Miki Kobari

経営と現場の”わかりあえなさ”を解消し、次なる物語を共にデザインするTransformation… もっとみる

Miki Kobari

経営と現場の”わかりあえなさ”を解消し、次なる物語を共にデザインするTransformation Designer。 SE、人事人材開発を経て現職。 「日本企業を、しなやかに強くする」というパーパスを胸に、「Always with humor」をモットーとして活動しています。

マガジン

  • デザイナーの経営大学院日記

    SE、人事、デザイナーと職種を変えてきた私が、経営の大学院に行った日々の気づきを書いています。

  • Online Practice

    オンラインでどう暮らし、働き、学び、生きるか。 さまざまな実践や、気づきを記載していきます。

  • 断片的な語り

    分析されざる断片的な語りを、零一信号の中に埋め込んでいます。

最近の記事

自分で自分を助けていたら、ChatGPT講座を開くことになった話

社会人大学院生をしています。 大学院生活があまりにつらすぎて(先生方、できない生徒で申し訳ありません…)、ある日こんなnoteを書きました。 「どうにか睡眠時間を増やすために、ChatGPT先生に壁打ちしてもらってる…」といった話を、プロボノ先のWOMAN SHIFT(政策実現ができる女性議員を増やすためにさまざまアプローチしている一般社団法人です)で話したら、「ぜひChatGPTの勉強会をしてほしい!」とコメントいただき、開催することになりました。 そしてこのWOMAN

    • SE、人事、デザイナーと職種を変えてきた私が、経営の大学院に行くということ:M1春学期振り返り

      M1前期生活のストレスを、noteを書くことによって発散させてから3か月がたちました。時が経つのが早すぎて、恐怖しかありませんw このままぼんやりしていると、あっという間にM2になってしまいそうなので、ひとまずM1春学期の振り返りを書いてみます。 1.年間スケジュールと時間割1-1.年間スケジュール 全体のスケジュールはこんな感じです。実質、学校に通うのは半年ほど。 1-2.時間割 実際に私が受講した科目はこんな感じです。 黄色い箇所はオンライン、青い箇所は対面で

      • ヴィパッサナー瞑想が経営学の本に出てきたので、体験記を書いてみた

        大学院のM1のゼミの中で、たまたまヴィパッサナー瞑想の話がでました。 でてきた本はこちら。 体験学習プログラムの一つとして出てきました 自分がヴィパッサナー瞑想体験者だったのでその内容を伝えようとしたものの、「これを見ればざっくりわかる」という記事を見つけることができませんでした。 「だったら自分が書くか…」と思い、noteに体験記を書いてみることにしました。 そもそもヴィパッサナー瞑想って?公式サイトを見るとこのような記載があります。 初見だとなかなか捉えづらい言

        • 人事がデザイナーになるときに、すんごい役にたった無料写真素材&イラスト集

          システムエンジニアを8年、人事を6年やったあとに、2019年から「デザイナー」という肩書きで働くことになりました。 私は美大出身でも、デザイン学科出身でもありません。 グラフィックデザインも、プロダクトデザインも、もちろん空間やファッションのデザインもできません(デザイナーへの転向時に、桑沢デザイン研究所の基礎造形には通いました)。 そんな私は、人事・従業員にまつわる体験設計(今でいうEmployee Experience)の視点で「人事実務がわかるデザイナー」として働く

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          体力少な目の社会人大学院生が、睡眠時間を増やすために使ったツール集

          社会人大学院生になり早半年。 学校は楽しいのですが、課題と研究に常に追われていて、体力がしんどい…。 このnoteでは、同じように体力がつらい人に向けて、自分がどうにか日々を乗り越えていくために使っているツール類を共有します。 1.ノート、レポート作成1-1.notion:メインのノート 基本、授業のノートはNotionにとっています。 学生だとNotionのプラスプランが無料になるため、利用しています。 ダッシュボードをどう設計するかは結構悩み、丸1日かけて作成しま

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          生成AIを、みんなで試して学んでいくために -カジュアルプロンプトソンをやってみた-

          ここ数か月、ほぼ毎日ChatGPTなどの生成AIについて何かしら記事やSNSの投稿を見るようになりました。 その中で 「新しいリリース情報が共有されるが、出てくる情報が多すぎてついていけない」 「でも、わかってないとも言いづらい…><」 「もっと生成AIを触ってみたいと思っているけど、一人だとどこから始めたらいいのか二の足を踏んでしまう…」 私はこんな状況にいました。 そんな中、たまたま「プロンプトソン」なるものを知り、さらに同じ会社のメンバーがこのプロンプトソンで最優秀

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          社外のコミュニティにて、Diversity Equity & Inclusionに向き合った半年間の体験と気づき

          2022年に半年ほど、IBM Community Japanのナレッジモール研究というコミュニティで活動していました。こちらでは、いろいろな企業の社会人が集まり、自分の解きたいテーマをチームメンバーと共に向き合っていきます。 私は「ITが支えるダイバーシティー&インクルージョンがもたらす変革」というテーマに参加しました。この記事では参加した理由や、どのようなプロセスを経て何をつかんだのか、書いてみます。 なぜ参加したのか 「人事時代に向き合ったもやもやを、今度は別の角度か

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          体験を通して、「腑に落ちる」を探索する - 「もうひとつの臓器」七連続鑑賞会 -

