め込んでいます。
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記事一覧

New Normal Diary:2020.06

New Normal Diary:2020.06

日々変わっていくこの日常を、自分のために残しておいた方がよい気がして書き留めることにしました。
前月はこちら。

2020.6.1
花火プロジェクト実施。我が家からは見えず…。

2020.6.2
BLACK LIVES MATTERのことをちゃんと理解したいなと思っていたときん、Off Topicさんの記事と、心を抉られる対話の動画を見つける。

対話とは、みたい変化を見るために行うもの。
それ

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New Normal Diary:2020.05

New Normal Diary:2020.05

日々変わっていくこの日常を、自分のために残しておいた方がよい気がして書き留めることにしました。
前月はこちら。

2020.5.1
夜中にバーチャルムサビ展(3D)に参加する。
バーチャルSNS clusterをインストール。

友人とDiscord、HouseParty、Spatial.chatを試してみる。
Discordがとてもいい…!これなら常時つなぎっぱなしにして、いい形のリモートワーク

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New Normal Diary:2020.04

New Normal Diary:2020.04

日々変わっていくこの日常を、自分のために残しておいた方がよい気がして書き留めることにしました。
前月はこちら。

2020.4.1
ふと、「今後対面で仕事する機会は、ないのかもしれない」と思うようになる。

ひとまずオンラインに関するリサーチと実践を積もうと思い、以下を行うことにした。
①オンラインセミナー・ワークショップに参加する
②情報収集の仕組みをつくる
③自分なりに試してみる

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New Normal Diary:2020.03

New Normal Diary:2020.03

日々変わっていくこの日常を、自分のために残しておいた方がよい気がして書き留めることにしました。

2020.2.26
2/28から開催予定の桑沢デザイン研究所卒展について、中止の連絡が届く。
インスタのストーリーが、卒展中止の悲鳴でいっぱいになる。
私は桑沢デザイン研究所基礎造形に通っていたため、3/13からの修了展がどうなるかを担任の先生に確認(卒展と修了展は別)。
この時点では修了展の扱いは未

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「言語化せよ」という言説は、私たちに何をもたらしているのか

「言語化せよ」という言説は、私たちに何をもたらしているのか

ここ数年でよく聞くようになった言葉の1つに「言語化」がある。「言語化」について調べてみたが明確な定義を見つけられなかったので、ここでは「自分の伝えたいことを、自分の言葉を使って表現すること」とする。

「言語化」という言葉の台頭「言語化」という言葉がこんなにも日本で語られるようになった背景は、複数のことがあるのだと思う。日本の(若干過剰とも思える)デザイン思考への期待や、デザイン経営宣言などからビ

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社会における自信の総量

社会における自信の総量

私は「今の社会における自信の総量は、一定量である」と言う勝手な持論を持っている。これに学術的な裏付けは全くもって無い。

一定量なので、誰かが自信を持つと、誰かの自信は減る。そして、今は自信を比較的持っている世代と持っていない世代があるように見える。ものすごく自信のある世代と話すと「いい時代を過ごしてきたのだなぁ」と思うし、そこまで自信を持てることが羨ましくもある。

ただ、この持論のまま行くと、

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断片的なものたち

断片的なものたち

年始に「断片的なものの社会学」という本を読んだ。

「お父さん、犬が死んでるよ。」

「犬が好きだったらショックを受けるだろうなぁ…」と、猫派の私でも思う一文からこの本は始まる。社会学者の著者が、多くのフィールドリサーチを重ねた中で「分析できなかった、論文や本にまとまらなかった、物語のかけら」を束ねたもの。わかりやすい結論がつかめるわけではないけれど、この本全体から著者がどれだけ一人一人の語り

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