          先日コクヨさんを訪問する機会があり、その時に以下のフライヤーを見て、ヨコク研究所という名のリサーチ&ラボ機関があることを知りました。 フライヤーに描かれていたのは熊と蛙の間のような動物と、「もうひとつの臓器」というテキスト。 気になってサイトを見てみたら、こんな文章が紡がれていました。 なんとなく「桑沢デザイン研究所の基礎造形で学んだことに近いかも?」と感じ、上映会に参加してみました。 その体験がとても味わい深かったのと、今の気持ちを忘れたくなかったので、文章にしてみ

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          SE、人事、デザイナーと職種を変えてきた私が、経営の大学院に行くということ:入学数ヶ月編

          ここ数年、自社の「13万人全員参加型全社変革のプロジェクト」にデザイナーとしてジョインする中で、できたこともあるけれど、一方で疑問やわからないことが雪だるま式に増えてきました。 どうしたら自分の疑問を解消できるのか、会社のリーダーたちと話したり、自分なりに調べて実践してみたり、単科の経営系大学院の講座に参加して先生方に聞いたりもしましたが、「自分が納得できる何かに出会うには、自分で徹底的に考えて掴むしかないんだな」と思うようになり、経営学系の大学院に行って研究をすることにし

          SE、人事、デザイナーと職種を変えてきた私が、経営の大学院に行くということ:入学数ヶ月編

          オンラインで、ジョブシャドウイングをやってみた

          以前、ジョブシャドウイングを1週間ほどやってみました。 (会社の施策ではなく、個人で企画し、実施しています) この話をすると、「どうやって実施したのですか?」と聞かれることが増えたので、noteにまとめることにしました。 そもそもジョブシャドウイングとは?「ジョブシャドウイングとは何か」については、以下の定義が一番イメージしやすいと思います。 一言で言うと、「他の人の仕事を観察して、学ぶ取り組み」です。 ちなみに私が「シャドウイング(シャドーイング)」という言葉に初め

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          パーパス起点のリフレクションを、新入社員とメンターでやってみた

          自部署での実践に「Purpose Carving(パーパスカービング)」と名前を付けたのが2020年6月。後日、私は以下のような記事を書きました。 その後、経営層も実施し、グループ約13万人の会社における全社施策となり、さらには「HRアワード2022」企業人事部門優秀賞を受賞しました(さらっと数行で書いていますが、自分自身もびっくりです)。 最初は1on1の形で始めたPurpose Carvingですが、大人数でも実施できるよう全体を設計しなおし、今では以下の形式を主軸と

          パーパス起点のリフレクションを、新入社員とメンターでやってみた

          テレワークほぼ100%の私が、ワーケーションの可能性に目覚めるまで

          2020年3月からテレワークほぼ100%で働いており、多大なメリットを感じています。 通勤がないため体力が温存でき、ヨガやストレッチをしたくなったらすぐできて。アイデアブレストも打ち合わせもしやすくなったし、オンライン上にたくさんの人から関係性もつくりやすい。 そんな「テレワーク大好き」な私ですが、2021年11月に約2週間沖縄にワーケーションに行ったら、「ワーケーションも、めちゃくちゃ可能性があったんだ…!」と思うようになりました。 この記事では、私が実際にやってみた

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          「何がわからないか、わからない…」を脱却する。15分、2人夕会のすすめ。

          新しくプロジェクトに入ると、知らない用語が飛び交ったり、誰がキーマンなのかがわからなかったりして、なかなかパフォーマンスが出しづらくなってしまうこと、誰しもあるんじゃないかなと思います。 また、自分がチームリーダーの場合は、メンバー一人ひとりがパフォーマンスを存分発揮できるよう、土壌をはぐくむ必要があるな~~~(なかなか上手くできないけども…)とも思っています。 そんなことを思う中で実施した、「15分、2人夕会」が思ったよりも効果があったので、似たような悩みを持った人に届

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          今だからまとめる、本当に役立ったテレワークグッズ:2020年度末版

          昨年、自宅のテレワーク環境を公開した関係で、さまざまな人からテレワークグッズの相談を受けるようになりました。 我が家のテレワーク環境 2020年4月の緊急事態宣言時は、様々なテレワークグッズが品薄になりました。しかし、その後在庫も落ち着き。 「各人が快適なテレワークライフおくっているであろう」と思った2021年。 最近、テレワークグッズについてヒアリングを受けました。 聞いてくださったのは、2020年に出産をされた方。 2020年に出産されたとすると、正直、テレワーク

          今だからまとめる、本当に役立ったテレワークグッズ:2020年度末版

          社内ラジオのモデレーターになるために実践した5つのこと

          2020年4月の緊急事態宣言からテレワークになり、会社の人と対面で会うことが少なくなる中、部署に関係なく社内の人とオンラインで交流する機会が増えました。 「多くの人がオンラインにいる今って、ある種情報が届きやすくなっているんじゃないか」 そんな風に思い、様々な人に協力してもらって、全社DXプロジェクトの社内ラジオを始めました。zoomを使った「見えるラジオ」。1~2か月に1回、45分間で配信しています。 今回、そのラジオの中でモデレーターとして登壇することになりました。

          社内ラジオのモデレーターになるために実践した5つのこと

          公開1on1で、マネージャーに個人のパーパスを聴いてみた -Purpose Carving-

          公開1on1で、マネージャーに個人のパーパスを聞くことになったきっかけは、上司から言われたこんな一言でした。 コロナ禍の中、私が勤めている会社は新しい働き方にシフトし、多くの社員がテレワークとなりました。 通勤がなくなったことで体の負担は軽くなったし、時間の使い方も変わり。 いい面も多くありますが、一方で 「誰が何をしているのか見えにくくなった」 「コーヒーメーカーの前で会話したことが次につながっていくような、セレンディピティが減った」 「組織がどの方向に向いていくのかわ

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